妊娠中にお薦めできないお菓子|その理由と原因を徹底解明

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妊娠中に食べてはいけないお菓子があるって聞いたことあるけれど具体的にどんなもの?

ただでさえ気持ちがデリケートになる妊娠中に「食べてはいけないお菓子」なんて聞いたらドキッとしますよね。

お菓子も食べ過ぎたらいけないとはわかっているけれど、つわりで食べられるものも限られてるしあまり我慢はしたくない!

注意するべきポイントさえわかっていれば、お菓子は食べても大丈夫です!

妊娠中は高カロリーなお菓子、添加物・人工甘味料が使用されているお菓子、カフェイン・アルコールが含まれたお菓子を食べてはいけません。

この記事は妊娠中に食べてはいけないお菓子が知りたい、どんなお菓子なら妊娠中に食べても大丈夫なのかという疑問を徹底解明していきます!

妊娠中でも安心安全な食べ物や、何を食べたら赤ちゃんの成長に良いのかも解説していきますよ♪

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妊娠中に食べてはいけないお菓子の特徴と摂るべき栄養

妊婦の楽しみ、おやつタイム!つわりでご飯は食べられなくても、おやつなら!というタイプは私だけではないはず。

安心してください。ポイントさえ押さえておけば、おやつは食べても大丈夫なんです。

しかし、妊娠中に食べてはいけない、避けたほうが良いお菓子があるのもまた事実。

欲望のままむやみやたらにお菓子を食べすぎてしまうと、妊娠高血圧症行群や、妊娠糖尿病といったトラブルを引き起こす可能性も…。

妊娠中に食べてはいけないお菓子の特徴
  • 高カロリーなお菓子
  • 添加物や人工甘味料が入っているお菓子
  • カフェインが含まれているお菓子
  • アルコール入りのお菓子

妊娠中に高カロリーやカフェインが入っているお菓子を食べてはいけないのはなんとなくわかるけど、具体的な胎児への影響を知りたいですよね。

どんなお菓子が食べてはいけないのか、詳しく見ていきましょう。

高カロリーなお菓子やスナック菓子は注意が必要

高カロリーのお菓子ばかりを摂取すると、急激な体重増加や浮腫みを引き起こします。

1日のおやつでの摂取カロリーは【200k㎈】まで以下、というのが厚生労働省のバランスガイドにも表記があります。

高カロリーなお菓子を過剰に摂取した時のリスク
  • 早産や流産
  • 巨大児
  • 新生児高血糖
  • 心臓の肥大
  • 黄疸

妊娠初期に肥満は胎児の先天性奇形のリスクが高まります。

妊娠後期には妊婦自身の高血圧、糖尿病などといったトラブルの可能性が出てきますので、お菓子の量を調節しておやつを楽しみましょう。

どら焼き1つ、ショートケーキなら半分、ポテトチップスなら袋半分ほどです。

ポテトチップスのようなスナック菓子は、小さく小分けになっているものを購入するのがベター。

大袋の場合、ジッパー付きのビニールなどに入れて一気に食べないように心がけましょう!

でも、我慢できずショートケーキ丸々1個食べちゃった!という時は、翌日のおやつをやめておくなどバランスを見ながら摂取していきましょう。

低カロリーでも注意!人工甘味料や添加物入りのお菓子

注意したいのが【0k㎈】のお菓子です。「低カロリー」や「カロリーオフ」などの表記のお菓子でも、人工甘味料が使われているものは要注意!

