眉毛を脱色したい!と思ったらすぐに思い浮かぶのは、エピラットの脱色クリームではありませんか?
バレリーナのイラストが印象的な、あの脱色クリームね!
今回は、エピラットの脱色クリームでちょうどよい茶色の眉毛にするための放置時間を、実体験を元に解説いたします!
安価で買える脱色クリームと言えばエピラット!手軽に買える上に塗って放置するだけなので簡単♪
だけど放置時間を間違えて、金キラキン眉毛になった経験をしたのは私だけではないはず…。
ちょうどよい茶眉になれれば、顔全体の雰囲気が垢抜けるだけでなく、眉毛のメイク時間をグッと短縮できますよ!
準備するものや、脱色の手順もご紹介しますので、是非一緒に試してみてください。
眉毛を脱色する時エピラットだと時間は10分が目安♪
今回、私が脱色のためにエピラット脱色クリームを眉毛につけていた時間は、10分を2セットです!
ちなみに使用したのはエピラットの敏感肌用(紫)のパッケージのもの。
緑のエピラットもあり、そちらは放置時間も異なります。後程解説いたします!
眉毛は重なり合って生えているので、敏感肌用のエピラットでは1回で中の毛まで染まりませんでした。
ただ眉毛の上にクリームをモリっとのせるだけでは、2回やってもしっかりした茶眉にはなりませんよ!
〈そもそもエピラット脱色クリームとは〉
クラシエから発売されている、エピラットの脱色クリームは本来、腕や足の毛を脱色するために作られたクリームです。
商品名の「エピラット」とは、フランス語で「脱毛」を意味するepilatoire(エピラトワール)が由来なんですよ♪
1983年に日本で脱毛クリームとして誕生し、その後シリーズ化して脱色クリームも誕生しました。
女性の肌を研究して作られたむだ毛処理剤でメインは脱毛クリームなんです。
便利なクリームですが、眉毛は目に近くで皮膚が薄く荒れやすいので、脱色を頻繁にするのはおすすめできません。
眉毛の脱色の頻度は、眉毛のほとんどが生え変わったタイミングがベスト。
脱色した部分が中途半端に残っている状態で、再度脱色してしまうと、色ムラが出てしまうので要注意。
黒眉毛が生えてきだしたら、眉マスカラで対応するのも一つの手です。
眉毛を脱色すると得られるメリットがたくさん
アイブロウメイクの重要性が注目されている中、眉毛を脱色することはとても簡単に垢抜けられる方法です♪
髪のトーンが明るい場合は特に、眉毛の色を少し明るめにするとグッと顔の印象が明るくなり透明感がでます。
眉毛が地毛の状態で黒っぽいと、髪が明るくてアイメイクなどが整っていても野暮ったい印象にりがちです。
黒髪でも脱色していいの?
髪の毛が真っ黒でも、少し脱色すると垢抜け感を演出できますよ!
アイメイクや肌メイクを頑張っているのに、なんだか垢抜けない印象でお悩みのあなた!
黒髪だから眉毛だけ明るいと浮いちゃうんじゃない?と思っているそこのあなた!
顔の野暮ったさが劇的に変わりますよ。是非眉毛脱色チャレンジしましょう♪
濃いめ眉毛さんでも眉毛脱色するとナチュラルなふわ眉になれるのもいいところ。
眉毛が多く濃い場合でも、眉毛の脱色するとやわらかい印象になれますよ。
ふわっと感が出て、ナチュラルメイクの仕上がりも、より自然なものになります♪
メンズも眉毛を脱色するとおしゃれな印象になれる!
男性も、髪色を明るめにしている場合は眉毛の色みにもしっかり気を使って、よりおしゃれな雰囲気にしちゃいましょう!
美容室でカラーをしてもらう際、「眉毛も一緒に染めてください」というのもあり。
時間が経って眉毛が黒くなったら是非セルフ脱色にチャレンジしてみてください♪
眉毛脱色は放置しすぎると金眉に!時間は要注意
眉毛を脱色する時に、注意しておきたいのが「放置時間」です。
長い時間放置しすぎてしまうと、色が抜けすぎて金色になってしまったり、ヒリヒリと肌にダメージを与えてしまったりしますので要注意!
敏感肌用のエピラットでは、時間が短すぎるとあまり色が抜けない場合もあります。
肌の負担になる方がNGなので、午前午後にわけたり、翌日再度チャレンジしたりと、数回に分けて脱色するのがおすすめです。
眉毛を脱色するエピラットの紫と緑の違いは?
