ガス式衣類乾燥機の代名詞と言えばやはりリンナイの「乾太くん」ですよね!
我が家ではドラム式洗濯乾燥機を使用していますが、衣類乾燥機を導入するにあたって、乾太くんも一度は検討しました。
ですが乾太くんを既に建築済みの家に設置する際には、工事を伴うので初期費用が18万円~22万円と高額になってしまうんです。
そのため、建築時に乾太くんを設置する工事をしておけば良かった!と後悔してしまうんだとか…。
しかし、その他にも乾太くんを導入して後悔したというのも見かけることがあるんですよね。

どうして乾太くんを買って後悔したのか、もっと知りたいわ!
これから乾太くんを取り入れようと思っているあなたのために、後悔した理由、乾太くんのデメリットやメリットを詳しく説明するのでぜひご覧ください!
乾太くんを導入して後悔した理由は主に3つ!

乾太くんを導入して後悔した理由は大きく分けて3つあります!
後悔した理由を1つずつ分かりやすく解説していきますよ。
乾太くんの取り付けには工事が必要になる
乾太くんはガス式衣類乾燥機なので、家の外に排熱するための排気ダクトが必要なんです。
そのため、乾太くんの取り付け工事では、建築済みの家に設置するのであれば壁に穴を開けるという大掛かりな作業が必要になってしまいます。
建築前に分かっていれば、それに合わせて設計できたのに…と後悔する理由の1つになってしまうのでしょう。
大掛かりな工事が必要になるので初期費用が高い
マイホームの壁に穴を開けて排気ダクトを取り付ける大掛かりな工事は、もはやリフォームですよね。
一般的に乾太くん本体と、取り付けにかかる初期費用を合わせて18万円~25万円が相場だと言われています。
新居を建築する前に乾太くんの設置が分かっていれば、工事費も抑えられたのに…というのが後悔する理由の1つでしょう。
少しでも安く抑えたい、と思うかもしれませんが故障や不具合が出た時のことを考えて、保証がついているところでの購入がおすすめですよ。
乾燥するためにランニングコストがかかる
今までは洗濯後、外干しで乾かしていたので乾燥にお金はかかりませんでしたよね。
しかし乾太くんを導入すると乾燥機を回すごとにランニングコストがかかってしまうんです。
乾燥させるので当然なのですが、今まではかからなかったランニングコストは、後悔する理由の1つになるのでしょう。
しかも毎月1,000円~4,000円ほどガス代がプラスされるので、やはり負担としては大きいのではないでしょうか。
さらに、乾太くんを導入して感じたデメリット部分を細かく解説していきます。
乾太くんを導入して後悔したデメリット4選!

乾太くんを導入したものの、使っていて感じるデメリット、後悔ポイントを大公開!
実際使ったからこそ分かる、使用者のリアルな声を覗いてみましょう。
- サイズが大きい
- フィルターに付いたホコリ取りが大変
- 衣類が縮んでしまう
- ガス代が高い
1つずつ細かく解説していくので、あなたにとってデメリットと感じるかどうかもチェックしてみてくださいね。
1.本体サイズが大きい
乾太くんは3㎏、5㎏、8㎏の3種類の容量と、シーツなどの大物が乾燥できるデラックス5㎏タイプがあり、それぞれ本体の大きさが異なります。
容量 | サイズ㎜(高さ×横幅×奥行き) |
3kg | 609×550×506 |
5kg | 684×650×561 |
8kg | 684×650×641 |
デラックス5㎏ | 684×654×545 |
一体型の乾燥付き洗濯機と違い、もう1台洗濯機のような大型の家電が増えるわけですから、結構な圧迫感があります。
そして設置する位置が高すぎると出し入れが大変になってしまいますし、横並びにするには十分なスペースがないと入りません。
容量が大きいタイプを選ぶとサイズも大きくなってしまうので、設置する場合には様々な状況をシミュレーションしながら考えましょう。
2.フィルターに付いたホコリ取りが大変

