モンテッソーリの要素を取り入れたおもちゃって生後7ヶ月の赤ちゃんには、まだ早いかしら?…と思っているあなた!

モンテッソーリのおもちゃを取り入れるのに早すぎるということはありませんよ!
実は0歳児から遊べるおもちゃでモンテッソーリを取り入れているものって意外と多いんです♪
7ヶ月頃って長い時間一人座りができ始めたり、手先が器用になってできることが増えたりして、うちの子天才⁉なんて思う場面もチラホラ…。
7ヶ月の赤ちゃんにモンテッソリーのおもちゃを与えるなら、安全性や色彩、機能がシンプルなものを選ぶようにしましょう。
7ヶ月の赤ちゃんにモンテッソーリ教育でオススメの手作りおもちゃや年齢別のモンテッソーリ教具も紹介しています。
将来困ることがないように赤ちゃんの頃から少しでも勉強させてたいというあなた必見!!
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モンテッソーリを7ヶ月からおもちゃで始めるポイント!

モンテソーリ教育は子供が自発的にしたいことを選び、集中した遊びを繰り返すことで達成感や肯定感が得られるように促しています。
モンテソーリ教育の視点で、生後7ヶ月の赤ちゃんにおもちゃを選ぶポイントは以下です。
7ヶ月頃からモンテッソーリのおもちゃを選ぶときに1番気を付けたいポイントはズバリ安全性です!
少しずつお座りできる時間も長くなってくる7ヶ月、今までは親が見せることだけで完結していた遊びも、自分でおもちゃを持って口に入れて積極的に調べるようになりますよね。
そのため、モンテッソーリの要素を取り入れたおもちゃを選ぶときは、材質や塗料の安全性をきちんと確認してあげることが大切です。
おもちゃには日本玩具協会が定めた安全基準を満たしたことを証明するSTマーク、ヨーロッパの安全基準EN71を満たしていることを証明するCEマークなどがあります。
7ヶ月と言えば歯が生え始める時期でもあるので、おもちゃを口に入れてカミカミしていたら塗料がはがれてしまっていた!なんてことも…。
そんなとき、食品衛生法をクリアしているおもちゃを選んでいたら、しまった!ということにはならず、思う存分遊ばせてあげることができます。
口に入れたらダメだよ。と言ってもまだ理解できる月齢ではないので、口に入れても安全なものを選べるといいですね。
より安全性の高いおもちゃを選びたいときには、STマークやCEマークなどをぜひチェックしてみてくださいね。
また、7ヶ月の赤ちゃんには認識しやすい赤、青、黄などの原色を使った鮮やかなおもちゃの方が目を引きます。
大人が「派手すぎないか?」と思うぐらいが子供には認識しやすい色なんです。
7ヶ月の赤ちゃんには明るく鮮やかな色のおもちゃを選んであげましょう!音がなったりするのもいいかもしれませんね。

このおもちゃ、5wayで機能がたくさんで楽しく遊べそう!
大人の視点でついつい、何通りもの遊びができる複雑なおもちゃを選びがちですが、モンテッソーリではシンプルな機能のものを選ぶのも大切なポイントです。
たくさんの機能がついているおもちゃって色々な遊びができるのでよく見えますよね。
ですが、子供はあっちもこっちも気になってしまって1つの遊びを十分に堪能することができなくなってしまうんです。
一つのおもちゃには、一つの機能があるシンプルなものを選ぶことが集中力を鍛えることにつながっていくのでしょう。
そのため、モンテッソーリ教育では、遊ぶ環境を整えることも重視されています。
子供が気に入るものを、とたくさんおもちゃを買ってあげたけど遊びこんでくれなかったのは、物があふれているせいで一つのおもちゃに集中できなかったのかもしれない…。
私たち親の役目は、子供が目の前のおもちゃだけに集中して遊べる環境を作ってあげることなんですね。
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モンテッソーリ教育を取り入れたおもちゃを紹介

ここからは、モンテッソーリ教育を取り入れた市販のおもちゃを紹介します。
カラフルな見た目で可愛いく、低月齢から使えるオーボール
網目状になっているので、両手を使い左右に持ち替えて遊ぶことができ、指先でつまむこともできます。
もし子供が気に入ってくれなくても、低価格なものが多いのでお財布にやさしいので取り入れやすいですよ。
洗える素材のものが多いので、清潔を保ちやすいのもうれしいポイントですね♪
私も3ヶ月頃にはオーボールを購入しましたが、持ちやすい形状なので3ヶ月でも持つことが出来ていましたよ。
持ったらしばらくは離さず手や口で調べていました。
遊ばない時期もありましたが、久しぶりにおもちゃ箱で見つけると転がして遊んだりキャッチボールしたり、3歳頃まで長く遊んでくれました。
当たってもそれほど痛くないし、ストラップやホルダーを付けてベビーカーやマザーズバッグに取り付けられるので、お出かけにも持って行きやすいんです。
ストラップやホルダーは100均でもあるので外出時の落下防止にもオススメですよ!