エピラットの脱色クリームにはパッケージが緑と紫の2種類があります。
違いを解説しますので、あなたにあったエピラットを選んでくださいね♪
脱色スピード | 肌への刺激 | ニオイのつよさ | |
敏感肌用(紫) | ゆっくり | 少なめ | ひかえめ |
スピーディー(緑) | 素早い | ぴりつきやすい | ヘアカラー剤のようなニオイ |
脱色スピードは紫のエピラットに比べると、緑のエピラットは素早く変化が出ます。
どちらもパッケージに「自然なゴールド仕上げ」と書いてありますが、紫のエピラットで金色にするにはかなりの時間がかかりそうです。
緑のエピラットでは1回10分間の放置時間でしっかり脱色できますが、私が使用した紫のエピラットは10分を2回でちゃんと自然な茶色に脱色できました。
肌への刺激はさすが敏感肌用、紫のエピラットは緑に比べてかなりひりつきは少なめ。
しかし、放置しすぎると敏感肌用でも刺激がありますのでご注意ください。
眉毛を脱色する時にエピラット以外に準備するもの
箱を開けた中身はこんな感じです。A剤とB剤、ヘラと脱色クリームを混ぜ合わせる容器が入っています。
眉毛を脱色するときに、準備しておくと便利なものがいくつかありますよ!
ちなみに、スピーディーも薬剤が違うだけでヘラと容器は同じものが入っています!
綿棒は細部や重なり合った眉毛の中の方を塗る時に便利です。
目の周りの皮膚は薄くて敏感なので、ワセリンなどの保護クリームを先に塗っておくと肌荒れを防げますよ!
脱色クリームを塗った眉毛の上にラップをすると液だれを防ぎ、眉毛の奥まで染めることができます。
脱色が終わった後にふき取るのは、ティッシュよりコットンがおすすめ。
脱色によりダメージを受けている肌には、ティッシュの粗さは要注意。柔らかく毛羽立ちの少ないコットンの方が、肌に優しくふき取ることができます。
いよいよ眉毛を脱色♪実際に染めてみました
私はとてもズボラなので基本はぼさ眉派。いつもパウダーのアイブローで時間をかけずにササっと描いて終わりです。
こちらは眉毛を脱色していない状態でのアイブローメイク。茶色のメイクに黒い地眉毛がしっかり浮いていますね(笑)。
眉マスカラを塗った方が垢抜けて見える!とインスタグラムなどの投稿で見かけたことはあるのですが、毎日となると正直面倒なんです。
アイブローメイクを落とすとこんな感じで、真っ黒の長めボサ眉スタイル。
エピラット脱色クリームの敏感肌用(紫)を購入し、この状態から眉毛脱色にチャレンジしてみました!
〈1.洗顔をして眉毛の汚れをしっかり洗い流す〉
眉毛の汚れをしっかりふき取り、洗い乾かします。タオルドライなどでしっかり乾かしてくださいね。
〈2.眉毛の周りに保護クリームを塗るのがおすすめ〉
敏感肌や肌荒れが気になる場合は、眉毛の周りにワセリンやニベアなど、油分のあるクリームを塗りましょう。
クリームの代わりに普段のお手入れで使っている乳液を使ってもOK!
しっかりと塗り、エピラット脱色クリームの刺激から肌を保護しましょう。
〈3.付属のヘラや綿棒でエピラット脱色クリームを眉毛に塗る〉
A剤とB剤を容器に同量絞りだします。画像はちょっと出しすぎました(笑)。もっと少なくても十分眉毛全体に塗れますよ!
付属されている緑のヘラで、眉毛全体にエピラット脱色クリームを塗っていきます。
前髪にエピラット脱色クリームが付くとその部分も脱色してしまうので、前髪は結ぶかカチューシャ、ヘアピンなどをつけるとベターです。
ボテッと眉毛全体がしっかり隠れるくらい厚めに塗るのがポイントです!
はみ出してクリームが皮膚についてしまったら、綿棒やコットンですぐにふき取りましょう。
眉毛のすきまや際(きわ)の細かい部分にもしっかり塗っていきます。
〈4.ラップを使ってクリームの液だれを防止!10分程放置する〉
液だれを防ぐために、ラップを眉毛にのせます。コットンでも大丈夫ですよ♪
この時、放置時間のチェック忘れに要注意です!時計やタイマーを活用しましょう。
10分たったらふき取るまえに、どのぐらい脱色したか様子を見ながら必要に応じて放置時間を調整してください。
〈5.エピラット脱色クリームを拭き取りしっかり洗い流す〉
エピラット脱色クリームをコットンである程度ふき取り、水と洗顔料でしっかりと洗い流しましょう。
クリームがついたまま、いきなり水で洗い流してしまうと、液だれして目に入ってしまう危険性があります。
タオルでふき、乾いた状態で眉毛の脱色具合を確認しましょう!
こちらが脱色終了後のノーメイク状態です。金キラキンにならず、いい感じの茶眉にすることができました!
