素足で歩くとわかる、フローリングのベタつきや汚れ…気になりますよね。
フローリングをさっぱりさせたいけれど、水拭きしたらダメなのか悩んでいるあなたにお教えします。
一般的なフローリングは水拭きしてもダメじゃないんですよ。
水をしっかりしぼった雑巾で、週に1度までなら水拭きしても良いんです。
正しい手順で水拭きして、フローリングをピカピカにしちゃいましょう。
ただし、オイル塗装のフローリングは水拭きしたらダメなので、注意してくださいね。

フローリングの水拭きは、腰やひざがつらいんだけど…。
腰やひざがつらいあなたには、フローリングの水拭きがラクにできるモップがおすすめですよ。
さらに、フローリングの水拭きがもっとラクになる床拭き掃除機も合わせてご紹介します。
フローリングの水拭きはダメじゃない♪週1回までOK!

フローリングを水拭きするのは、正しいやり方で行えばダメじゃないんですよ。

木材って水に弱い性質だったような…。
フローリングを水拭きしたらダメなんじゃないの?
しっかりしぼった雑巾などで拭くなら、水拭きでフローリングを傷めることはないんです。
たしかに木材は、水分を吸ってふくらんでしてしまう性質を持っています。
しかし一般的なフローリングのほとんどは、水分を吸わないように加工されているんです。
ただしオイル塗装のフローリングは、表面に保護する役目の膜が無いため、水が染み込んで変色や毛羽立ちができるおそれがあるため厳禁です。
オイル塗装したフローリングの水拭きは、避けた方が良いでしょう。
水拭きの頻度は週に1回!きれいな雑巾を使おう
実は毎日フローリングを水拭きするのは逆効果なんです。むしろ毎日丁寧に水拭きすると、ワックスがはがれてフローリングを傷めてします可能性があります。
ご家庭によって汚れ方に差が出るものの、一般のフローリングを水拭きする理想の頻度は、週に1回、最低でも月に1回です。
フローリングを水拭きする時に気をつけることは、2つあります。
1.フローリングを水拭きする頻度は週1回がベスト
フローリングを毎日ていねいに水拭きすると、ワックスが早くはがれる原因になってしまうんです。
普段は使い捨てのフロアモップなどで軽めの掃除をして、週に1回だけしっかり水拭きしましょう。
2.必ずきれいな雑巾で水拭きをする
2つ目に気をつけたいことは、フローリングを水拭きする時に雑菌の付いた雑巾を使ってはダメということです。
汚れた雑巾で水拭きすると、フローリングに雑菌が広げられてしまいます。
フローリングを水拭きする時は、きれいな雑巾を使いましょうね。
使い終わった雑巾は、きれいに洗って日光に当てて乾かすと、除菌効果があるのでおすすめですよ。
正しい手順で水拭きすればフローリングがピカピカに♪
せっかく水拭きをするなら、フローリングをピカピカにしたいですよね。それには手順が大切なんですよ。
これから、フローリングを水拭きする時の正しい手順をご紹介します。
- フロアモップのドライシートでほこりを取る
- 掃除機をかける
- 雑巾で水拭きをする
- 乾いた雑巾でから拭きをする
水拭きするための手順をくわしく見ていきましょう。
1.フロアモップのドライシートでほこりを取る
最初に掃除機をかけてしまうと、排気で細かいほこりが舞い上がる恐れがあるんです。
まずはフロアモップのドライシートで、お部屋全体のほこりや髪の毛を取り除いてしまいましょう。
2.掃除機をかける
フロアモップをかけ終えたら、掃除機で大きなゴミやフローリングの溝にたまっている細かいゴミを吸い取ります。
早く掃除を終わらせたいからといって、掃除機を力強く早いスピードでかけてしまうのは厳禁。
フローリングに掃除機を押し付けると、かえって吸引力が悪くなってしまいます。
掃除機をかける時は、背筋を伸ばして軽い力でゆっくりと動かすようにしましょう。
掃除機をかける前に水拭きしてしまうと、ゴミをフローリングの溝部分へ埋めてしまうことになるので、かならず行いましょうね。
3.雑巾で水拭きをする
フローリングに掃除機をかけ終えたら、ようやく水拭きスタートです。
水拭きの基本は、水が床に染み込んだり残ったりしないように、短い時間で仕上げることです。
雑巾を水にひたしたら、ギュッとしっかりしぼって、サッサッサッとフローリングの木目にそって素早く拭きましょう。
薄めの雑巾を使用すると、水をしぼりやすいですよ。

水だとちょっと落ちにくい汚れはどうしたら良いかな?
水だと落ちにくい汚れには、40度以上のお湯がおすすめです。
フローリングの皮脂汚れであれば、あたためるとふやけて落としやすくなります。
また、お湯だと乾くのが早いというメリットもありますよ。
お湯でも落ちない汚れには、少量の中性洗剤を溶かしたお湯で拭き取りましょう。
4.乾いた雑巾でから拭きをする
水拭きをした後にそのまま放置してしまうのは厳禁!ゴミやホコリが床に付きやすくなってしまいます。
また、床の上を歩くと足跡も付いてしまうので、必ず乾いた雑巾でから拭きして仕上げましょう。
フローリングはお家の中でも広い面積をしめるため、床がピカピカになると部屋の空気感まで変わりますよ。
特に素足ですごすことが多い夏は床のベタつきが気になるので、水拭きでしっかり汚れを落として清潔な状態をキープしたいですね。
フローリングの水拭きはモップを使うとラク!