モンテッソーリ教育に欠かせない!鏡のおもちゃ
鏡は、メリーやプレイジムなどにも必ずついてるくらい鉄板アイテムなので、すでに持っているかもしれませんね♪
モンテッソーリ教育では、大きな鏡を設置することの重要性を伝えています。
壁に設置することが可能であれば、寝転がったときにも見えるような大きな鏡を設置してあげると良いでしょう。
ですが、大きな鏡を用意して設置するとなると、なかなか手間もお金もかかりますよね。
ラトル型の鏡は、握りやすく7ヶ月では自分で持って遊ぶことができます。
自分で鏡を動かすことでどの部分が見えるのか、近づけたり遠ざけたりと視覚でも楽しめるおもちゃです。
こちらの鏡は持ち手のあるラトルタイプなので、自分で持って遊べたり持ち手部分が歯がためにもなるんです。
シンプルで色使いがハッキリしているので、子供が気に入ること間違いなし!
車で移動することが多いなら車にも取り付けておくと、運転中も子供の表情などが見えて安心ですし、子供も退屈しないので一石二鳥です♪
子供が自分の顔だと認識できるのはもう少し月齢が進んでからですが、鏡に映った体の形や動きを不思議そうに眺める姿はとてもかわいらしいですよ。
鏡は生活必需品とも言えるアイテムなので、取り入れやすいのもオススメのポイントです。
モンテッソーリ教育で非常に重要な集中現象とは?
子供と遊んでいると、もう一度!もう一度!と何度も同じ遊びをせがまれたり、同じ本ばかり読まされたり…なんてことありませんか?
この「何度も繰り返して遊ぶ」行動を集中現象といって、モンテッソーリ教育では非常に大切にしているんです。
大人目線では、同じことばかりしていて飽きないかな?たまには違うもので遊んだらどうかしら?と不安になるかもしれません。
ですが、子供が満足するまで何度も繰り返し行うことで、子供は満足感や達成感を得られるのです。
初めは思うようにできず失敗したとしても、何度も挑戦して自分でやり方を変えたりすることで、小さなうちから成功体験をつむことにもつながります。
子供が集中して何度も繰り返して遊んでいるときは、決して止めず見守ってあげることが大切ですね。
モンテッソーリのおもちゃを手作り!7ヶ月の赤ちゃん向け4選

モンテッソーリの要素を取り入れたおもちゃは、市販されているものだけではなく実は自宅でも手作りすることができます。
何を買おうか迷ったときや、ほしいものが見つからないときには、まず手作りしてみて子供が好きそうなものを探してみるのも良いかもしれません。
特に、工作好きなママやパパにはかなりオススメです!
感覚あそび大好きに応える!センサリーバッグ
柔らかいぬいぐるみ、硬いブロック、砂、石ころ、ふわふわの綿、洋服のタグ…色んな感触を手や口で確認したい7ヶ月頃。
でも小さいものは口に入れると誤飲が心配だし、直接触るのが不安なものも多いですよね!
そんなときには、自宅にあるものを使ってすぐにできちゃうセンサリーバッグを作ってみましょう♪
用意するもの
- ジップロック
- 子供が興味を持っているもの
- 誤飲が心配なもの(砂や石ころ等)
- 洗濯のりや保冷剤
作り方は至ってシンプル。たったの2工程です。
ジップロックの中に触らせたいものを入れてしっかりチャック部分を閉めるだけ!