こちらはメイク後。眉毛が明るくなったので、焦げ茶系のアイブローを使っていてもふんわりした印象ですね。
アイシャドウをイエロー系やオレンジ系にする時は特に、茶眉にしている方が顔とメイク全体が馴染むようです。
クリームが表に少し触れただけの状態では脱色されません。眉毛の流れに逆らって、なるべく、1本1本の全体にクリームがつけるイメージで塗ると上手く脱色できますよ!
眉毛を脱色したいけどエピラットでセルフは大丈夫?
セルフで眉毛を脱色する際に、いくつか注意点があります。
エピラット脱色クリームはもともと腕足用に販売されている商品なので、本当にセルフで目元に使用していいのか少し不安に思いますよね。
実はエピラットの箱に書いてある使用前のご注意には、「腕、足のむだ毛以外には使用しないでください。」と表記されています。
目に入る恐れがあるため、このような表記がされているようです。セルフ眉毛脱色は自己責任ですので、十分に注意して行いましょう。
上記のような場合は、皮ふがデリケートになっているためエピラット脱色クリームは使用しないでください。
使用上の注意と使わない方がいい部位
エピラット脱色クリームは紫の敏感肌用だとにおいがかなり少なめですが、必ず換気の良いところで使用しましょう。
床や家具、アクセサリーに付着すると傷める原因になります。
洗面台やお風呂場などすぐにクリームを洗い流せる場所で、アクセサリー類は全て外した状態での使用をおすすめします。
また、顔のうぶ毛、まつげ、えりあし、頭皮の脱色には使用できないと表記されているので使用は控えましょう。
クリームを落としてもひりつきが残るなら病院へ
眉毛は、目元が近いということもあり、皮膚が薄くて敏感です。
脱色中にひりつきがあれば、すぐにクリームをコットンオフするか水で洗い流しましょう。
初めての場合はもちろんですが、「前使った時は大丈夫だったけど、今日は体調があまりよくないな。」という時は要注意です。
クリームを落とした後の肌の赤みが、数日経っても残る、痛いなどの症状がある場合は病院にかかるのがおすすめです
お風呂上がりと肌荒れ中は眉毛脱色はしないで!
眉毛のセルフ脱色は、お風呂上りと肌が荒れている時はおすすめできません。
お風呂上がりは肌全体が温まり、眉毛付近の毛穴も開いています。
脱色剤が肌に入り込みすぎてしまい、肌荒れを引き起こしてしまう危険性があります。
脱色は肌にすごく負担をかけてしまうため、もともと肌が弱い、敏感肌なあなたは注意が必要です。
使用前に、少量の脱色クリームでしっかりとパッチテストをおこないましょう!
1回混ぜて余った脱色クリームは保存できる?
残念ながら1回混ぜてできあがった脱色クリームをそのまま保存することはできません。
多く余った分はティッシュでふき取りゴミ箱へ、容器はキレイに洗い流して乾かしましょう。
混ぜる前のA剤とB剤はそれぞれフタつきのチューブなので保存可能です。
内容量も多いので最初は試しに多めに作って、2回目3回目と量を調節して作りましょう。
除毛クリームと間違えないで!
こちらはエピラットシリーズの除毛クリームです。パッケージがそっくりですが、これを眉毛に塗ってしまったら大変!!
完全な眉なしになってしまいますよ!
他にも脱毛テープも販売されていますので、必ずレジに行く前に、手に持っている商品が脱色クリームで間違いないか確認してから購入しましょう。
まとめ
- エピラット(紫)の脱色クリームを眉毛につけていた時間は10分を2セット
- 眉毛の上にクリームをのせるだけではしっかり脱色できない
- 1回で染まらない場合は午前午後にわけたり、翌日再度チャレンジしたりと、数回に分けて脱色するのがおすすめ
- 黒髪、濃い眉毛、メンズも顔の印象が変わるので眉毛脱色はおすすめ
- 脱色は放置しすぎると金眉になってしまうので放置時間は要注意
- エピラットの箱には「腕、足のむだ毛以外には使用しないでください」と表記されているためセルフの眉毛脱色は自己責任
- 傷やはれもの、皮ふ疾患の症状がある、妊娠中または妊娠の可能性がある、生理日の前後や産前産後、病み上がりの回復期などはエピラットの使用を避ける
- お風呂上がりは薬剤が毛穴に入り込みすぎるため脱色するタイミングとしてはNG
- エピラットシリーズには脱色以外に除毛クリームもあるので購入の際は注意が必要
眉マスカラを塗る時も、脱色をしていない真っ黒眉毛だと色が浮いてキレイに馴染みません。
メイク時間が短くできて、さらに垢抜けられるなんて一石二鳥なので、エピラット脱色クリームで茶眉メイクを楽しみましょう♪