コーヒーを飲んだ後に吐き気がしたり、胃がムカムカしたり…。
そんな体調不良が起こるのはコーヒーに含まれるカフェインによって胃液が過剰に分泌されることが原因なんです。
コーヒーによる吐き気を抑えるには深呼吸やストレッチで自律神経を整える方法や、水や牛乳を飲む方法などがあります。
コーヒーアレルギーやカフェイン中毒の場合も自律神経を整えることで吐き気を抑えることができます。
また、今までは普通に飲めていても妊娠したことにより吐き気を感じることがあります。
妊娠している場合、コーヒーの代わりにノンカフェインのタンポポコーヒーがおすすめです。
コーヒーを飲んだ後の吐き気の抑える方法や原因、コーヒーアレルギーの症状、妊娠中のコーヒーの代用品におすすめなタンポポコーヒーをご紹介します♪

コーヒーを飲んだ後の吐き気を抑える方法と原因は?

コーヒーを飲んだ後に感じる吐き気や胃の不快感を抑える方法には、どんなものがあるのかまとめてみました。
コーヒーを飲んだ後の吐き気を抑える5つの方法♪
私は朝食を食べずにコーヒーだけ飲むと気持ち悪くなる経験があったんです。

外でもすぐできる、吐き気を抑える方法はないかな?
外出先でもできる、吐き気を抑える手軽な方法を調べてみました。
①深呼吸
深呼吸をすることで胃の調子を整え、吐き気を抑えることができます。
また、自律神経のバランスを整えることもできるので、心を落ち着かせ、集中力を高める効果もあります。
②ストレッチ
ストレッチをすることで自律神経のバランスを整えることと体を温める効果が期待できます。
体を温めると、コーヒーの中に含まれるカフェインの作用で興奮状態になり、血流が悪くなった体を整える効果があります。
③水を飲む
水を飲むことで体中のカフェイン濃度を薄めることができます。
胃腸を整えることを考えると、冷たい水よりも白湯など温かい水を飲むことをおすすめします。
④牛乳を飲む
牛乳には胃の粘膜を守る働きがあります。牛乳も水と同じく、冷たいものではなく、温めた方がよいでしょう。
⑤ガムを噛む
ガムを噛むことで口の中に唾液が分泌され、胸やけや吐き気を抑えることができます。
またガムのさわやかな味は、口の中がすっきりするので、吐き気を抑える効果が期待できるでしょう。
どの方法も吐き気や、胃の気持ち悪さを感じたらすぐ試せるのがいいですよね♪
なぜコーヒーを飲んだ後に吐き気を感じるの?
調べてみるとコーヒーを飲んだ後に吐き気や胃に不快感を感じるのは、コーヒーに含まれるカフェインなどの成分が大きく関係していることがわかりました。
①空腹時にコーヒーを飲むと吐き気がする場合
実は空腹時や胃の中に食べ物が少ない時にコーヒーを飲むと気持ち悪くなりやすいです。
それはカフェインによって胃液が過剰に分泌され、胃を刺激してしまうからなんです。
空腹時にコーヒーを飲むのを避け、何か食べながら飲むのをおすすめします♪
②カフェインによる興奮作用で自律神経のバランスが崩れ、吐き気を感じる場合
仕事に集中したい時や今日は徹夜するという時にコーヒーを飲むことありますよね?
コーヒーに含まれるカフェインには集中力ややる気をアップされる効果や、眠気を抑える効果があるんです。
しかしカフェインの摂りすぎは、脳を覚醒させる交感神経が働きすぎてしまいます。
それに加え、リラックスさせる副交感神経が働きにくくなる作用もあるので自律神経のバランスが崩れてしまうんです。
体内のバランスが崩れることにより、吐き気だけでなく、頭痛や気持ち悪さなんかも感じてしまう原因になります。
③クロロゲン酸でムカムカする場合
コーヒーには苦みや香りの成分のクロロゲン酸という、ポリフェノールの一種が含まれています。
コーヒーだけでなく、緑茶や紅茶などにも含まれている成分です。
クロロゲン酸は胃の働きを活性化させ、糖の吸収をゆっくりさせる良い効果もあります。
しかし空腹時に摂ると胃液を過剰に分泌させてしまうので胃がムカムカする原因になります。
コーヒーだけでなく、緑茶や紅茶を飲んだあとに気持ちが悪くなるという場合はクロロゲン酸が原因だと言えるでしょう。

