友達やママ友の携帯の電話番号は知っているけど、自宅の番号は知らないなと思ったことはありませんか?
名前と住所がわかっていればハローページで個人宅の電話番号を探すことは可能なんです!
ハローページは個人の固定電話の電話番号を載せている電話帳です。
電話帳で個人宅の電話番号を検索するよりも簡単なNTTの番号案内サービスというものもあります!
ハローページなどの電話帳に登録されている個人宅の番号があれば、電話をするだけで教えてくれるサービスです。
ただし電話帳は誰でも見ることができるので、オレオレ詐欺などに悪用されることもあり注意が必要です。
今回はハローページなどの電話帳で個人宅の電話番号を調べることができるのか、NTTの便利なサービス、住所から個人宅の番号や名前を特定できるのかなどの情報をまとめました。
電話帳検索で個人宅の情報はハローページに載っている
ハローページはNTTが発行しているお住まいの地域の固定電話の番号を載せている電話帳のことです。
名前と住所が分かれば、個人宅の電話番号をハローページで検索することができます!
NTTで固定電話を契約していれば無料でハローページがもらうことができ、検索することができます。
うちは固定電話の契約をしてないんだけど、ハローページをみることはできないのかな?
固定電話を契約していない場合、ハローページを見る方法は二つあります。
①図書館で閲覧する方法
基本的には近くの図書館に行くと、図書館の所在地周辺のエリアのハローページを見ることができます。
遠くに住んでいる親戚や友人の電話番号を調べたい!なんて時には、大きい図書館であれば全国分のハローページを見ることができるので安心してください。
家の近くの図書館にハローページがおいてあるのか調べたい。
家の近くに大きな図書館はないんだけど、全国分のハローページはどこで見られる?
そんな時にはNTTタウンページのホームページ内の「全国の電話帳閲覧場所一覧」でどこで見ることができるのか調べられるので、参考にしてみてください♪
②ハローページは取り寄せ可能
ハローページは固定電話を契約していれば無料でもらうことができますが、契約していない場合でも取り寄せすることができるんです!
電話やNTTタウンページのホームページ内お問い合わせフォームからでも申し込めます。
ハローページと送料込みで539円かかりますが、お住いの地域だけでなくエリア外のハローページも取り寄せすることができます。
NTTが発行している電話帳には二種類あり、ハローページとタウンページがありますが、違いを知っていますか?
固定電話の番号を50音順で載せているのがハローページ、企業や会社などの電話番号を職業別で載せているのがタウンページです。
地域によってはハローページとタウンページを二冊発行しているところもあれば、一冊の前半部分が個人宅の電話番号、後半部分が会社やお店の番号と一冊にしているところもあります。
最近ハローページをみることがなくなったような気がするなぁ。
そうなんです。ハローページは2021年の10月の最終版をもって発行が終了しました。
ハローページは2005年には6500万部も発行されていましたが、2020年には120万部と減少の一途をたどり、2021年に廃刊しました。
携帯電話の普及や個人情報の取扱いに対する意識の高まり、電話によるオレオレ詐欺などの特殊詐欺の増加がハローページの廃刊に影響したようです。
実際に高齢者を狙ったオレオレ詐欺や特殊詐欺の実行犯がハローページなどの電話帳を使っていたことがわかっています!
このことから警察からNTTに、電話帳の利用者に対する個人宅の情報の掲載の意思確認が要請されているそうです。
そういえば実家の電話番号は子供の時からずっとハローページに載ったままになっているな。
ハローページの記載の確認や変更は局番なしの116に電話をかけることでできます。
固定電話の番号を電話帳に掲載しているかの確認や、掲載していた場合載せ続けるのかなど、一度家族で相談してみてもいいかもしれませんね。
ハローページは廃刊しましたが、タウンページは発行され続けており、インターネット検索もできるようになっています。
詳しくはNTTタウンページのホームページ内の「iタウンページ」を参考にしてみてください♪
NTTのサービスは電話帳で個人宅番号を調べるよりも簡単
ハローページを使うよりも簡単に個人宅の電話番号が調べられる、NTTの番号案内サービスはご存じでしょうか?
局番なしで104に電話をかけるだけで名前と住所から個人宅の電話番号やお店の電話番号まで教えてくれるサービスなんです!
ただし、無料ではなく有料です。金額は以下の通りです。
電話帳をみて調べるより電話するだけなので簡単でいいですよね!
24時間対応しているサービスだと知りませんでした!いつでも利用できるのがありがたいですね。
ただし、このサービスはハローページやタウンページに載っている個人宅や会社の電話番号しか案内されませんので注意が必要です。
視覚障害などがある場合は無料で番号案内が利用できる「ふれあい案内」、聴覚障害などがある場合にファクスで問い合わせできる「NTTファクス104」というサービスもあります。
ふれあい案内は無料で利用することができますが、事前の登録が必要です。
また、NTTファクス104は無料ではなく電話で104を利用した時と同じ料金がかかります。
自分で電話帳を開かなくても個人宅の電話番号を誰でも簡単に調べられるのがいいですね。
番号案内サービス以外の私が便利だと思うNTTのサービスをまとめてみました♪
- 114(お話し中調べ)
- 117(時報)
- 177(天気予報)
- 136(ナンバーお知らせ136)
- 159(空いたらお知らせ159)
①114(お話し中調べ)
自動音声の案内に従い、相手の電話番号を入れるだけでの話し中かどうかを調べてくれるサービスです。
②117(時報)
365日24時間、休むことなく10秒ごとに現在の時間を教えてくれます。
③177(天気予報)
電話をかけた地域の天気予報をお知らせしてくれます。他の地域の天気予報が知りたい場合は、聞きたい地域の市外局番と177と入れて電話をかけてください。
④136(ナンバーお知らせ136)
最後にかかってきた着信の日にちと電話番号をお知らせしてくれるサービスです。自動案内に従うとそのまま着信のあった番号に折り返すことも可能です。
⑤159(空いたらお知らせ159)
電話をかけた相手が話し中だった場合に、相手の電話が終わり次第知らせてくれるサービスです。
この際、通常と異なる呼び出し音でお知らせしてくれるそうです。
NTTは電話帳以外にもこんなサービスも提供していたんですね。
私が便利だなと思ったのはナンバーお知らせ136です。着信があっても表示されない固定電話や留守番設定していないときにサービスを利用してみてはいかがでしょうか?