これなら裁縫が苦手、工作は不得意、というあなたでもすぐにできちゃいます。
中身が出てこないか気になるときはビニールテープなどで留めるとさらに安心ですよ♪
私は第一子が0歳の頃は、衛生面が気になりあまり色々なものを触ってほしくなくて、あえて手が届かないところに隠したり見せたりしないようにしていたんです。
神経質だと言われたこともありましたが、一人目の育児って他の人から見たら小さなことでも、色々と気になってしまうんですよね…。
ですが、子供が触りたいと興味を持っているものを一種類ずつジップロックに入れ、中身が出ないようにすれば袋の外から触ることで感触を確かめられます。
中に洗濯のりや不要になった保冷剤の中身を入れると、ぷにぷにとして柔らかい感触を楽しめるのでオススメです。
当時の私がこのやり方を知っていたら、子供が興味を持ったものをたくさん触らせてあげられたのにな…と思うので私のように衛生面が気になっているならぜひ試してみてください♪
不思議な動きに目が離せない!センサリーボトル
センサリーバッグは感触を楽しんで遊べるおもちゃですが、センサリーボトルは見て楽しむおもちゃ。
センサリーボトルの不思議な動きは、大人でも見ていると癖になり癒されるものです。
私の子供は小学生になった今でもセンサリーボトルが好きで、自分で作ったものを大事に飾っていますから長く愛用できますよ。
用意するもの
- 乳飲料などの空き容器
- 洗濯のりや保冷剤
- スパンコールやビーズ等
- ビニールテープ
センサリーバッグ同様、センサリーボトルの作り方もとても簡単!
- 空き容器にスパンコールやビーズ、ポンポンなどカラフルなものを入れる
- 容器ギリギリまで洗濯のりを入れる(不要になった保冷剤の中身でもOK)
- 蓋をしっかりと閉め、蓋部分をビニールテープなどでしっかり留めたら完成♪
食紅などで、洗濯のりに色をつけるとカラフルになりますよ。
中に入れるもので変えるだけでアレンジしやすく、手も汚れず手軽に作れるのでオススメです!
見ることで刺激になるカラフルな手作りモビール♪
モビールと言えばねんね期から取り入れられるおもちゃの代表ですよね。
7ヶ月ではもう遅い?と思って購入を戸惑ってしまうなら、自分で作ってしまえばいいのです♪
子供は赤、青、黄などハッキリとしたカラフルな色が大好き。
ビビットカラーは目につきやすいので視覚に刺激を与えてくれるので、ちょっと派手かも⁉と思うくらいとびきりカラフルな可愛いオリジナルのモビールを作っちゃいましょう。
必要なもの
- 土台になるもの(ワイヤーや木の枝、100均のスタンド等)
- 糸
- ぶらさげるもの(カラフルな厚紙、ポンポン等)
- 針(穴を空けるために使用)
- はさみやペンチ
まずはモビールの主役になるオーナメント作りからしていきましょう♪
厚紙を丸や星形など好きな形に切って真ん中に切れ目を入れたものを2つ用意します。
切れ目を重ねると立体的なオーナメントになります。
形がうまく作れるか不安なときには、100均に組み立てるだけのオーナメントも豊富に置いてあるので、それを利用するといいですよ。
ポンポンやマスコットなどは針を使って直接糸を通すこともできます。
その場合はおちないように一周糸を巻いたりボンドを付けると固定しやすいですよ。
オーナメントができたら土台になるもの(木の枝やワイヤー等)に糸を結びつけ、外れないようにしっかり留めたら完成です。
落下が心配な場合は、頭上ではなく少し離れた位置に設置してあげましょう。
季節に応じてクリスマスカラーや、ハロウィンなどのモチーフにしても可愛いですよ♪
何度でも繰り返して止まらない!ぽっとん遊び
私の子が7ヶ月頃突然していた遊びが、モンテッソーリで言ういわゆる「ぽっとん遊び」というものでした。
上の子が遊んだペンが床に散乱していて、気付いたら下の子が数本のペンとお菓子の空き箱を持って、落ちていたペンを掴んで箱に入れていたんです。
まだうまく指が使えなくて2、3本まとめて持ってしまうと箱の入り口が狭くてなかなかうまく入れられなく、1本だけ入ったらまた次を掴んで入れる。
全部出して、また初めから…と繰り返し遊んでいました。7ヶ月ってもうこんなことができるの?と驚いたものでした。
きちんとしたおもちゃでなくとも、家にある廃材などでも子供は楽しく遊んでくれるんですよね。
その動きがモンテッソーリ教育につながっていること、当時の私は知らず上手にできたことを感心していただけでした。
でも、繰り返し遊ぶことを辞めさせず、本人の意思を尊重できたことは大切なことだったのだな、と知りました。
お店などで売られているぽっとん遊びは、玉を使用していることが多く、誤飲の心配もあるので、大人がしっかり見ていて口に入れないように注意してあげられるときにしましょうね。
ぽっとん遊びを自宅で作るなら、家にある缶を利用すると簡単に作れますよ♪
茶葉の入っていた缶や粉ミルクの空き缶をそのまま使ってもOK。
中身が見えるようにしたいなら海苔の入った透明のボトル風もオススメです。
自宅に手ごろな空き容器がなければ、100均にあるドリンクボトルや空きペットボトルの上をカッターなどで切って切り口をビニールテープで覆うのも手軽でいいですよ。
ぽっとんするものは、100均に売っている大きめのポンポン(毛糸の玉のようなもの)を利用したり、ストローを10センチずつに切ったものがオススメです。
少し手間をかけられるなら、ペットボトルのキャップを2つ組み合わせて、ビニールテープでしっかり止めると、ちょうど握りやすいサイズになるので、ぽっとん落としにピッタリ♪
ペットボトルのキャップは、落としたときの音も楽しめるので何度も繰り返して遊びたくなること間違いなし!