ドラム式の洗濯乾燥機でも同様なのですが、乾燥機を使用すると大量のホコリがフィルターに付くんです。
ホコリをしっかり取らないと乾く時間が長くなってしまったり故障の原因になったりしてしまうんですよね。
そのため、2回~3回使用したら1度フィルターを取り外し、ホコリを取り除かなければいけません。
乾太くんを高い設置していると、フィルターを外して掃除、戻すという工程は結構な負担に感じてデメリットになってしまうでしょう。

私は身長が150㎝しかないから、高いところはあまり届かないのよね。
低身長さんは見た目や容量だけでなくフィルターの位置を確認することも大切です。
実は乾太くんは、機種によってフィルターの位置が違うんですよ。
デラックスタイプは、ドアを開けた部分にフィルターが付いているので、比較的手軽に掃除できます。
しかしデラックスタイプ以外の機種は、奥の方にフィルターが取り付けられているんです。
高い場所に設置予定で、奥行きのあるタイプを選んでしまうと、フィルター掃除が大変になり後悔することになるかもしれません。
こういったデメリットポイントを導入前に知っておくと、より本格的なシミュレーションや機種選びができるので助かりますね!
ちなみに、ドラム式の洗濯乾燥機は乾燥機を使う度にフィルターの掃除を推奨しているので、その点乾太くんの方が手間は掛かりませんよ♪
3.衣類が縮んでしまう
乾燥機を使うと、生地によっては驚くほどに縮んでしまうものがあるようです。
大事な衣類を縮ませて後悔してしまわないよう、衣類のタグ表示をしっかりチェックして、タンブラー乾燥NGのものは避けましょう。
さらに、ウール(羊毛)やシルク(絹)、皮製品は縮みやすいので特に注意が必要です。
しかし、使用者によると綿や麻の生地も縮むことがあるので、多少の縮みは覚悟が必要かもしれません。
とは言え、衣類の縮みは乾太くんだけでなくドラム式洗濯乾燥機にも共通して言えることなんです。
衣類を乾燥すると縮んでしまうのは、仕方のないことだとある程度割り切った方が良いかもしれませんね。
4.ガス代が高い
契約しているガス会社がプロパンか都市ガスかでも大きくガス代が変わってきます。
都市ガスの場合は乾燥の回数にもよりますが、月に1,000円~2,000円ほどのガス代が上がるくらいで済むようです。
しかし、プロパンだと月に4,000円ほどアップし、毎月のガス代が大幅にグンと跳ね上がってしまうんだとか…。
ガス会社が選べない状況でガス式乾燥機を導入すると、大きなデメリットに感じてしまうかもしれません。
乾太くんは後悔だけじゃないメリット9選♪

後悔した理由やデメリットばかり挙げてきたので、乾太くんの導入は諦めようと思っているあなた!
ちょっと待ってください。乾太くんの使用者たちは後悔ポイントやデメリットを感じつつも、それ以上のメリットを感じて満足しています。
乾太くんを導入したことでどんなメリットを感じているのかドドンと9つご紹介しちゃいますよ♪
- ふわふわの仕上がり
- 花粉やホコリを気にしなくていい
- 天気や時間に左右されない
- 電気式の乾燥機より短時間で済む
- 乾燥している間に次の洗濯を回すことができる
- シーツや布団など大物も乾燥できる(8㎏タイプとデラックスタイプのみ)
- 干して取り込む手間がなくなる
- 服やタオルのストックを減らせる
- 生乾き臭から解放される
使用者だから分かるメリットを、それぞれ詳しく見ていきましょう♪
1.ふわふわの仕上がり
外干しでは感じられない、ふわっふわの仕上がり。これはガス式乾燥機の乾太くんだからこそ感じられるメリットです!

