お孫さんが生まれたあなた♪もう赤ちゃんには会えたでしょうか?

お七夜ってあまり馴染みがないけど、いくら包むのかしら?
お七夜は生後7日目に行うお祝いで、祖父母が招待されたときのお祝い金の相場は5,000円~10,000円となっています。
一般的に、お祝いの席での会食代と考えられていますよ。
祖父母としては、可愛いお孫さんに多めにお祝い金を包んであげたいですよね。
多額のお祝い金を包むと、ママやパパに気を使わせてしまうことも…。
そんなときは、お祝い金とは別にお祝い品を贈ると喜んでもらえますよ♪
この記事ではお七夜に招待された祖父母が包むお祝い金やおすすめのお祝い品について説明します。
その他にも、お七夜での服装やお祝い事情についても解説していきますので、ぜひ役立ててくださいね♪
お七夜で祖父母が包むお祝い金と金額の理由を調査!

「お七夜」とは、赤ちゃんが生まれて7日目に行うお祝いのことで、「命名式」や「名づけ祝い」とも呼ばれます。
お七夜は赤ちゃんの健やかな成長を願うとともに、社会に仲間入りしたことを親しい人に知らせる儀式。
一般的には、自宅や実家で食事会をすることが多いんですよ。
ちなみに私は2児のママですが、上の子のときは自宅で両家両親を呼んでお祝いをしました。

お七夜に招待されたけど、お祝い金っていくら包めばいいのかしら?
祖父母のお祝い金の相場は5,000円~10,000円となっています。
一般的に、お祝いの席での会食代と考えられているんですよ。
相手方の両親と金額の差が出ないか不安であれば、ママやパパに相談して統一してもらうのもいいでしょう。
生後7日というと、退院して間もない時期。出産祝いや退院祝いを渡せていないこともありますよね。
こういったケースでは、お七夜のお祝いをするときに一緒にお祝い金を渡しても大丈夫なんですよ♪
ただし、出産祝い・退院祝いとお七夜祝いは別物。
ご祝儀袋は2つ用意して、それぞれ別々にのしを書きましょう。
これからご祝儀袋の選び方や、のしの書き方を説明しますね♪
お七夜で持参するご祝儀袋の書き方やマナーはコレ!
それでは、お七夜で祖父母が渡すお祝い金の準備についてお話ししていきますね。
- お札:新札
- ご祝儀袋・水引の種類:紅白の蝶結びか花結び
- ご祝儀袋・水引の本数:5本もしくは7本
- のし紙・のし袋の表書き:「祝御七夜」「祝命名」「御祝」「御酒肴料」
お札は新札を準備
お札は新札を準備しましょう。準備するのを忘れた!!というあなたも安心してください。
こちらの記事では、新札が準備できなかったときの対処方法が書いてありますので、困ったら読んでくださいね♪
「新札両替機は土日対応不可!すぐ必要なときの入手法や裏ワザを大公開」
ご祝儀袋の水引に注意

水引は紅白の蝶結び(花結び)のご祝儀袋を選びましょう。
蝶結びは「何度でも結び直せる」ことから、「何度繰り返してもよい」とされる出産や入学などに使います。
水引の本数は5本か7本のものを選んでくださいね。
慶事で使われる水引は基本的に5本です。7本を使う場合は「通常よりも丁寧にお祝いしたいとき」とされています。
使い分ける基準は中身の金額で決めることが多く、5本なら【3,000~5,000円】、7本なら【5,000円以上】といわれているんですよ。
ただし金額に正解はないため、一般的な金額として参考にしてくださいね♪
のし紙・のし袋の表書き
多いのは「祝御七夜」「祝命名」「御祝」が一般的です。
お七夜での会食代として「御酒肴料」と書くこともあるようです。
多めにお祝い金を包みたいならお祝い品を渡そう♪

可愛い孫には10,000円じゃなくて、もう少し多めにお祝い金を包んであげたいなぁ…。
可愛いお孫さんが生まれてくれて、とても嬉しいですよね♪
祝ってあげたいと多額のお祝い金を包みたくなる気持ち、よく分かります。
出産祝いなどと違い、お七夜のお祝い金にはお返しとなる内祝いがありません。
「お祝いの席での食事がお返し」となるので、あまり高額だとママやパパは困ってしまうことも。
もし祖父母のあなたがお孫さんのために何かしてあげたいと思うなら、お祝い金と一緒にお祝い品を贈りましょう♪
こんなお祝い品が喜ばれますよ。参考にしてみてくださいね♪
おむつ、粉ミルク
赤ちゃんを育てるのに、おむつや粉ミルクなどの消耗品は必需品。普段使っているメーカーをママやパパに聞いておくといいですね。
おむつを可愛くラッピングした「おむつケーキ」もおすすめ。
私も実際にもらいましたし、出産祝いに贈ったこともあります。
赤ちゃんはすくすく成長します。今のサイズでおむつを買うよりも、少し大きめにするといいですよ。
すぐ使えなくても、飾っておけるので部屋が華やかになります。
おもちゃ
赤ちゃんにおもちゃを贈るのもいいですね。丸洗いできるなど、お手入れしやすいものがおすすめ。
小さいパーツがついているおもちゃは、誤嚥する可能性があるので避けましょう。
おもちゃは出産祝いでもらうことが多いので、欲しいものをあらかじめ聞いておいた方が無難です。
菓子折り
手土産の定番ですが、地元の銘菓などの菓子折りも人気があります。
日持ちするもの、小分けになっていてサッと食べやすいものがおすすめ。
ママやパパが育児の合間に食べられるので、喜ばれますよ♪
生花
生花は部屋を華やかに彩ってくれるので、おすすめです。
香りの強くないもの、手入れが簡単なものがいいですね。
お七夜での祖父母の服装はきれいめな普段着でOK♪


