目にゴミが入って取れないまま寝るとどうなる?放置が危険な理由!

健康・美容

夜メイクを落としているときに、突然目の痛みを感じたことはありませんか?

まつ毛1本、マスカラの破片が入っただけで痛いですよね。

もう夜遅いし…少し目がゴロゴロする程度だから、寝るし大丈夫かな。

そんな考えはNGです。目にゴミが入って取れないからと放置する、ましてやそのまま寝るとは危険なこと!

人は「起きている」状態のとき、まばたきをしています。

まばたきをすることで、つねに涙の膜を作り出し、目の汚れをキレイにしているのです。

では「寝ている」状態のときはどうでしょう。まぶたは閉じたままになりますよね。

そうすると、ゴミはまぶたの中に残り続けることになります。

今回は目にゴミが入って、取れないまま寝るとどうなるのか?

放置が危険な理由と、目にゴミが入って取れないときの対処法を解説していきます!

目にゴミが入って取れないまま寝るのはNG!

目にゴミが入ってしまい、取れないからとそのまま放置するのは危険です。

特にNGなのは、そのまま寝ること!とお伝えしました。

我慢できるくらいの違和感であっても、目にゴミがあるまま過ごすのは避けたいところですが、起きていれば涙の力で自然と取れる可能性はあります。

しかし、寝るとそういうわけにはいきません。なぜでしょうか。

「目の傷つきやすさ」と、「目にゴミが入って取れないまま寝る」とはどういうことなのか、順を追って解説します。

目は痛みにとても敏感!小さなゴミでも傷つきやすい

目は人間の臓器のひとつ。ほかの臓器と異なる点は、外部に露出しているため、傷つきやすい環境にあることです。

そんな傷つきやすい目に、ゴミが入ってしまったとき。

ゴミがついた状態で、こするのはNG!余計に目を傷つけてしまいます。

そして、目に違和感を残したまま放置し続けるのもNG!

その違和感は、目の中にゴミが残っているからかもしれないし、ゴミはなくとも目の表面が傷ついているからかもしれません。

黒目は、知覚神経が最も多い場所。つまり、人間の体の中で、痛みに対する感覚が最もすぐれている部分なのです。

目には「ものを見る」という、とても重要な働きがあります。

そして、目の異常をいち早く察知するために、目の知覚神経は発達し、痛みに対する感覚が鋭くなっていると考えられています。

思い出してみてください。目に砂ぼこりが入ってしまったとき。

その瞬間から痛みで涙が止まりません。目が開けられなくなります。

一方で、目にまつ毛や細い糸くずが入ってゴロゴロするとき。

何も入ってないときに比べると涙はでますが、砂ぼこりが入ったときよりも涙のでる量は少なくありませんか?

この違いは、黒目が刺激されているか・白目が刺激されているかの場所の違いだと考えられます。

特に黒目は、カメラのレンズ部分にあたり、視覚にとって非常に重要な部分。

黒目は白目よりも、知覚神経が圧倒的に多いのです。

人は五感を使って、外の世界にある情報を入手していますが、そのうち80%が視覚からの情報といわれています。

情報の80%も⁉︎ほとんどの情報は目から入ってくるのね!

目は、とても大切な役割を果たしているのです。

それがわかると、目が体の中でいちばん痛みを感じやすいという理由に、納得ができますね。

目の違和感・痛みは、「緊急事態のサイン」なのです。

目に違和感を残したまま放置し続けるのは、「緊急事態のサイン」を無視しているということ。そのままにしておくのはNGです!

次に、目のお掃除をしてくれる涙の働きと、その活動時間をみてみましょう。

どうして放置したまま寝てしまうのがNGなのか、より詳しくわかってきます。

睡眠中は涙の働きがストップ!汚れを洗い流せない

目にゴミが入ったまま寝てしまっても、「寝ている間に取れるだろう」と思ってはいけません。

取れないまま放置したゴミは、寝ている間に涙で流されることはなく、目の中にずっと残っています。なぜなら、寝ている間は涙がでないからです。

先ほど思い出していただいたように、目に砂ぼこりが入ったとき、大量の涙がでます。

白目にまつ毛が入った時も、うっすらと涙がでます。

この涙は、目を異物から守るため、反射的にでるものです。その目的は、目についた異物を流しだすこと。

この記事の最初にもお伝えしたように、人は起きている間は「まばたき」をします。

そのため、つねに涙の膜が作られ、汚れが流されていきます。

しかし、寝ている間はどうでしょうか。「まばたき」をしなくなるため、涙がでません。

そうすると、閉じたまぶたの内側に汚れがたまっていきます。その汚れの固まりが「目やに」なのです。

まばたきっていつも気にしていなかったけど、とても大切なのね!