子供の肌を思うと柔軟剤はあんまり使いたくないんだけど…。
我が家はドラム式洗濯乾燥機で、アトピー気味の子供がいるため柔軟剤は使っていません。
外干しや室内干しに比べるとふわふわ感はありますが、タオルはパイルが寝ていて驚くほどふわふわ!とはならないんですよね。

乾太くんのふわっふわな仕上がりは一度味わうと、とりこになってしまうこと間違いなしですよ♪
2.花粉やホコリを気にしなくていい
春は花粉やPM2.5が気になって花粉症だと、特に外干しするのが嫌になってしまいますよね。
乾太くんを使えば、花粉がつくことも、大気中のホコリが付くこともありません!
しかも、衣類から出るホコリはフィルターがしっちりキャッチしてくれるんです。
私がドラム式洗濯乾燥機を使っていて感じたことなのですが、我が家は室内のホコリの量がグッと減りました。
あまり意識していないと分からないと思うのですが、私は小さい頃からアレルギー性鼻炎持ちでホコリにとても敏感なんです。
乾燥機を使うようになって、フィルターがホコリをキャッチしているので宙に舞うホコリが激減し、鼻が痒くならなくなったことが最大のメリットでした。
私のように鼻炎や花粉症などのアレルギーがあるあなたにこそ、乾燥機はぜひおすすめですよ!
3.天気や時間に左右されない
梅雨時期は洗濯物を外に干せなくて、室内がジメジメ、乾いていないのにまた洗濯物が出てイライラ…など乾燥機がない時は天気によって左右されますよね。
地域によっては、火山灰などもありせっかく晴れていても外干しできずに室内干し、ということもあります。
しかし、乾太くんがあれば雨でも雪でも、火山灰が降っていても、天気に関係なく乾燥まで済ませてくれるんです。
洗濯の時、欠かさずチェックしていた降水確率や、降灰の風向きを気にして洗濯物の量を調整する必要もありませんよ♪

せっかく天気がいいのに今日は帰りが遅いから外干しできないわ…。
帰宅が遅くなる日は天気が良くても部屋干ししなければ…なんてことも気にしなくて済むんです!
さらに、子供がいる家庭では食べこぼしや泥汚れ、1日に何回着替えるの?!洗濯物が乾かない!なんて悩みありますよね?
乾燥機があればそんな悩みから解放され、何度でも大丈夫!と精神的な余裕も手に入れられるメリットもあります。
4.電気式の乾燥機よりも短時間で済む
電気式の洗濯乾燥機は、洗濯から乾燥に2時間半~3時間かかることは当たり前なんです。
しかしガス式の乾太くんなら、パワフルなパワーのお陰で乾燥時間が電気式に比べて約3分の1に短縮できるんですよ!
つまり、1回の乾燥に掛かる時間は約50分~80分ほどで済むことになるんです。
電気式だとガス代が掛からない分、ランニングコストが抑えられるのでは?と思われるかもしれませんが、稼働時間が長くなるので電気代もかさみます。
そのため、都市ガス利用の乾太くんと比較すると、ランニングコストはあまり変わらないのではないかな、と感じました。
5.乾燥をしている間に他の洗濯物を回すことができる
これは洗濯機と乾燥機が別だからこそできる強みですよね♪
一体型の洗濯乾燥機だと、1回の洗濯~乾燥が終わるまでに、短くても2時間超えです。
洗濯物の量が多ければ3時間ほどかかることもしょっちゅうなんですよ。

うちは7人家族だから洗濯は毎日最低2回、多ければ3~4回することも…。
大家族で洗濯物が多く、どんどん洗濯を回したいあなたには別々に稼働可能な乾太くんは最高ですよ♪
6.シーツや布団などの大物も乾燥できる(8㎏とデラックスタイプのみ)
シーツや布団は、とびきり晴れた日でないとなかなか洗濯するのも勇気が要りますよね。
乾太くんの容量を8㎏やデラックスタイプを選ぶと、シーツや布団類の乾燥も可能なんです♪

トイトレ中の子供が毎日おねしょするから、シーツを何度も洗濯しなくちゃいけなくて乾かないのが悩み…。
子供のトイトレ期間って本当に大変ですよね。私も連日おねしょされた時は本当に大変でストレスでした…。
シーツなどの大物は乾きにくいのであまり洗濯したくないんですが、漏らしたらすぐに洗濯しないといけません。
大物は洗濯後、乾かすのに時間がかかり干す場所も広く必要になるので、乾燥機は本当に助かります!
子供が漏らしても、乾太くんがあるからまぁいいか。と怒らずに済むようになり、心のゆとりを持てますよ♪
7.干して取り込む手間がなくなる!
毎日の洗濯で、干す時間と取り込む時間、これって意外と面倒なんですよね。
1回の洗濯物を干すのにかかる時間は量にもよりますが10~30分、取り込む時間約15分!
その作業を1年間続けていれば取り込む時間だけでも、約91時間も使用していることになるんですよ。

