リラックスタイムのために、初めてお香を焚いてみたら煙が多く、焦げ臭いように感じて想像と違ったということはありませんか?

香りを楽しみたくて買ったけど、火をつけたら煙の臭いが強くてイメージと違う…。
火をつける前とつけた後で香りのイメージが違い、思ったより煙臭いな、と感じてしまったあなたに朗報です。
お香は焚き方を変えたり、タイプの違うものを使ったりすることで、煙の出方や香りの感じ方が変わりますよ!
私は学生の頃、お香にハマって何本も焚いていたら、ある大事なことをしていなくて大変な思いをした経験があります。
私のような失敗を防ぐために正しいお香の焚き方や、煙の臭いが苦手なあなたには、煙の少ないお香も紹介するので最後までチェックしてくださいね♪
お香は煙臭いのが当たり前!?実は7種類もある!


あれ?煙の臭いで肝心の香りがあまりしない…。
初めてお香を焚いてみたら、煙の臭いの方が強く感じてしまい、思っていたより匂いがしなかったという経験ありませんか?
私も初めてお香を焚いたときは「火をつける前の香りとだいぶイメージが違うな。」と思いました。
お香は火をつけて香りを楽しむものが多いので、香水やアロマオイルなどと違って煙の臭いが強く感じられてしまうんですよね。
しかも、お香によって香りがほとんどしないものもあるんです。お香を選ぶときには品質やメーカーの選び方も大切だと言えるでしょう。
お香と言っても実は7つもの種類に分けられ、仏壇や法事で使われる線香と香りを楽しむお香は、同じものなんですよ!

お香と線香が一緒だなんてビックリ!他にはどんな種類があるの?
お香は全部で7つに分類される!種類別に紹介

<線香>
- 杉線香(仏壇や法事で使われる)と匂い線香(趣味で楽しむお香)の2つに分かれる
- 形状が複数あり、香りの種類が豊富で初心者向け

<香木>
- 芳香を放つ木材のことを指し、沈香や白檀が有名
- 種類によって加熱しても、そのままでも香りを楽しむことができる

<焼香>
- 刻んだ香木や漢薬を混ぜ合わせたもので香料の数によって三種香や五種香と呼ばれる
- 法事で使われることが多い

<抹香>
- 香料を粉末状にしたもので香時計として利用される
- 火を使わないので煙が出ない

<匂香>
- 天然の香料を匂い袋などに入れて移り香を楽しむもの
- 火を使わないので煙が苦手でも安心

<練香>
- 香木や香料を粉末状にして、はちみつや梅肉などで固めて丸薬にしたもの
- 火を使わないので煙が出ない

<塗香>
- 香料を細かい粉末にし、体に塗って香りを楽しむもの
- 水のない場所などで手を清めるために使われていた
お香には3つの形状がある!特徴を知って選ぼう♪
お香(趣味で楽しむ線香を指します)には、コーンタイプ、スティックタイプ、渦巻きタイプの3種類があります。

<コーン(円すい)タイプ>
- 燃焼時間が短い(8分~20分)
- 匂いが広がりやすい

<スティックタイプ>
- 1番香りの種類が多く一般的
- 燃焼時間は10分~30分

<渦巻きタイプ>
- 燃焼時間が長い(40分~1時間半)
- 好きな香りを長時間楽しむことができる
私は今まで、渦巻きタイプというと蚊取り線香しか知らなかったのですが、長時間楽しめるのはいいですよね。
特に好きな香りが決まっている場合は、1度焚くとしばらくお香を変える手間が掛からないのでおすすめです♪
初心者でも簡単♪お香を焚く道具は主に2つある!
お香を楽しむためには、主に2つの道具で焚くのが一般的です。
<香立て>
スティックを立てる道具です。スティックのお香についてくることもあるので、1番メジャーな焚き方として知られています。
<香炉>
香炉に灰を入れてスティックのお香を立てたり、渦巻きやコーンタイプのお香を置いたりして焚く方法です。
私がお香を楽しむときは、スティックは香立て、コーンタイプは耐熱性の陶器のお皿に置いていましたよ。

私は煙臭いのが苦手で、電子の蚊取り線香にスティックタイプのお香をさしてたの。
アースノーマットなどの電子の蚊取り線香に、スティックタイプのお香をさすと、煙を出さずにお香を楽しむことができますよ。
煙が苦手というお香愛用者は、煙が出ないようにオリジナルの方法で楽しんでいました♪
ただし、液体タイプの蚊取り線香や、コーンタイプのお香ではこの方法を使えないので注意してくださいね。
お香の煙は体に悪いって本当?大切なのは換気!