0k㎈のものはカロリーがないのに甘さだけ感じるので、血糖値が上がらずにインスリンを異常に発生させてしまいます。

そのため、脳がもっと食べたい!と間違った信号を出してしまいます。

結果的に食欲が抑えられず、食べすぎになってしまうことがあります。

また添加物(着色料や香料など)は、石油から精製されるものも多いため、発がん性やアレルギーなどの健康上のリスクがあるという研究結果もあります。

過剰摂取での安全性が保障されていない人工甘味料や添加物の摂取は控えた方がベターです。人工甘味料は、大きく2つに分けられます。

1つめは人工的に作り出した自然食品にはない甘み成分の合成甘味料。2つめは自然界にある甘み成分を人工的に作り出した糖アルコールです。

どちらの人工甘味料も、カロリーが0もしくは砂糖に比べると低カロリーとなります。

実は身近な様々な人工甘味料
  • スクラロース
  • アセスルファムK
  • サッカリン
  • アステルパーム
  • ネオテーム
  • キシリトール

〈その1、スクラロース〉

イギリス生まれの合成甘味料の一種です。砂糖の600倍もの甘みが感じられ、消化器官に吸収されないことから0k㎈と表記されます。

水に溶けやすい性質で、虫歯になりにくいことからお菓子や清涼飲料に多く使われています。

しかし発がん性の可能性が疑われている物質で、安全性が保障されていません。

砂糖の主成分であるスクロースと合成甘味料のスクラロースも一文字違いですので間違えないようにしましょう!

〈その2、セスルファムK〉

私はこのアセスルファムKがだーいっ嫌いです!(個人の感想です。)正式にはアセスルファムカリウムといいます。

砂糖の200倍の甘さですが、甘みにコクがなく、THE人工甘味料!といった味。

お菓子の他にも、菓子パンや清涼飲料、0k㎈のお酒などにもよく入ってます。佃煮なんかに使われていることもあるとても身近な甘味料です。

ラットによる大量摂取の実験で、妊娠中のラットの胎児に影響が出たり、ラット自身が死亡したりした事例もあるそうです。

〈その3、サッカリン〉

人工甘味料の中の古株、サッカリンはなんと砂糖の700倍の甘さがあります。

にも関わらず、0k㎈なんです。もうこの時点で怖くないですか?(笑)

粉末の清涼飲料や、缶詰、漬物、魚介加工品、醤油など幅広く使われています。

過剰摂取で胃酸過多の原因になる可能性があるので要注意です。

〈その4、アステルパーム〉

砂糖の200倍の甘みがある合成甘味料の一種で、ダイエット食品やお菓子によく使われることが多い甘味料です。

しかし、最も体に悪影響を及ぼすと言われる人工甘味料なんです。

心疾患、肝機能障害、アレルギー症状など様々な健康リスクが懸念される甘味料です。

〈その5、ネオテーム〉

ネオテームはアステルパームを原料とした合成甘味料です。

その甘みは、砂糖の7000倍~13000倍。もうこの数字がゾッとしますよね…。

ガムやキャンディなどに多く使われている甘味料で、アステルパームと同様注意が必要です。

〈その6、キシリトール〉

ガムでもよく聞くキシリトール。糖アルコールの一種で、比較的安全性の高い人工甘味料です。

しかし過剰摂取するとお腹が緩くなることがあるので、摂りすぎには注意が必要です。

カフェインが含まれるお菓子は要注意!

妊婦が飲んでよいコーヒーの量は1日3~4杯までです。大量のカフェインは赤ちゃんへの健康リスクが高まります。

カフェインを過剰に摂取した時のリスク
  • 早産や流産
  • 発育不良
  • 胎児の低酸素状態
  • 鉄分やカルシウムの吸収を阻害

妊娠中にカフェインはよくないとよく聞くかと思います。なぜよくないのでしょう?