無意識にしているまばたき。実はとても大切なんです。

しかも、人は起きている間、1日に15,000回以上ものまばたきをしているといわれています。

ひゃ~!1日に15,000回以上!?それって約3秒に1回、まばたきをしているの!?

たくさんのまばたきのたびに、涙の膜が作り直され、汚れを流していきます。

しかし寝ている間は、それができなくなってしまうのです。

その結果、そのままにしたゴミは、寝ている間に涙で流されることはなく、目の中にずっと残ってしまいます。

特に、朝起きたとき、無意識に目をこすってしまうことはありませんか?

そうすると、一晩とどまっていたゴミで目を傷つけることになります。

このような理由から、目にゴミが入ったまま寝ることはNGなのです。

目にゴミが入って取れないときの対処法!涙の力が重要

ここでは、目にゴミが入って取れないときの対処法をご紹介します。

まず、目には自浄作用が備わっています。目にゴミが入ると涙がでるのはその反応です。

自浄作用:私たちが意識しなくとも、自らがキレイを保つ能力があるということ

目にゴミが入ったときは、焦らずまばたきをして、涙と一緒に流しだすようにしましょう。

「そんなの当たり前でしょう」と思うかもしれませんが、涙がいちばんの対処法なのです。

ここで、目の自浄作用として大切な働きをしている、涙の役目をご紹介します。

涙の役目
  • 目の表面をキレイに保つ
  • 外の世界から侵入する異物や細菌から目を守る
  • 目の表面を乾燥から守って潤す
  • 目の表面の組織に栄養や酸素を運ぶ
  • 黒目の表面の凸凹をなめらかな曲面にして、キレイな画像を脳に届ける

このように、涙はさまざまな働きをしてくれます。

涙は他のものとは代えがたい、大切な存在なのです。

目を涙で潤す手助けをするために、目薬を使うのもおすすめです。

目薬って、さしたあと目がスッキリするから好き!

涙の働きを助けるなら、たくさんさすわ!

いいえ!実は目薬は、たくさん点眼すればよいのではありません!1~3滴点眼するだけで十分です。

なぜなら、涙に必要な成分まで洗い流してしまうからです。

「気になるから」「スッキリするから」という理由で、1日に何度も点眼するのは避けましょう。

また、目薬には防腐剤が含まれているものがあります。

防腐剤は目への刺激となり、繰り返し点眼することで目に悪影響を与えます。防腐剤フリーの目薬を選びましょう。

私が普段使っている、おすすめの目薬はこちらです!

防腐剤フリーなうえ、涙に近い成分でつくられています。

目にしみることのない、やさしいつけ心地の人工涙液型の目薬。

小分けで4本入りのため、自宅用・外出用とわけて置いておけるのも便利です。

大切な涙の働きを守るために、さらに知ってもらいたいことがあります。

次に水道水で目を洗うことで起こりうる、目への悪影響を解説していきます。

涙の働きを守る!水道水で目を洗うのを避けたい理由

小学校のプールの時間、プールサイドに目を洗うための水道はありませんでしたか?

「プールから出たら、目を洗いましょう!」と、先生に言われていた記憶があるわ!

しかし緊急なとき以外、ゴミを取る対処法として、水道水で目を洗うことは避けましょう!

なぜなら、水道水には塩素や細菌が含まれているからです。

浄水場では、水の安全を確保するために、塩素を投入し水の消毒をしています。

消毒されているのでキレイだろうと思うかもしれませんが、それは間違い!水の中には消毒用の塩素が残っています。

また消毒された水であっても、細菌の数は一定数以下というだけで、無菌ではありません。

そのため、この塩素が目の表面を傷つけてしまい、そのうえ細菌も侵入しやすくなるのです。

さらには大切な涙の成分まで洗い流してしまいます。

その結果、ドライアイになる可能性が高まってしまうのです。

それがわかると、目についたゴミを取るために「水道水で目を洗う」のは、なるべく避けたいですよね。

しかし、これからお伝えする緊急な場合は、目を洗うことが優先されます。

水道水で目を洗うべき「緊急時」とは、どういうときかお伝えしていきます。

目に入ったゴミが取れない!緊急時は水道水で洗おう!