フローリングを雑巾で水拭きすると、腰やひざに負担がかかってしまいますよね。
そんなあなたにおすすめなのが、モップを使った水拭き方法です。
モップを使用すれば、かがまなくて良いのでフローリングの水拭きがラクにできますね。
フロアモップには、大きく分けて2つの種類があります。
- 使い捨てシートを交換するタイプ
- 洗って繰り返し使用できるクロスや布のタイプ
それぞれのフロアモップの特徴をご紹介していきますね。
使い捨てのシートを交換するタイプ

使う前にシートを取り付けて、使い終わったら外して捨てるだけなのでとても簡単に水拭きができます。
フローリングを手間なくササっと水拭きしたい場合におすすめですよ。
普段はドライシートでから拭き掃除ができて、水拭きしたい時はウェットシートに変えれば良いだけなので手軽ですね。
シートにはウェットタイプの他に、ワックス効果のあるタイプなど種類も豊富です。100均でも買うことができますよ。
私はフロアモップ本体も100均で購入したことがあるのですが、頼りない作りで拭き心地がイマイチでした。
そのため買い換えた経験があるので、フロアモップ本体だけはしっかりとした製品を使用するのがおすすめです。
洗って繰り返し使用できるクロスや布のタイプ

洗って繰り返し使用できるので、エコでお財布にやさしいのがポイントです。
我が家でも使用していますが、使い捨てシートのタイプよりも、しっかり水拭きができますよ。
ただし洗った後はきちんと乾かさないと、雑菌が繁殖してイヤな臭いの原因になるので、生乾きに注意しましょうね。
モップを洗ったり水をしぼったりできるバケツがセットだと、とても便利ですよ。
フローリングの水拭きはロボット掃除機という手も♪
フローリングを水拭きしたいけれど、時間がない場合や面倒だと感じるあなたには、ロボット床拭き掃除機がおすすめです。
人気のロボット掃除機と同様に、自動で床をまんべんなく拭き掃除してくれるので、手間がかかりません。
汚れがこびりついた場所を念入りに拭ける、スティックタイプの床拭き掃除機もありますよ。
スティックタイプは、立った姿勢のまま軽い力でしっかりと拭き掃除ができる、洗浄力の高さが魅力です。
ここで、床拭き掃除機のおすすめ機種3つをご紹介します。
1.アイロボット ブラーバ 390j
アイロボットのブラーバ390jは、リビングやダイニングなど、広いお部屋の掃除に適したタイプです。
掃除機本体からはみ出る大きなクロスで、お部屋の隅々までフローリングをきれいにみがいてくれますよ。
水拭きできる「ウェットモード」【最大20畳】と「ドライモード」【最大56畳】の機能があります。
ドライモードでは市販のお掃除シートも使用可能なので、汚れたら手軽に交換できますね。
2.パナソニック Rollan(ローラン)
日本発の床拭きロボット掃除機です。念入りに掃除をする「スポットモード」機能があります。
回転式ローラーが【5分半】ごとに【30度】回転して、常にきれいな掃除面をキープしてくれるんです。もちろん市販のお掃除シートも使用できますよ。
「ドライモード」と「ウエットモード」のどちらも、一度に最大【20畳】のフローリングを拭き掃除できます。
操作ボタンが大きくて押しやすいので、ラクに操作できますね。
3.シャープ EC-FW18
フローリングワイパーにクリーナー機能が付いた2Wayタイプです。
「吸う」と「拭く」が一度に行えて、手軽に時短掃除ができて便利ですよ。
前方の吸引部でホコリを吸いながら、市販のシートで拭き掃除ができます。
先にシートで集めたゴミを、まとめて一気に吸う裏技も使えます。
本体は【1.3キロ】と軽量で、掃除や持ち運びもラクチンですよ。

床拭き掃除機があれば、水拭きがぐんとラクになりそうだね♪
床拭き掃除機には、除菌シートが使えるタイプや乾拭きと水拭きのどちらもできるタイプ、カーペットや畳にもOKなタイプと様々な種類があります。
あなたのライフスタイルに合わせて、床拭き掃除機を選びましょうね。
まとめ

- 一般的なフローリングの水拭きは、しっかりしぼった雑巾でするならダメじゃない
- オイル塗装のフローリングは、水が染み込んで変色や毛羽立ちができるおそれがあるため水拭きはダメ
- フローリングを水拭きする頻度は週に1回までOK、キレイな雑巾で行う
- ドライシート、掃除機、水拭き、乾拭きの手順でピカピカのフローリングになる
- フロアモップを使うと、腰やひざの負担が減りフローリングの水拭きがラクにできる
- フローリングの水拭きができる床拭き掃除機は、ロボットタイプとスティックタイプがある
基本的にフローリングは水拭きしてもダメではないので、週に1回汚れをしっかり落とすと気分もさっぱりしそうですね。
水拭き掃除の後は窓を開けて空気を入れ替えると、お部屋がより心地良い空間になりますよ。