手軽に試しやすいお香は、火をつけて香りを楽しむものが多いですよね。

お香って初めて使うけどこんなに煙が出るの?体に悪いんじゃないか心配…。
初めてお香を焚くと煙が大量に出るので、体に悪いのではないかな?と不安になってしまう気持ちは分かります。
お香の煙は直接、大量に吸うわけではないので、きちんと換気をして正しく焚けば体に悪いということはありません。
お香に限らず、物が燃えるときには必ずタールが発生します。タールは有害なものなので大量に吸い込むと体に良くありません。
そのため、タールが含まれた高濃度の煙が室内に充満した状態でいるのは、体に良いとは言えません。
お香を焚くときにきちんと換気をしていれば、体に害があるわけではないんですよ。
冒頭でお話しした私の失敗談は、お香を焚くときに換気が不十分だったせいで、壁紙に臭いやヤニがついてしまったことなんです。
そのせいで、アパート退去時に壁紙を張り替えなければならなくなってしまいました。
お香を楽しむには、焚くときにきちんと換気をすることが大切なんです!正しい焚き方を知れば安全に楽しむことができますよ。
お香には煙が少ないタイプがある!種類別に紹介


やっぱり煙が苦手だから、お香は諦めようかしら。
お香を焚いて楽しみたいけれど、煙が苦手なあなたには、煙が少ないタイプもありますよ♪
初心者にもおすすめ♪煙が少ないお香を紹介!
こちらは、煙が少ないスティックタイプのお香です。色々な香りが楽しめるように6種類の香りが入っています。
一般的なスティックよりもミニサイズで、燃焼時間が短めなので初心者にもおすすめですよ♪
煙は出るけれど、下に流れるコーンタイプもありますよ。煙の動きを見るのも楽しいですし、顔回りに煙が来るのが苦手なあなたにおすすめです♪
ミックスは色々な香りがたくさん入っているので、気分によって選べるのも楽しいですね。

煙が少ないタイプもいいけど、煙が出ないお香や焚き方はないかな?
複数の焚き方を紹介♪火を使わないお香とは?
お香は、火をつけて楽しむのが当たり前だと思っていませんか?
お香には、香木や匂香など火をつけずただ飾ったり、身に着けたりして香りを楽しめるものもあるんです。

火をつけなくてもお香って楽しめるものなの?!
煙の臭いが苦手なら、火を使わないタイプのお香を選んでみるといいかもしれませんね♪
練香は火を使わずに楽しめるお香です。焚き方には、3パターンありますがどれも煙が出ないのでおすすめですよ♪
練香の楽しみ方①空薫(そらだき)
- 香炉
- 香炭
- 香炉灰
- 香炉に香炉灰を入れてゆっくりとかき混ぜ、平らにならす
- 香炭の角に火をつけて灰の上に置く
- 香炭の近くに練香を置く
間接的に練香が温められて、煙を出さずに香りを楽しむことができますよ♪
練香の楽しみ方②聞香(ぶんこう)
- 香炉
- 香炭団
- 香炉灰
- 銀葉
- 聞香炉に香炉灰を入れゆっくりとかき混ぜ、平らにならす
- 香炭団全体に火が回るように火をつける
- 灰に香炭団がすっぽり入る穴を開け上から灰をかけ、少し山の形にする
- 灰の山に銀葉を置き、練香を置く
本格的にお香にハマったら道具を揃えて、楽しむのも癒しになっていいかもしれません♪
練香の楽しみ方③電子香炉
お香初心者やもっと手軽に練香を楽しみたいあなたには、電子香炉がおすすめです!
灰や炭を使わないので、お手入れなどの手間がかかりません。必要な道具は全て揃っているので、届いたらすぐにお香を焚くことができますよ。
練香だけでなく、香木や香り線香も煙を出さずに楽しめるので、1つ持っておくと色んなタイプのお香にチャレンジできますね♪
まとめ

- お香が煙臭いときは焚き方や違うタイプを選ぶと煙の出方が変わる
- お香は匂いと一緒に煙が出るため、煙臭いと感じてしまい香りを楽しむにはメーカー選びも大切
- お香は7種類に分けられ、線香、香木、焼香、抹香、匂香、練香、塗香があり、趣味のお香も線香に入る
- 線香には、スティックタイプ、コーン(円すい)タイプ、渦巻きタイプがあり、燃焼時間の長さや香りの豊富さに違いがあるので好みで選ぶと良い
- お香を焚く方法は、香立て、香炉があり、換気をきちんとすれば体に悪いということはない
- 煙が苦手な場合は、煙が少ないお香を選んだり、煙が出ない焚き方「空薫」や「聞香」、「電子香炉」を使ったりすると良い
お香も焚き方や種類を変えれば煙の臭いに悩まされることなく楽しめますよ。
煙の臭いが苦手で楽しめなかったあなたも、煙の出ないお香を使ってリラックスタイムを楽しんでみてはいかがでしょうか。
コメント