面接の結果などの大事な電話が掛かってきたのかわかるのはありがたい!
着信の日時や番号を知ることができるだけでなく、そのまま電話を折り返すこともできる、かゆいところに手が届くサービスですよね♪
電話帳に載っている個人宅の番号から住所も特定できる
名前と住所がわかっていればハローページで個人宅の電話番号が調べられることは分かりましたが、逆に電話番号から住所や名前がわかるんでしょうか?
電話番号から個人宅の情報を知ることができるのか調べてみました。
①「電話番号で住所検索」
こちらのサイトでは市外局番と市内局番をいれると、その電話番号が使われている大まかな住所がわかります。
大まかな住所しかわからないので、個人宅の特定まではできません。
②ネットの電話帳「住所でポン」
ハローページなどの電話帳に載っている電話番号を調べられるサイトで、無料版と有料版があります。
調べたい都道府県を選択後、詳細な市区町村を選んでいくことで個人宅の名前、住所、電話番号を見ることができます。
無料版は2000年、2007年、2012年の電話帳の情報なので少し古い可能性があります。
有料版は2019年までの情報から調べられるので、最新情報が知りたい場合は会員登録をおすすめします。
有料会員はPC版月額500円、スマホ向けアプリ版480円です。
こちらのサイトでは、サイト上部の検索窓に電話番号を入れることで名前や住所を調べることも可能です。
無料アカウントでもここまで調べることができるので便利ですね!
③「電話帳検索・実(みのる)」
住所でポンと同じようなサービスで2000年、2007年、2012年の電話帳の情報から検索することができます。
こちらのサイトはお年寄りや障がいがある場合でも使いやすいように作られたサイトなので、文字が大きくできたり、太字にできたりと検索しやすいようになっています。
④カーナビで検索してみる
カーナビの機種やバージョンにもよりますが、カーナビに電話番号を入れることで住所を特定できる場合もあるそうです。
カーナビも先に紹介したサイトと同じで、ハローページやタウンページなどの電話帳の情報をもとにしています。
だから電話帳に登録されている個人宅も検索できることもあるんです。
携帯電話の番号から住所は検索できる?
残念ながら携帯電話の電話番号から住所や個人を特定することはできません。
携帯電話を管理しているのは契約している携帯会社だけなので、ネットや電話帳などでの検索をしても何か情報がでてくることはありません。
また、個人情報の保護もありますので携帯会社から第三者の誰かに勝手に教えることもないです。
ハローページに登録されていれば、無料で簡単に電話番号や住所が調べられるんだなぁ。
今回紹介した名前と住所から個人の電話番号を調べる方法と、逆に電話番号から名前や住所を調べる方法はハローページに登録されてる情報をもとに誰でも簡単に調べることができます。
簡単に検索できるからといって悪用は絶対にやめましょう!
個人情報が他人に知られてしまうことで、一番多い被害は迷惑電話や訪問セールスです。
それだけでなく名前、住所、電話番号がわかるだけで住民票もとれてしまうそうです!
住民票をとることができると本人になりすまして免許証を作ったり、お金を借りることができたり、婚姻届けを出したりなんかもできるんです。
一度流出した個人情報を取り戻すことは難しいです。なぜなら手に入れた個人情報をいろんな業者に売買する悪質な業者がいるからです。
恐ろしいですよね。名前や住んでいる場所は簡単に替えられるものではないので自分の身は自分で守りましょう!
ハローページの個人情報の掲載だけではありません。
自分宛の手紙の名前や住所がわかるところはビリビリに破いて捨てる、怪しいメールは開かないなど個人情報の流出しないように気を付けましょう!
まとめ
- 名前と住所が分かっていればハローページなどの電話帳で個人宅の電話番号を探すことは可能
- ハローページは固定電話の契約をしていれば無料で手に入る
- 固定電話の契約をしていなくても図書館で閲覧するか、取り寄せすることができる
- 携帯電話の普及やオレオレ詐欺などが影響し、2020年10月にハローページは廃刊した
- ハローページに登録されている情報であればNTTの「番号お知らせサービス」で電話番号を調べることができる
- 電話帳に載っている個人宅の番号から、ネットの電話帳「住所でポン」などのサイトやカーナビの検索を使って、名前や住所も探せる
- 携帯電話の番号から個人宅の情報は特定できない
- 簡単に検索できるからといって個人情報の悪用はしてはいけませんし、流出しないように注意する必要がある
ハローページに登録されていれば、ネットで簡単に検索できることがわかりましたね。
悪用されることもあるので、ハローページの掲載について一度確認してみてもいいかもしれません♪