エコキュートをおすすめしない理由とは!?改良点と薄型や床暖も解説♪

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エコキュートについてインターネットで調べると、「おすすめしない」とネガティブなワードが出てきて気になっていませんか?

エコキュートをおすすめしないと言われる理由は、水圧が弱い・お湯が飲料水に適さない・湯切れを起こすリスクがあることなどです。

しかしこれは10年前以上に販売されていたエコキュートの話であり、最新の機種おすすめしない理由が当てはまらないんですよ。

ここではエコキュートをおすすめしない理由と改良された点、メリットを解説しています。

エコキュートには薄型や床暖房もあるんでしょ?そっちも気になるなぁ。

エコキュートの薄型タイプや床暖房のデメリット・メリットについても紹介していますので、合わせてご覧ください。

エコキュートをおすすめしない理由は昔の話!

エコキュートは2001年頃に登場した給湯器です。その頃はいくつかの理由から「おすすめできない」と言われていました。

エコキュートをおすすめしない6つの理由とは?

エコキュートをおすすめしない理由として、次の6つがあげられます。

エコキュートをおすすめしない理由
  1. 水圧が弱い
  2. お湯が飲料水に適さない
  3. 湯切れを起こすリスクがある
  4. エコキュートの設置スペースが必要
  5. 騒音で近所迷惑になることがある
  6. 入浴剤が使えない

10年以上前に販売されていたエコキュートは、上記の理由もあり購入をおすすめできないこともありました。

しかし最新のエコキュートは改良が加えられていて、上記の理由は当てはまらないんですよ。

エコキュートをおすすめしない理由と、どのような改良がされたのかを順に解説していきますね。

1.水圧が弱い

エコキュートをおすすめしない理由で、もっとも多くあげられるのが「ガス給湯器と比べると水圧が弱い」ことです。

ガス給湯器とエコキュートには以下のような違いがあります。

  • ガス給湯器
    • バーナーやヒーターで水を加熱して各所へお湯を供給する
    • 使用する時にお湯を作り、水道の水圧をそのまま利用している
  • エコキュート
    • ヒートポンプユニットで作ったお湯をタンク内部に貯めている
    • タンク内部のお湯を各所に供給するため、水圧が減圧されている