これからお伝えする状況のときは、水道水で目を洗いましょう。

洗眼が必要なケース
  1. 目に入ったゴミが涙で流しだされず、取れないまま痛みがあるとき
  2. 石鹸やシャンプーなどが入り、とても強い痛みがあるとき
  3. 目の中に、鉄・銅などの金属、洗剤、薬品が入ったとき

目にゴミが入って取れないままにしておくと、目を傷つける危険性が高まります。

ゴミが涙で流れでないときは、目を洗いましょう。

特に危険なのが、「金属・洗剤・薬品」が目に入ってしまったとき。

金属が目に入りそのままにすると、目の表面に付着したまま錆びてしまいます。最悪の場合、失明にいたることもあるのです。

また、洗剤や薬品が目に入ってしまうと、目を傷つけて重い視力障害を残すことがあります。

そのため「金属・洗剤・薬品」が目に入った場合は、まずは早急に大量の水道水で目を洗いましょう!

そのあとに、眼科へ行きましょう!その理由は、このあと解説します。

目にゴミが入って取れないなら眼科へ行こう!放置はNG

先ほどお伝えしたように、「金属・洗剤・薬品」が目に入った場合は、まず大量の水道水で目を洗います。

なぜなら金属の場合、時間が経つにつれて、目についた金属が取れにくくなってしまうからです。

時間の経過とともに、目の表面で金属が錆びてしまい、治療が難しくなるのです。

また、洗剤・薬剤の場合も、早急に洗い流さないと、目へのダメージがどんどん進んでしまいます。

しかし「金属・洗剤・薬品」以外であっても、目にゴミが入ってしまい涙で流れでず、水で洗っても取れないとき。そんなときは、迷わず眼科へ行きましょう!

痛みや違和感が続く場合は、ゴミが上まぶたの裏側に入り込んでいる可能性があります。

気になるからといって、目をこすりたくなるのもわかります。でもそこは、こすりたい気持ちをストップ!

上まぶたの溝にゴミが入り込むと、なかなか取れなくなってしまいます。

また、目をこすることで、ゴミが目の表面に刺さってしまうなど、傷つける可能性が高くなります。

「目にゴミが入ったけれど見つけられない・取れない」ときは、早めに眼科を受診しましょう。

また、「ゴミは取れたけれど、目の違和感が続いている」ときも一度眼科へ。

目に傷が残ってしまい、炎症が起こっているかもしれません。

「目にゴミが入って取れないくらいで、眼科へ行ってもいいのかな!?」なんて悩む必要はないのです!

自分ではたいしたことないと思っても、実は治療が必要な状態かもしれません。

なにより、いち早く治療ができることがベストです!

もし何も異常がなければ、モヤモヤした不安な気持ちが解消されます。

お医者さんの「これくらいなら大丈夫!自然に治りますよ」の言葉だけでも、安心できますよね。

そのため、少しでも目の違和感が続くときは、迷わず眼科へ行きましょう!

まとめ

  • 目は傷つきやすいため、目にゴミが入ったまま寝るのやこするのはNG
  • 「起きている」状態のときは、まばたきをすることで、つねに目の清潔を保っている
  • 「寝ている」状態のときは、まばたきをしなくなるため、涙の働きがストップしている
  • 目の中のゴミが取れないまま寝ると、ずっと目にゴミが残っていることになる
  • 目にゴミが入ってしまい取れないときは、焦らずまばたきをして涙と一緒に流しだすようにする
  • 涙でゴミを洗い流す手助けをするために、目薬を使うのもおすすめ
  • 緊急なとき以外は、水道水で目を洗うことは避ける
  • 「金属・洗剤・薬品」が目に入った場合は、早急に大量の水道水で目を洗い、眼科を受診する

このように、目にゴミが入ったとき「取れないけれど、そんなに気にならないから…」と放置してしまうのは危険なのです。

今回は、目にゴミが入ったまま寝ることがNGな理由を詳しく解説しました。

目の違和感・痛みは、緊急事態のサインです!「ゴミだけで行っていいのかな!?」なんて迷わず、眼科へ行きましょう。

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