私は朝一番の空腹時にコーヒーを飲むことが原因で吐き気を感じていたのかも!
起床後の空腹時にコーヒーを飲むと気持ち悪さや体調が悪いと感じている場合は、きちんと朝食を摂ることで解決できそうですよね。
朝ご飯は一日のエネルギーになり、頭の回転や集中力アップにも影響するといわれているので、ちゃんと朝食を摂ることをおすすめします♪
コーヒーを飲むと吐き気がするのは体質に関係がある!

コーヒーを飲むことで吐き気や気持ち悪さを覚える場合は、コーヒーアレルギーやカフェイン中毒など体質に問題がある可能性があります。
コーヒーアレルギーやカフェイン中毒になると、体にどのような影響が出るのか解説していきます。
コーヒーアレルギーってどんな症状がでるの?
コーヒーアレルギーは飲んですぐに症状が出るというわけではなく、飲んでから数時間後に体に影響が出てきます。主な症状はこちらです。
<吐き気>
吐き気はコーヒーアレルギーの代表的な症状ですが、空腹時やカフェインの過剰摂取でも同じように感じることがあるのでわかりにくいかもしれません。
コーヒーを飲んでから数時間後に吐き気を感じたときは、コーヒーアレルギーを疑った方がいいかもしれません。
<頭痛、めまい>
頭痛やめまいもコーヒーを飲んでから数時間後に出る症状です。
コーヒーの種類をノンカフェインのものに代えたり、痛み止めの市販薬を飲んだりするといいでしょう。
<蕁麻疹(じんましん)>
かゆみを伴う蕁麻疹はアレルギー体質の代表的な症状です。
コーヒーを飲むたびに蕁麻疹が出る時はコーヒーアレルギーの可能性が高いです。
<貧血>
コーヒーには苦みの成分のタンニンという、ポリフェノールの一種が含まれています。
タンニンは鉄分やミネラルを吸収しにくくする働きがあるので、貧血になりやすくなってしまいます。
<せき、くしゃみ>
花粉などのアレルギーと同じで、せきやくしゃみが止まらない症状が出ることがあります。
アレルギー体質の場合は注意した方がいいかもしれません。
<腹痛>
カフェインの成分が作用して腹痛を起こすことがあります。コーヒーを飲むたびに繰り返し、腹痛になる場合はアレルギーかもしれませんよ。
軽いアレルギー症状であれば、コーヒーを飲む回数や量を少なくしたり、ノンカフェインに変更したり、痛み止めや吐き気止めなどの市販薬を飲んだりするだけでもいいかもしれません。
しかし、日常生活に支障をきたすほどの体調不良が起こる場合は、病院を受診した方がいいでしょう。
気付かないうちにカフェイン中毒になっているかも!?
コーヒーアレルギーと同じような症状が出るカフェイン中毒というものがあります。
カフェイン中毒も吐き気や頭痛、めまいに加え、手の震えや動悸などの症状があります。
あなたは1日に何度もコーヒーを飲みたくなったり、飲まないと気持ちが落ち着かなくなったりしていませんか?
知らず知らずの内にカフェインの過剰な摂取を何度も繰り返していると、自律神経のバランスが崩れ、カフェインが不足すると脳が働いていないように感じてしまうんです!
そのため、必要以上にコーヒーを欲するようになり、飲まずにはいられなくなってしまいます。
カフェイン中毒の場合、いきなりコーヒーの摂取量を減らすと、頭痛やめまいなどの症状が出やすいです。
コーヒーは1日に2、3杯が適量だと言われているので、これよりも多い場合は少しづつ減らすように頑張ってみましょう。
カフェイン中毒により吐き気がある場合も、深呼吸やストレッチなどの対処法で吐き気を抑えることができますよ。
コーヒーで吐き気がするのは妊娠のサイン?