祖父母の私たちは、お七夜って何を着ていったらいいのかしら?
お宮参りとは違い、自宅や実家で行うことが多いお七夜。服装も悩みますよね。
結論、過度に着飾る必要はありません。少しおしゃれな服装でOKです。
例えば、祖母のあなたはきれいめなワンピースや普段着ているアンサンブルで大丈夫。
祖父のあなたはシャツやセーターにパンツといった服装で大丈夫ですよ。
主役はなんといっても赤ちゃん。祖父母が赤ちゃんを差し置いて、派手な服装ということは避けたいですね。
自宅や実家で行うので普段着でも大丈夫ですが、写真を撮ることもあるでしょう。
写真に残しても恥ずかしくない服装がおすすめです。
服装に悩んだら、パパやママに相談しておくのも、1つの手ですね♪
ちなみに我が家では私たちも祖父母である両家両親も、ラフな普段着でしたよ。

産後だしスーツとか正装じゃ疲れる…。
産後間もないママには、スーツなどの正装は疲れてしまい、せっかくのお祝いの席が負担になることも。
ママやパパ、祖父母とも、かしこまった服装は避けるように統一しておくと安心です。
お七夜での祖父母のお祝い内容は主に3つ!


お七夜のお祝いって昔とは違うのかしら?
昔は産後7日がママの床上げとされており、赤ちゃんが無事に育たないことも珍しくありませんでした。
そのため無事、生後7日を迎えられたお祝いとして「お七夜」を行っていました。
主催するのは父方の祖父で、親類や母方の両親など複数人招待していたようです。
2022年現在、ママの床上げは産後4週間が目安になっています。
産後7日というと、退院して数日ですよね。ママの状態によっては退院日前後かもしれません。

産後間もないし、慣れない育児でヘトヘトなのよね…。
そんな時期にお祝いをするので、ママや赤ちゃんの負担にならないよう小規模で行う場合が多いんですよ。
具体的には、赤ちゃん・ママやパパ・祖父母ですね。
実際、お祝いの席ではどんなことをするのでしょうか?
お七夜のお祝いの内容で多いのは、命名式・会食・写真撮影の3つです。
お祝いの内容や準備について、これからお話ししますね。
赤ちゃんやママの負担にならないマナーもお伝えします。
必見!ママの負担にならないお七夜事情を徹底調査♪
では、実際のお祝い内容を順番に見ていきましょう。私が行ったお祝い内容も一緒にお話ししますので、参考にしてくださいね。
- 命名式
- 会食
- 家族写真を撮る
1、命名式

