この記事を読んでいるあなたはペットを飼うことが理解できないと思っている家族がいるのではないでしょうか。
その気持ち、とてもわかります!!実は私も同じ経験があるんです。
ペットを飼うってちょっとした夢がありますよね。天気がいい日は一緒にお散歩したり、落ち込んだ時は寄り添ってもらったり。
でも飼ったことがない人はその生活が想像や理解できないだけなんです。
もちろん、今までに飼ったことがあり、その他の理由がある場合もあります。ただ、我が家は完全に前者でした。
では、ペットを飼う理由が理解できない家族に興味を持ってもらうためにはどうすればいいか。
我が家が実際に行動したことを基にお話します。
ペットを飼うことが理解できないのは理由がある!
結論から言いますが、我が家では、ペットを飼う生活が想像できないからという理由でした。
家を建てたことを機にある日、夫と話をしていました。
何かペットを飼う?
散歩やしつけなどに不安もあるし、夫婦共働きで日中不在のことが多いので淋しい思いをさせるかな。
ということもあり、多頭飼いしやすく、割とクールな印象の鳥を提案しました。
鳥なんてどうかな。
子供の頃に飼っていたことがあり、手に乗って可愛かったことを覚えていたからです。
犬、猫ならわかるけど、鳥??
と理解できない様子です。そう、鳥を飼ったことがないからその可愛さが想像、理解ができなかったのです。
理解できないのなら理解してもらおう。と、一緒にペットショップへ行きましたがあまり乗り気ではありません。
私も飼うなら…くらいの気持ちだったのであまり積極的に探しませんでした。
しかし、偶然入ったペットショップでとても人懐っこい鳥さんにビビビッと来た様子。
店員さんに色々と話を聞き、一緒に生活する想像が出来たようでお迎えすることになりました。
我が家ではペットを飼う理由が理解できないのはその生活を想像できないからという理由でした。
もちろん、理由が他の場合には通用しないかもしれません。
ただ、動物保護センターやペットショップで相性のよい子が待っているかもしれません。
お出かけついでにフラッと立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
ペットを飼うからには覚悟も必要!!
家族が理解を示してくれたし、可愛いからペットを飼う。
もしそれだけの気持ちであればペットを飼うのはやめて下さい。ペットは生き物です。
飼うからにはそれなりの覚悟を持って欲しいのです。
エサや水、散歩などペットはお世話をしてあげないと生きていけません。
それが自分自身の体調が悪い時でもお世話をしてあげないとダメなのです。
旅行へ行っている時の預け先はどうしたらよいか。
エサ代、予防接種代、薬代…お金がかかりますよ。
寒い時も、暑い時も、雨の日も、風の日もあなたは出来ますか。
悲しいことですが、生き物なので最期の時もきます。
私も犬を見送った経験があります。飼う時にある程度の想像はしていたつもりですがかなりのダメージですよ。お見送りの時の覚悟はありますか。
それでもペットを飼う覚悟を持ったのであればぜひ一緒の暮らしを楽しんでください。
そして生きている間は全力で愛情を注いであげて下さいね。
ペットを飼う家庭の割合は日本でどのくらい??
世論調査の結果によると、約4割の家庭が何かしらのペットを飼っているようです。
では、日本でペットを飼う家庭の割合はどのくらいなのでしょうか。
ペットを飼っている | 36.6% |
ペットを飼っていない | 63.4% |
その約4割の家庭が飼う生き物の種類を調べると以下の順で飼う割合が多くなっていました。
1位 | 犬 | 62.4% |
2位 | 猫 | 29.2% |
3位 | 魚類 | 11.7% |
4位 | 鳥類 | 7.7% |
この割合をどうとらえるかは個人によって違います。
もちろん世論調査なので、実際に調べると少しズレはあるでしょう。ただ、単身世帯や高齢者世帯を考えると私は意外と多いなと感じました。
3世帯に1匹は何かの生き物がいる。生き物と共存する人生も悪くないですよね。
ペットを飼うメリットを5つの例とともに紹介
ペットを飼う経験がない場合は「メリットって?」と感じるかもしれませんが、飼ったことがある場合には確かにと思うことばかりです。
もちろんペットを飼うからにはメリットだけではなくデメリットもあります。
例をあげるとキリがないのでほんの一部ですが、ここからはペットを飼うメリットをご紹介します。
ストレスが軽減され不安を癒してくれる
イライラして帰った時、可愛いペットがしっぽを振って待っていた。
犬を飼ったことがある人はその光景を目にしたことがあるのではないでしょうか。
色んな表情を見たり、声を聞いたりするだけでも可愛いですが、撫でる、寄り添うなど触れることでもストレスが軽減されると研究でもわかっているようです。
ペットを飼うと命の尊さを学ぶことができる
生き物なのでもちろんお別れの時がきます。ペットの大半を占めている犬、猫は人間よりも寿命が短い生き物です。
幸せだったと思ってもらえるように最期までお世話をしてあげて下さい。
ペットを飼うことで責任感が身につく
ペットは可愛がるだけでは生きていけません。生きているのでエサも食べ、水も飲みます。
気まぐれでエサを与える訳にはいかないのです。
汚い話ですが、糞や尿も出すのでキレイに掃除してあげる必要もあります。
それを飼い始めてから死ぬまで責任を持ってお世話し続けるのです。責任感が身につくことは想像できますよね。
ペットは飼い主に無条件の愛をくれる
悪いことをして叱った時、シュンとなるんですがそれでも寄ってきてくれます。
エサくれないなら遊んであげない。そんなことは絶対ないのです。
余談になりますが、我が家の鳥さんはツンツンしてる時は全く見向きもしてくれませんが。
他者とのコミュニケーション能力が養われる
ペットと一緒に散歩することで周りの人とのコミュニケーションが増えます。
同じ犬を飼っている人同士で話することで色々な情報共有をすることができます。
あまり飼っていないペットを飼っているとどんなの!?と食いつかれることもあります。
周りを見渡せばネットワークを通して色々なコミュニティもあるようなので自分に合った場所を探してみるのもいいかもしれませんね。
まとめ
- ペットを飼う生活が想像できないから理解できないという理由もある
- ペットを飼うからには毎日お世話をする、見送る覚悟が必要
- 日本でペットを飼う家庭の割合は4割
- 約4割の家庭が飼う生き物は犬、猫、魚類、鳥類の順で多い
- ペットを飼うメリットは癒しや責任感を与えてくれること
- ペットを飼うことを理解できない家族にはメリットを伝えるといい
家庭でペットを飼うと待っている生活を想像してもらい”理解できない”から”理解できた”になってもらいましょう。
そして飼うからには最期まで責任を持ってお世話をしてあげて下さい。
日々の生活がより充実したものになることを願っています。