ヒートポンプユニットとは、大気中の熱を集めてお湯を沸かす機械です。

エコキュートがガス給湯器に比べて水圧が弱いのは、仕組みの違いによるものなんですね。

しかし、エコキュートの水圧は年々改善されているんですよ。

<水圧が強いモデルが普及>

最新のエコキュートの水圧は、10年以上前に登場した高圧タイプと同等になっていて、一般的な商品でも一定以上の水圧が出ます。

ダイキンや三菱など、各メーカーから水圧の強いエコキュートも登場しています。水圧にこだわりたい場合はチェックしてみましょう♪

2.お湯が飲料水に適さない

エコキュートは、貯湯(ちょとう)タンクユニットの内部にお湯を貯めているので、生活用水としては使用できますが、飲料水には適しません。

基本的に貯湯タンクの水は毎日入れ替わっています。しかし内部の空間が常に清潔だと断言できません。

メーカーもお湯をそのまま飲料水とすることを推奨していないんです。

お湯を飲むのはおすすめしないけれど、水はそのままで大丈夫だよ♪

レバーを水にしていれば、蛇口から出るのはエコキュートを介していない水道水なので問題ありません。

ただし、お湯を飲料水として使用したい場合は、一度煮沸すれば大丈夫ですよ。

<水道直圧式エコキュートが登場>

日立の水道直圧給湯エコキュートは、貯湯タンクのお湯を熱源にして、水道管の水を直接温める仕組みになっています。

貯湯タンクユニットを介さずに、各所にお湯が供給されるため飲料水に使用できます。

飲料水や野菜の下ごしらえなどに温水をそのまま使用したいなら、日立の水道直圧給湯エコキュートがおすすめですよ。

3.湯切れを起こすリスクがある

エコキュートは深夜にお湯を作って,貯湯タンク内部に貯めておきます。

この貯めておいたお湯を使い切ってしまうことを「湯切れ」と言い、発生したらお湯を沸かす必要があるんです。

水温や外気温によって違いはありますが、エコキュートは1時間に役40L∼60Lのお湯を作ります。

浴槽にお湯をはりたい時、2~3時間ほど待つことになるので、湯切れが起きたタイミングによってはすぐに入浴できないという事態もありえます

<AIの進化で最適な湯量をコントロール>

しかし、最新のエコキュートはAIによってお湯の使用量を計測していて、データをとっています。

メーカーにもよりますが、データにもとづいて最適な湯量を自動で判断・コントロールする機能が備わっているため、湯切れのリスクが軽減されているんですよ。

4.エコキュートの設置スペースが必要

エコキュートは貯湯タンクユニットとヒートポンプユニットの2つがセットです。

そのため設置には一定のスペースが必要になります。平均的なサイズは高さ約1800㎜、横幅約650㎜、奥行き約750㎜です。

そして、貯湯ユニットは地震が起きた時に倒れないよう、基礎工事が必要な場合があります。

以上の理由から、エコキュートの設置にはある程度のスペースが必要になるんです。

<薄型エコキュートが登場>

エコキュートは角形タイプの他、狭い敷地でも設置がしやすい、薄型タイプが登場しています。

お隣のおうちとの間が狭い、マンションでエコキュートを置きたいと考えている場合は、薄型エコキュートを中心に探してみましょう。

ただし、薄型タイプにはデメリットもあります。下記でくわしく紹介していますので、合わせてご覧くださいね。

5.騒音で近所迷惑になることがある

エコキュートは稼働している時に運転音が出ます。

10年以上前のエコキュートだと、機種にもよりますが約50㏈∼60㏈の音が出て、近隣に迷惑をかけるおそれがありました。

50㏈∼60㏈とは、静かな事務所やデパートの店内、普通の会話くらいの音量だよ。

ブロック塀に囲まれた場所にエコキュートを設置したために、音が増副・反響して騒音問題になったケースもあるんですよ。

<騒音が出にくいタイプが登場>

最新のエコキュートは、稼働音が40ほどに下がっています。40㏈は図書館ぐらいの音量なので、深夜でも近隣の迷惑にはならないでしょう。

また、工務店によってはエコキュートの稼働音をおさえる防音パネルや工事をおこなっています。

エコキュートの音が気になる場所に設置する場合は、防音パネルの設置を検討したほうが良いでしょう。

6.入浴剤が使えない

エコキュートのフルオートタイプは、追い炊き時に浴槽内部のお湯を貯湯タンクユニットに戻して温めなおします。

その際、お湯は配管内部を循環するため、入浴剤の成分に影響を受けてしまい、詰まりや水漏れの原因になるおそれがあるんです。

フルオートタイプ以外のオートタイプや給湯専用タイプのエコキュートは、入浴剤の制限はありません。

エコキュートの種類
  • フルオートタイプ…ボタン1つで湯はり・保温・足し湯まで、すべておまかせの全自動
  • オートタイプ…設定した湯量・湯音で湯はりのみおこない、保温や追い焚きは無し
  • 給湯専用タイプ…蛇口から浴槽へ給湯するシンプルなタイプ

<メーカーが使用できる入浴剤を試している>

エコキュートのメーカーが入浴剤を使用できるかチェックしています。

フルオートタイプでも使用可能な入浴剤は、公式ホームページや説明書に載っているので確認してみましょう♪

エコキュートはメリットがあるから売れている!

エコキュートは、なんと年間50万台も販売されているんですよ!

