非通知電話がかかってくると、誰からの電話なのか気になりますよね。
スマホに着歴が残るだけで、不快に感じたり、心配になったりするかもしれませんが安易に出ると犯罪に巻き込まれる可能性が増します。
そして、基本的に非通知電話は誰からかかってきたのか調べることできません。
スマホでなら調べることが可能なのでは?と思うかもしれませんが、わからないのが現状です。
最後に電話した相手の番号は136でわかりますが、非通知電話は調べることができません。
ストーカーや悪質ないたずらの場合、警察に対応してもらう事は可能ですが、あまり大事にはしたくないですよね。
スマホからはじまる犯罪も沢山ありますし、できるだけトラブルは回避したいあなたのために対策を調べましたので、ぜひ参考にしてください。
非通知電話を調べる時スマホは使えない!対処法とは?

現代においてスマホはなんでもできる機械になっていますが、非通知電話が誰からかかってきているのか調べることはできないのが現状です。
少し悔しい気持ちになったり、不安が解消されずにもやもやしたりしますね。
しかし、非通知電話がかかってきた時はそのまま放っておくのが無難です。
なぜかというと、いたずらやストーカーなど悪意がある場合がほとんどだからです。
もちろん電話をしてくる相手が非通知の設定にしていることに気づいていない場合もありますが、他の方法でも連絡を取ってくれるはずです。
もしかしたら、友達かもしれない、設定がうまくできていないおじいちゃんやおばあちゃんかもしれないと思ったあなた!
その素敵で優しい心は非通知電話に関しては捨てましょう。
犯罪者はその心に付け込み自身の欲求の為に行動しています。
さて、なぜ非通知電話に出てはいけないのか調べるとこんなことがわかりました。
相手に使用している番号だとばれてしまうことにより、悪質な詐欺や犯罪に巻き込まれる可能性があるのです。
例えば非通知電話をかけてきた相手が詐欺集団だったら、電話に出ることで詐欺集団に情報を渡すことになります。
「この番号は使われているから、詐欺用のメッセージを送れる。」ということはもちろん、声や話し方で性別や年代までもばれてしまいます。
もし、誤って非通知電話に出た場合は「はい。」と言うだけにしておきましょう。
「はい、○○です。」と名前を名乗るのはもっともNGです。
それではどうしたらよいのか、対策を知るとトラブルを回避できますよ♪
スマホ設定やキャリアサービスを使い着信拒否設定に!
非通知電話に出ない為の一番の方法は、着信しない設定にすることです。
これなら気づきませんし、例え友達に「なんで電話に出てくれなかったのか」と聞かれた場合も、そういう設定だったことを伝えれば喧嘩も防げます。
非通知電話を拒否するのは自分を守る方法なので、友達がまだ設定をしていないときは教えてあげましょう。
子育て中の私としては、我が子が成人していても非通知電話は拒否しておきなさいと教えます。
かかってくると、出たくなってしまうのは自然なことなので、そもそもかかってこない状況にしておくと安心ですね。
スマホにより詳細な設定方法は異なりますので、説明書を読んで確認してください。
また、auやdocomoには無料で、番号を通知せず電話をかけてきた相手に対して、通知してからかけ直すようにガイダンスして自動的に通話を終了してくれるサービスがあります。
ソフトバンクには月額100円で似たようなサービスがあるようです。
格安SIMを扱うメーカーも各社サービスがありますので、お使いのスマホやメーカーを調べて非通知電話に出ない工夫をしましょう。
不安な時は家族や信頼できる大人に相談しよう!
毎日かかってくる場合や、同じ時間にかかってくるなら、かなりの悪意を感じます。
非通知電話がかかってきたことや、不安を感じる出来事があった場合はまず家族に相談しましょう。
あなたが不安に感じていることに対して家族はしっかり向き合ってくれます。
少しお金がかかることもありますが、番号を変えるのも一つの手です。
ある程度のことが相手に伝わっている可能性があるのでとても怖い状況かと思います。
しかし、番号を変更することで相手との接点が切れることもあるので、解決策を模索していきましょう。
非通知電話を調べる時136も使えない!
非通知電話を調べるときに136という機能を思い出す場合も多いと思います。
136は何かというと、NTTのサービスで正式名称は「ナンバーお知らせ136」というみたいです。
なにを調べることができるのかというと、直近でかかってきた電話の番号がわかる便利な機能でした。
しかし、相手が非通知電話をかけてきた場合や公衆電話、国際電話、IP電話なら通知されません。
この方法でも非通知電話を調べる事はできないんですね。
ちなみに、通知されない場合でも料金はしっかり31.5円かかるそうなので気をつけてください。
非通知電話を調べる時警察に頼めば可能な場合もあり
どうしても非通知電話の相手を調べる必要がある場合は警察に対応してもらいましょう。
しかしこれは最終の最終手段です。なぜなら対応してもらえる可能性がかなり低いからです。
まず、警察に相談すると、被害の内容を説明することになります。
そうすることで、犯罪を止めるプロ集団に危険性がどれくらいあるのか判断してもらうことになります。
「#9110」に電話をすると、お住いの警察相談所にかかります。
また、学生であれば各都道府県に少年相談窓口もあるのでそちらを利用することもできます。
そして非通知電話をしてきた相手を調べるのは、度を越した脅迫電話がかかってきた場合のみです。
あなたの命が危険にさらされている状況であることが認められることが条件になります。
非通知電話だけだとなかなか調べることができないのが現状です。
なぜなら、電話番号は個人情報であり警察であっても簡単に第3者に教えられないからです。
非通知電話以外にも付きまといや、いじめなどの被害があると警察も動きやすいでしょう。
電話番号を調べてもらえたら、非通知電話をかけてきた相手に警察から連絡してもらえるため、犯罪であることを自覚しもらえます。
警察に相談すると時間がかかったり証拠を集めなくてはならなかったりとかなり疲弊することになるので、非通知電話は無視をするようにしましょう。
しかし、あなたに非通知電話以外の被害がある場合は別です。
何度非通知電話がかかってきているかや、なにか盗られたものはないか、つけられた形跡はないかなどきちんと調べる、そして何かにメモしておくことで証拠になります。
警察に行ったほうがいいのではと考えるほど被害がある場合、家族や信頼できる大人に相談するなど自分を守ることを第一に考え、相手を刺激しないように気を付けましょう。
まとめ

- 非通知電話を調べることはスマホではできない
- 非通知電話はいたずらやストーカーなど悪意のあるのがほとんどなので基本的に出ないことが一番
- 非通知電話は着信拒否しておくと安心
- 携帯電話各社で非通知電話に対するサービスがあり無料の場合も
- 何度も非通知電話がかかってきて不安を感じる場合は家族や信頼できる大人に相談する
- 非通知電話はNTTのサービス「ナンバーお知らせ136」では調べることができない
- どうしても非通知電話の相手を調べる必要がある場合は警察に対応してもらう
- 「#9110」に電話をするとお住いの警察相談所にかかる
スマホは私達にとって、とても身近ですが、犯罪に巻き込まれるリスクがあることを知っておきましょう。
この記事を読んで少し不安になってしまった場合も、非通知電話には出ないということを徹底することで、スマホからの犯罪から少しでも遠ざかれるので安心してください。
また、警察以外にもあなたを守ってくれる、心配してくれる相手はたくさんいます。
不安を感じたら家族や信頼できる大人に相談してください。