それはカフェインが胎盤の血管収縮を招き、血流の減少の可能性が出てくるからです。

そうなった場合、胎内に運ばれるはずの栄養や酸素量は低下し、胎児は発育不全や酸欠になってしまいます。

また、代謝機能が未熟な胎児の体内にカフェインが入ると、排出するのに時間がかかるため、未発達な内臓に負担がかかってしまいます。

なんと、チョコレートにもカフェインが含まれます。特に高カカオチョコレートには多くのカフェインが含まれるので注意が必要です。

妊娠中だと1日のカフェイン摂取の目安は【200㎎~300㎎】。チョコレートを食べるなら比較的にカフェインが少なめなホワイトチョコやミルクチョコレートにしましょう。

ちなみにコーヒー1杯80㎎、ほうじ茶や烏龍茶は20㎎です。高カカオチョコレートは1枚50gで40㎎、ミルクチョコレートは10㎎となります。

妊娠中にアルコールを含むお菓子は厳禁!

アルコールは妊婦の敵。さまざまな健康リスクが考えられますので極力控えましょう。

胎盤を通ったアルコールが、胎児の細胞の発達を妨げることが原因でおこる「胎児性アルコール症候群」というものがあります。

アルコールを過剰に摂取した時のリスク
  • 胎児の低体重や低身長
  • 学習面での発達障害
  • 形態異常
  • 脳性小児マヒ
  • 行動障害

アルコールが使われるお菓子は意外と多いので注意が必要です。

ウイスキーボンボンなどのチョコレート、お酒に漬け込んだドライフルーツなどがあげられます。

妊娠中はレーズンサンドや、洋酒を使ったケーキなども要注意です。食べられないお菓子代表と言っても過言ではありません!

お腹の赤ちゃんのために積極的に摂りたい栄養素

赤ちゃんのために積極的に摂るべき栄養素がいくつかあります。どんな食べ物に入っているのかを解説しましょう!

妊娠中積極的に摂取したい栄養素
  • 葉酸
  • 鉄分
  • ビタミンB12
  • 亜鉛
  • カルシウム

〈葉酸〉

妊娠中に摂るべき栄養素と言えばなんといっても葉酸です。

ビタミンB群の1つで、妊娠初期には特に活発な胎児の細胞増殖を手助けする働きがあり、神経感先天異常発生のリスクを軽減してくれます。

葉酸はブロッコリー、モロヘイヤ、イチゴ、カシューナッツなどに多く含まれています。

〈鉄分〉

赤血球の生成に欠かせないのが鉄分です。胎児が過ごす子宮内膜を作る材料となります。

赤ちゃんが過ごしやすいお腹の環境を作ってあげましょう。

ほうれん草、赤身の魚、小松菜などをに含まれていますよ!

〈ビタミンB12〉

ビタミンB群には、ビタミンB1、B2、B6、B12、ナイアシン、パントテン酸、ビオチン、葉酸と8種類あります。

なかでもビタミンB12は葉酸を活性化させる働きがあるため、葉酸を摂取するときに不可欠な存在です。

聞きなじみのないビタミンかと思いますが、レバーやしじみ、ニシンなどに多く含まれます。レバーはよく加熱してから摂取しましょう!

〈亜鉛〉

男性的なイメージがある亜鉛ですが、妊娠中の女性にとっても大切な栄養素です。

細胞分裂を促す作用があり、粘膜を形成する作用があります。うなぎやチーズ、赤身肉などに含まれています。

しかし、妊娠中免疫が下がるため、非加熱のナチュラルチーズに含まれる食中毒の一種「リステリア菌」は要注意!

モッツアレラやカマンベール、リコッタなどのチーズは避けましょう。

〈カルシウム〉

妊娠中は栄養が胎児に向かうので妊婦自身の骨粗しょう症に気を付けましょう。

カルシウムは牛乳、ヨーグルトなどの乳製品の他に、海藻や木綿豆腐から摂取することもできます!

妊娠中食べてはいけない?市販でも食べられるお菓子は

食べてはいけないお菓子は避けたいけれど、市販の商品では何がいいの?と言った疑問にお答えましょう!