デメリットだらけの商品だったらここまで売れるはずがないから、それなりのメリットがあるんだよね⁉

ここからは、エコキュートの4つのメリットについて解説していきますよ。

エコキュートのメリット
  1. 電気代が安くなる
  2. 太陽光発電と組み合わせるとお得になる
  3. 断水時にお湯が使える
  4. 火事やガス中毒になる危険性が低い

1.電気代が安くなる

エコキュートが4人家族のお湯を作るのにかかる1ヶ月あたりの電気代は、関西電力エリアの場合だと約1,800円と言われています。

従来の電気温水器比べて省エネ効率がかなり高くなっており、エコキュートそのもののランニングコスト(月額費用)はとても安いんです。

ただし、エコキュートを導入すると、時間帯別に電気の単価が決まっている料金プランへ変更になります。

エコキュート以外に使う電気に関してもその影響を受けてしまいます。

出来る限り電気代の安い時間帯に電気を使うようにすれば、メリットを最大限に引き出せますよ。

2.太陽光発電と組み合わせるとお得になる

深夜電力の導入で高くなってしまう昼間の電気代に関しては、太陽光発電での電気を利用するとまかなうことが可能です。

日中は太陽光パネルが発電した電気を利用し、その他の時間帯は電力会社から安い電気を買えば良いので、毎月の電気代を安くおさえられますよ♪

まだまだ導入費用は高いですが、太陽光発電に加えて蓄電池も導入すれば、電力会社からの供給に頼らずに「電気の自給自足」の生活をすることも可能になります。

3.断水時にお湯が使える

エコキュートはタンクにお湯を貯めておくタイプの給湯器なので、普段は使用量が限定されるというデメリットがありますよね。

しかし災害などで断水になった場合に、タンクに残っているお湯を使うことができるんです!

実際に我が家でも震災時に断水した時、エコキュートのお湯でシャワーを浴びることができて、とても助かった経験があります。

浴槽の2杯分以上のお湯が常時貯まっているので、ここぞという時に役立つことは間違いないでしょう。

4.火事やガス中毒になる危険性が低い

ガスや灯油の給湯器と違い、エコキュートは燃料を燃やしてお湯を作るわけではないため、火事や不完全燃焼によるガス中毒の危険性が低いです。

燃料が漏れ出して引火するということもないので、火事に対する安全性はエコキュートの方が高いと言えますね。

エコキュートのデメリットやメリットを理解したうえで導入を検討しましょうね!

エコキュート薄型タイプのデメリットとメリットを解説

エコキュートには薄型タイプがあります。薄型タイプは「場所をとる」というエコキュートのデメリットを克服するために作られました。

タンクの底面は長方形になっていて、幅や奥行きが通常タイプの角型よりも短く設計されています。

メーカーにより違いはありますが、薄型エコキュートは幅1080~1120㎜、奥行き430~440㎜となっています。

薄型エコキュートのデメリットは3つ!