干す時間も合わせると約180時間以上!?そんなに時間を使っていたなんて知らなかった!
洗濯に掛ける時間と手間の節約で、自分の趣味や家族との団らんを増やしてより有意義に過ごすことができるようになるかもしれませんよ♪
ちなみに、私は虫が本っ当に苦手で、外干しするのがとてもストレスでした。
外に干すと春から秋頃までは虫がついていたりすることもあって、その度に大騒ぎしていたんです。
なので私のような虫嫌いさん、忙しいワーママさん、腰痛持ちさんにはもっと早く取り入れていれば良かった!と後悔しちゃうくらい快適でおすすめです♪
8.服やタオルのストックを減らすことができる
洗濯して乾燥まで約2時間で終わるので、必要以上に洗い替えやストックを持つ必要がなくなるんです。
毎日着る制服、子供の体操服、1日に2~5枚タオルを使ってバスタオルを家族分使います。
今までは雨で乾かないことを考え常に予備として洗い替えや、人数の倍量のタオルを所持していました。
しかし、乾燥機を使うと2時間半以内にはふかふかの状態で仕上がっているので、洗い替えが要らなくなったんです。
子供はすぐにサイズアップするため、洗い替え用に体操服や制服を買うのはもったいないですよね。
洗い替えが必要なくなれば、1枚に掛けられる予算も上がるのでお気に入りを買う時も、気持ちよく購入することができるようになりますよ♪
9.生乾き臭から解放される
タオルを使用した時の生乾き臭…とっても嫌ですよね。きちんと乾かしているのに何故?と思ってしまいます。
乾太くんは2018年から消臭除菌効果を搭載し、生乾き臭の原因である「モラクセラ菌」という菌を99.9%除去してくれるんです。
誰もが一度は感じたことのある生乾き臭、乾太くんを使って乾燥することでもうサヨナラできちゃいますよ♪
まとめ

- ガス式の乾燥機乾太くんを取り入れて後悔した理由は、もっと早く検討しておけばよかった思うこと
- 既に建築済みの家に乾太くんを導入するには、排熱ダクトの設置が必要になり、壁に穴を開ける大掛かりな工事を行う
- 初期費用が約18~25万円と高額なうえ、ランニングコストがかかるので後悔してしまう
- 乾太くんを使用したデメリットは主に4つあり、本体サイズが大きいこと、2~3回に1度フィルターのホコリを取るので設置場所が高いと大変なことなどがある
- 乾燥機を使うと衣類によって縮むことがあり特にウール(羊毛)、シルク(絹)は注意が必要!それ以外も縮むことを覚悟した方が良い
- 都市ガスだと1,000円~2,000円、プロパンだと2,000~4,000円ほどと毎月のガス代が高くなる
- 乾太くんを導入するメリットは全部で9つ!ふわふわな仕上がり、花粉やホコリ、天気を気にしなくて良いのでアレルギーでも安心!
- 電気式の乾燥機と比べ約3分の1も時短になる、乾燥中に次の洗濯ができる、シーツや布団も乾燥可能(8㎏、デラックスタイプのみ)
- 乾太くんを使うと干して取り込む手間がなくなるので時間を有意義に使える、洗濯から乾燥まで2時間ほどで終わるのためタオルや衣類のストックを減らせる
- 2018年から消臭除菌効果搭載で生乾き臭の原因「モラクセラ菌」を99.9%除去してくれるので嫌な臭いから解放される
乾太くんを実際に使用して後悔した理由や、デメリットが分かると事前に対処することができますよ。
デメリットやメリットを見て、自分のライフスタイルに合った機種を選べるといいですね♪
コメント