妊娠中に摂ることが薦められている鉄や葉酸が取れるお菓子が市販品でもたくさんあるんですよ♪

ドラッグストアやスーパー、西松屋などでも販売されている市販のお菓子をご紹介します。

まずはこちら!ベリーの味が美味しいマクロビ派アーモンドとクランベリー味です。

葉酸が含まれるアーモンドが含まれていて、かつ低カロリーなのでおすすめです。

ザクザク食感で食べ応えあり!バター、マーガリン、白砂糖も不使用の優秀おやつです♪

次にご紹介するのはこちら!グミサプリ鉄&葉酸です。

女性は不足しがちな鉄と、葉酸が同時にとれる優れモノ!貧血を改善してくれるお菓子はこちら。程よい噛み応えで頭がさえる感じがします。

私が妊娠中に本当に愛用していた飴はこちら、和光堂の葉酸キャンディです♪

西松屋や、イオンのマタニティコーナーなどによくおいてありますよ。私自身、妊娠中はテンプレのように酸っぱいものを欲する体でした。

酸味がほどよくて気分もすっきりしばらく口のなかにあるので口さみしさも紛らわせてくれます。

食べてはいけないお菓子と同じで、飲み物もカフェインを含むものは控えた方がベター。

おやつと一緒に飲むものは、ノンカフェインのルイボスティーや、麦茶、コーヒーが好きな方はカフェインレスのたんぽぽコーヒーなどもありますよ。

食べてはいけない!と敏感になりすぎるより、赤ちゃんの成長に役立つおやつを摂るんだ♪という気持ちでおやつを楽しみましょう。

妊娠中に食べてはいけない果物もある?成分を解説!

妊娠中に食べてはいけないお菓子を避けるために、おやつに果物はいかがでしょう。

果物で妊娠中に食べてはいけない!というものはズバリありません!

おすすめの果物と、その食べ方をご紹介いたします♪

〈貧血予防に!鉄分豊富なドライフルーツ〉

ドライフルーツになっているとさらに栄養が凝縮します。干しブドウなどは特に鉄分が多く含まれています。

妊娠中はアルコールが含まれるお菓子は食べてはいけないので、洋酒で漬け込まれているものはNG。

砂糖が多く使用されているものも、避けて購入しましょう!

〈浮腫み予防に!カリウムが含まれる果物〉

カリウムは筋肉を動かし、神経の伝達に関わるミネラルの一種ですが浮腫み解消にも役立つ栄養素です。

妊娠後期になると血液の全体量が増え、むくみやすくなる傾向がありますので積極的にカリウムを摂取しましょう!

果物の中では、バナナがカリウム代表格です。アボカド、メロン、キウイにも多く含まれますよ♪

カリウムは調理の工程で、ゆで汁などに逃げてしまう傾向があるので、生食できる果物で最大限摂りましょう。

〈ビタミンC摂取にはスムージー〉

柑橘系やいちご、キウイフルーツなどはビタミンCが多く、抗酸化作用があります。

加熱すると壊れてしまいますが、水に溶けやすい性質を持っているため、たくさん摂取するにはスムージーがおすすめです。

鉄分の吸収もサポートしてくれるので一緒に生の小松菜を入れると効率よく栄養補給ができますよ!

まとめ

  • 妊娠中に食べてはいけないお菓子は高カロリーなもの、添加物・人工甘味料が使用されているもの、カフェイン・アルコールが含まれたもの
  • 高カロリーのお菓子は食べてはいけないわけではないが、量に気を付ける
  • 人工甘味料が使われているお菓子は避けた方がよい
  • チョコレートにもカフェインが含まれるため注意が必要
  • 妊娠中にアルコールの摂取は厳禁
  • 市販のお菓子で葉酸などの必要な栄養素を補うことができる
  • 妊娠中食べてはいけない果物はない

妊娠中も適度な量や食べ方を守れば、美味しいお菓子の選択肢はたくさんありますよね。

ストレスをためることなく上手に息抜きしていきましょう!

お腹の赤ちゃんのためにも、お母さん自身の健康のためにも、カロリーと添加物に気を付けて、おやつを楽しみましょう♪