今まで普通にコーヒーが飲めていたのに、いきなり吐き気を感じるようになったときは、妊娠しているからかもしれません。
妊娠すると嗅覚や味覚が敏感になり、今まで好きなものでも突然受け付けないこともよくあるんです。
妊娠中のカフェイン摂取の注意点やコーヒーの代用品、タンポポコーヒーはどんなものなのかご紹介します。
妊娠中でもコーヒーは1日2杯までなら飲んでも大丈夫!
コーヒーに含まれるカフェインは吐き気を感じさせるだけでなく、鉄分や亜鉛などのミネラルの吸収をしにくくさせる働きがあります。
元々妊娠中は貧血になりやすいですが、コーヒーを過剰摂取することにより余計貧血になりやすくなってしまうんです。
また、過剰なカフェイン摂取はめまいや動悸、不眠などあなたの体ばかりか、胎児の健康リスクが高くなる可能性もあります。
コーヒーを飲むのは1日に1、2杯までなら摂取してもいいので必ず守るようにしましょう♪
普通のコーヒーの代わりにカフェインを含まないコーヒーを飲むのも良いですね。
よく目にする「ノンカフェイン」「カフェインレス」「デカフェ」という表記、そもそもの違いをご存じですか?
- ノンカフェイン…カフェインを全く含まないもの
- カフェインレス…わずかにカフェインが含まれているコーヒーからカフェインを取り除いたもの
- デカフェ…わずかにカフェインが含まれているもの
私はカフェインレスコーヒーのつもりでデカフェを注文したことがあったんですが、わずかにカフェインが含まれていることを知りませんでした!
妊娠中におすすめはノンカフェインのタンポポコーヒー

妊婦さんにはノンカフェインコーヒーの中でも、タンポポコーヒーがおすすめなんです!
タンポポコーヒーはその名の通り、お花のタンポポの根や茎を焙煎させて作られたコーヒーです。
普通のコーヒーに比べると、コクや苦みがなくアメリカンコーヒーのように飲みやすいものなんです。
タンポポコーヒーには妊婦さんにだけでなく、体にいい効果ばかりなんです。
- カリウム…むくみ予防
- イヌリン…便秘解消
- カルシウム…骨の強化
- ビタミンA…抗酸化作用、エイジングケア
- 鉄分…貧血防止
妊娠していると貧血になりやすかったり、お腹の中の赤ちゃんにカルシウムがとられやすかったりするので、体に良い成分がたくさん含まれているのが嬉しいですね♪
また、タンポポコーヒーには母乳の出を良くする効果もあると言われています。
母乳を分泌させるホルモンの促進、新陳代謝の向上など産後のママにもタンポポコーヒーはおすすめです。
私はカフェインによる吐き気や胃のムカムカを感じていたので、ノンカフェインのタンポポコーヒーを試してみようと思いました!
まとめ

- コーヒーを飲んだ後の吐き気を抑えるには、深呼吸やストレッチで自律神経を整えたり、水や牛乳を飲んで体内のカフェインの濃度を薄めたりする方法がある
- コーヒーで吐き気を感じるのは、コーヒーに含まれるカフェインやクロロゲン酸による胃液の過剰分泌や自律神経の乱れが原因
- コーヒーを飲んだことによる吐き気などの体調不良は、コーヒーアレルギーやカフェイン中毒など体質による場合がある
- コーヒーアレルギーやカフェイン中毒で吐き気がある場合も、深呼吸やストレッチで自律神経を整えることで吐き気を抑えることができる
- 今まで普通にコーヒーを飲めていたのに突然吐き気を感じるようになった場合は、妊娠した可能性もある
- 妊娠した時におすすめのコーヒーは、貧血予防や母乳の出を良くする効果のあるタンポポコーヒー
深呼吸やストレッチ、水を飲むなど吐き気を抑える簡単な方法はすぐに行うことができるので、試してみてください。
繰り返し体調不良が起こる場合には、病院の受診をおすすめします。
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