薄型エコキュートには3つのデメリットがあるんです。

薄型エコキュートのデメリット
  1. 角型に比べて高額
  2. タンクの保温効率が悪い
  3. ラインナップが少ない

1.角型に比べて高額

同じ容量・グレードのエコキュートで比較した場合、薄型エコキュートは角型エコキュートよりも、定価で15万円・実売価格でも3~5万円ほど高額なんです。

そのため、薄型と角型の両方とも設置可能なら、角型を選択する場合がほとんどです。

2.タンクの保温効率が悪い

薄型エコキュートは貯湯タンク内が2つに分かれており、角型エコキュートと比べて保温効率が悪くなっているんです。

そのため、薄型エコキュートは角型エコキュートよりも、毎月の電気代が若干高くなってしまいます。

3.ラインナップが少ない

薄型エコキュートは、フルオートタイプのみになります。

フルオートタイプは便利で使い勝手が良いですが、利用状況によってはそこまでの機能が必要ではないこともありますよね。

また、薄型エコキュートはタンク容量のバリエーションも少ないんです。370Lと460Lの2サイズか、メーカーによっては370Lのみの場合もあります。

角型エコキュートと比べると、機能や容量の面でのラインナップが少ないので、不便に感じるかもしれません。

薄型エコキュートのメリット!狭い場所に最適♪

デメリットが目立つ薄型エコキュートですが、もちろんメリットもあります。

薄型エコキュートのメリット
  1. 狭いスペースに設置できる
  2. 景観を損なわずに設置できる

1.狭いスペースに設置できる

薄型エコキュートはその名の通り奥行きが小さいため、狭いスペースに設置できることが多いんです。

住宅密集地でエコキュートを設置する場合などに、薄型エコキュートはピッタリですね。

2.景観を損なわずに設置できる

薄型エコキュートなら、お家の裏側や側面など目立ちにくい場所に設置することが可能です。

コンパクトなので、角型エコキュートだと通れなくなってしまうような狭いスペースでも、通路をふさぐことなく設置できます。

省エネだけでなく、見た目にもこだわりたい場合には、薄型エコキュートがおすすめだよ。

エコキュート床暖房のデメリットとメリットを解説

エコキュート床暖房は温水式床暖房のひとつで、エコキュートを使って沸かしたお湯を、床下のパイプに流すことで床を温めます。

エコキュート床暖房のデメリットは3つ!

エコキュートの床暖房にはデメリットが3つあります。

エコキュート床暖房のデメリット
  1. 他の床暖房より導入費用が高額
  2. 長時間使用できない
  3. 暖房機能が弱い

1.他の床暖房より導入費用が高額

深夜電力を使用してランニングコストをおさえられるのが魅力のエコキュートですが、初期費用は他の床暖房に比べて高額になります。

床暖房の初期費用の例
  • エコキュート床暖房…65万円∼
  • ガス式温水床暖房…50万円∼
  • 電気式床暖房…30万円∼

2.長時間使用できない

貯湯タンクの容量に限りのあるエコキュートを床暖房に利用すると、長時間使い続けることができません。

長時間床暖房を使用して、貯湯タンクが湯切れを起こすと、昼間の高い電力でお湯を沸かすことになってしまいます。

3.暖房機能が弱い

給湯温度が低いため、ガス給湯式の床暖房などに比べて暖まりにくいという特徴があります。

暖められる範囲にも18~26畳までと限りがあり、こちらも他の床暖房と比べて狭いです。

エコキュート床暖房のメリット!電気代が節約できる♪

ここからはエコキュート床暖房のメリットを見ていきましょう。

エコキュート床暖房のメリット
  1. 電気代が節約できる
  2. 設置スペースを削減できる
  3. CO2(二酸化炭素)の排出が少ない

1.電気代が節約できる

エコキュートの床暖房で大きなメリットとしてあげられるのが、ランニングコストの削減です。

エコキュートは大気熱を利用してお湯を沸かすため、もともとかかる電力が少ないです。

そのうえ、電気料金が安い深夜にお湯を沸かしているので、電気代を節約して床暖房を稼働させられます。

2.設置スペースを削減できる

はじめから多機能型のエコキュートを設置すれば、床暖房用に新しく機器を設置する必要がありません。

そのため土地や建物にゆとりをもたせることができるんです♪

さらにヒートポンプが外付けなため、床暖房使用時でもモーター音などの稼働音が気にならないことも魅力です。

3.CO2の排出が少ない

大気熱を利用するエコキュートは、環境にやさしいのもポイント♪

電気を使って稼働するため、CO2の排出はゼロではありませんが、ガスや灯油を使う温水式床暖房と比べると非常に省エネです。

まとめ

  • 10年以上前に販売されていたエコキュートには、水圧が弱い・お湯が飲料水に適さない・湯切れを起こすリスクがあるなど、おすすめしない理由があった
  • 最新のエコキュートは改良されており、おすすめしない理由がなくなっている
  • エコキュートは年間50万台販売されており、電気代が安くなる・太陽光発電と組み合わせるとお得・断水時にお湯が使えるなどのメリットがある
  • 薄型エコキュートのデメリットは、角型に比べて高額・タンクの保温効率が悪い・ラインナップが少ないこと
  • 薄型エコキュートのメリットは、狭いスペースに設置できる・景観を損なわないこと
  • エコキュート床暖房のデメリットは、導入費用が高額・長時間使用できない・暖房機能が弱いこと
  • エコキュート床暖房のメリットは、電気代を節約できる・設置スペースを削減できる・CO2排出が少ないこと

エコキュートをおすすめしない理由は昔の話だということがわかりましたね。

あなたのライフスタイルに合わせて、ぴったりの設備を選ぶ参考になればうれしいです。

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