自宅にあるものを使うと、さらに簡単にぽっとん遊びを作ることができるので、ぜひチャレンジしてみてください。
ただし、誤飲の可能性があるので必ず大人が付いて見ていてあげましょう。
ぽっとん遊びをした後は、誤飲防止のため片付けをお忘れなく!
モンテッソーリ教具を7ヶ月以降の年齢別チョイス!

7ヶ月以降になると、さらに指先を使うものが充実していくモンテッソーリのおもちゃ。
どんなものをどのくらいの年齢で取り入れていくと良いのか年齢別に見てみましょう。
7ヶ月頃 | センサリーバッグ、センサリーボトル、ぽっとん遊び |
10ヶ月頃 | ひっぱるおもちゃ、テープはがし、つみ木 |
1歳頃 | 型はめパズル、おままごと |
1歳半頃 | 円柱さし、ペグさし、100玉そろばん |
2歳頃 | あけうつし、シール遊び |
3歳頃 | ひも通し、ぬいさし |
年齢別の表に載っている遊びは、ほんの一例です。
モンテッソーリのおもちゃを取り入れるのに早すぎる!ということはありませんが、適応年齢より早いものを与えてもまだ使いこなすことが難しく遊んでくれないことも。
年齢別でおもちゃを選ぶことは大切ですが、子供が興味を示したタイミングを見逃さず、思う存分遊ばせるということも重要なんです。
毎日触れ合っているママだからこそ、子供が今好きなものはピンポイントで分かりますよね!
好きなものだけでなく、今ハマっている動作(ひっぱる、握る、はがす等)を見つけたら、その動きを取り入れたモンテッソーリのおもちゃを選んであげましょう。
興味のある動作を取り入れたおもちゃを与えることは、子供の成長を促す助けになると思います♪
そして新しいおもちゃをあげるときには、大人が一通りの遊び方を実際にやって見せてあげましょう。
遊び方が分からないと子供は遊ぶことができず、楽しさを感じることができないかもしれません。
子供は大人の真似っこをするのが大好き!大人が実際に楽しんで遊ぶお手本を見せることで、遊び方を覚えていきます。
そして、楽しんで遊べることにつながっていくんです。
100玉そろばんは、7ヶ月頃から指先を器用に使えるようになったら一つずつ指でつまむ練習になり、1歳を過ぎてからは数の練習にも役立つので一つ持っておくと長く遊べますよ!
まとめ
- モンテッソーリのおもちゃは7ヶ月頃から取り入れても早すぎることはない
- 7ヶ月頃の赤ちゃんにモンテッソーリのおもちゃを与えるなら、安全を考慮し遊びに親が付き添うべし
- 複雑な機能ではなく、シンプルな機能を持つおもちゃがオススメ
- モンテッソーリ教育では、遊ぶ環境を整えることを重視する
- 繰り返し、満足するまで遊ばせることは集中現象といってモンテッソーリ教育で重要なため、集中しているときは、遊びを止めない
- モンテッソーリのおもちゃは自宅で手作りすることができ、センサリーバッグやモビールなどがある
- おもちゃを与えるときは適応年齢や興味を持っているタイミングを見逃さない
- 初めてモンテッソーリのおもちゃをあげるときは、大人が先にお手本を見せる
- モンテッソーリ教育の年齢別のおもちゃは、1歳頃なら型はめパズル、2歳頃ならあけうつしなどがある
7ヶ月頃はお昼寝も少なくなり、起きている時間も長くなってくるので、自宅でも取り入れられる簡単なモンテッソーリのおもちゃから始めてみましょう。
子供が興味を持っているものをダメ、と言わずにやりたい気持ちを尊重してあげることで才能を伸ばしていくことにつながっていきます!
手作りでもショップでもまずは一つ試してみると、子供の反応が楽しめるかもしれません♪