昔は名付け親が赤ちゃんの名前を書いた奉書紙を白木台に乗せ、鯛を備えました。
2022年現在では、奉書紙に名前を書いて飾るだけの簡略化したものが一般的です。
奉書紙も名付け親ではなく、達筆である親族にお願いするケースが多かったですよ。
我が家では、実母にお願いして準備してもらいました。
白木台はありませんでしたが、鯛と一緒に飾りましたよ♪
2、会食
会食の料理は、お赤飯と尾頭付き鯛の塩焼きなどのお祝い膳が一般的です。
とはいえ、産後のママにお赤飯の準備なんて酷ですよね…。
祖父母が持ち寄ったり、ケータリングや出前を使うことも多いですよ♪
ママの負担にならないように、両家で相談したいですね。
我が家は、義母がお赤飯と鯛を手配してくれて、実母は他の料理を持ち寄ってくれました。
私は料理に関して、何も準備しませんでした(笑)。
両家両親に準備してもらえたので、とてもありがたかったのを今でも覚えています。
料理に関しては特に決まりがないので、各家庭に合ったものにしましょう。
3、家族写真を撮る
お七夜のお祝いでは、家族写真を撮る家庭も多いですね。
生後間もない赤ちゃんと写真を撮れる機会はなかなかありません。
赤ちゃんの負担にならないよう、配慮しながら思い出を残しましょう。
また、手形や足形を取るという声もありましたよ。
小さな赤ちゃんの手や足は、とても可愛いですよね♪
あっという間に大きくなるので、節目で残しておくと成長過程がよく分かるのでおすすめです。
ちなみに我が家は、お七夜では手形・足型は取りませんでした。
お宮参りなど、写真館で写真撮影をするときに足型も取って記念に残してあります。
お七夜は赤ちゃんとママの負担にならないマナーを♪
お七夜は、生まれて間もない赤ちゃんが主役。ママも産後数日しか経っておらず、慣れない育児に奮闘している時期ですね。
お孫さんが生まれて嬉しい気持ちもよく分かりますが、赤ちゃんやママの負担にならないように気をつけたいですよね♪ぜひ、次の注意点を参考にしてください。
- ママ、赤ちゃんの負担にならないよう、長居しない
- ママ、赤ちゃんが休憩しやすい環境作りを心がける
- お酒を飲みすぎない
- 大きな音、声に注意する
- 赤ちゃんを抱っこするときに時計などの装飾品が当たらないように配慮する
あなたも、可愛いお孫さんと一緒にいる時間を過ごしたいと思いますよね。
その気持ちはグッとこらえて、長居は控えましょう。
また、赤ちゃんはまだまだ頻回授乳が必要な時期ですよね。
義実家でお祝いをするなら、別室で授乳できる環境作りを。

授乳は落ち着いた場所でしたい…。
私の体験談ですが、義母に「ここで授乳したらいいよ」と義父や実父もいる場でいわれたことがあります。
もちろん悪気もありませんし、昔はそんなことを気にしなかっただけなのだと思いますが、やはりいろいろと気になります(笑)。
そういったママのことも配慮すると、いい関係を築けるのではないでしょうか。
会食の場では、お酒も出るでしょう。お孫さんの出産を祝って楽しく飲むのはいいのですが、飲み過ぎには注意。
生後間もない赤ちゃんは、まだ目があまり見えないので音に敏感です。
酔っ払うと大きな声や音を立てることもしばしば。赤ちゃんはビックリしてしまいますよ。
そして、お孫さんを抱っこする機会もあると思いますが、腕時計など装飾品が赤ちゃんに当たらないように気をつけてくださいね。
心配なら、外してから抱っこしてあげてください。
お七夜をしないケースもある!その後のスケジュールは?
冒頭でお話ししましたが、私は下の子のときはお七夜のお祝いをしていません。
下の子のときは、実家に里帰りしていたからです。
私だけではなく、お七夜をしないケースが増えています。
産後間もないということが、大きな理由でしょう。
入院が長引き退院と時期がかぶったり、産後体調が思わしくなかったりと負担に思うママが多いのかもしれません。
お孫さんに会えない…と悲観しないでくださいね。1歳まで、イベントはたくさんあるんですよ♪
- お宮参り(生後1ヶ月)
- お食い初め(生後100日前後)
- ハーフバースデー(生後6ヶ月)
- 初節句(桃の節句・端午の節句)
- 1歳の誕生日(生後12ヶ月)
1年の間に、こんなに行事があるんですよ。忙しくなりそうですね♪
これらの行事を全てするかは、各家庭によって違います。
ママやパパの気持ちも尊重しながら、参加しましょう。
お七夜の次はお宮参りですね♪生まれた季節によって多少ずらすことがありますが、生後1ヶ月が目安となる行事です。
お宮参りの準備が不安な祖父母のあなたはこちらのお宮参りに関する記事も要チェック!
可愛いお孫さんとの楽しい思い出をたくさん作ってくださいね♪
まとめ

- 「お七夜」とは生後7日目に行うお祝いのことで、「命名式」や「名づけ祝い」とも呼ばれ、出席する祖父母のお祝い金の相場は5,000円~10,000円である
- お祝い金を入れるご祝儀袋の水引は、5本か7本で紅白の蝶結びのものを選ぶ
- お祝い金を入れるご祝儀袋ののし紙・のし袋の表書きは「祝御七夜」「祝命名」などと書き、新札を準備する
- 多めにお祝い金を包みたいときは、一緒にお祝い品を贈るのがおすすめ
- お七夜に出席するときの祖父母の服装は、過度になりすぎず、少しおしゃれな服装にする
- お七夜では、命名式・会食・写真撮影をする家庭が多い
- お七夜は生後間もない赤ちゃんや、産後のママの体調を考慮し、しないケースもある
お宮参りなどの行事と比べると、お七夜はあまり馴染みがないかもしれませんね。
赤ちゃんの誕生を祝うと共にこれからの成長を願う、すてきな行事です。
祖父母であるあなたも積極的に参加して、楽しい時間を過ごしてくださいね♪
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