ラーメンの知らないと損する茹で方のコツ

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ラーメンの生麺は茹でないで食べられるの?

残念ながらラーメンの生麺は茹でないと食べられません。

ご当地ラーメンによっては極端に茹で時間が短いものもあり、さっとお湯にくぐらせれば大丈夫そうだと思うかもしれません。

しかし、ラーメンの生麺を茹でないで食べると嘔吐や下痢、食中毒の可能性がありますよ!

作るからにはおいしく茹でるコツや茹でる以外の加熱方法も覚えて、家庭でおいしいラーメンを満喫しましょう。

通販で買えるおいしい生麺も併せてご紹介します♪

この記事を読むとわかること

  • ラーメンの生麺を茹でないで食べてはいけない理由
  • ラーメンの生麺の茹で方のコツ
  • ラーメンの生麺のレンジでの加熱方法
  • 通販で買えるラーメンの生麺のおすすめ
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ラーメンの生麺は茹でないと食べられない!

ラーメンの生麺にはかん水と小麦粉が入っているため、茹でないと食べることはできません。

もう少し詳しく言うと、加熱せず生のまま食べることはできないのです。

その理由は大きく分けて2つあり、1つ目はかん水、2つ目が小麦粉です。

麺のなかでもラーメンに使われる麺は中華麺と呼ばれていますね。

中華麺の原材料は小麦粉、かん水、水、塩です。

多くの料理に使われるとてもポピュラーな材料ばかりで作られていますね。

よく聞く材料ばかりだからラーメンの生麺は茹でないで食べても大丈夫そうなのに…。

ラーメンの生麺を茹でないで食べたらいけない理由を詳しく見ていきましょう。

かん水に要注意!食べるときは中まで火を通そう

生麺に使われているかん水を抜くために、食べるときは中まで火を通しましょう。

かん水とは炭酸カリウムや炭酸ナトリウムなどのアルカリ性物質を混ぜた溶液でいわゆる食品添加物。

中華麺独特のコシと風味を出すのに必要不可欠のもの。

中華麺独特の風味を生むかん水はアルカリ性の溶液です。

茹でることでかん水は抜けていくのですが、硬めに茹でた麺や中心まで火が通っていない麺の場合かん水が麺に残りやすくなります。

すると胃酸で消化しきれなかったアルカリが腸を刺激して下痢を起こすのです。

好みはあるかもしれませんが、安全に食べるためにはきちんと中まで火を通すようにしましょう。

胃酸をたくさん出す香辛料や酸味の強いもの、塩分の高いものなどと一緒に食べると中和しやすくなりますよ。

小麦粉を生のままで食べてはいけない理由

小麦粉を生のままで食べてはいけない理由は2つあります。

小麦粉を生のままで食べてはいけない理由
  1. 生のままだと消化しにくい
  2. 食中毒になる菌が付着している場合がある

子供のころホットケーキを作るとき、焼く前の生地をつまみ食いしようとして「おなかが痛くなるからダメ!」といわれた経験ありますよね。

ラーメンとホットケーキに共通する材料である小麦粉ですが、なぜ生のまま食べてはいけないのでしょうか?

1.小麦粉は生のままだと消化しにくい

小麦粉に多く含まれるデンプンにはαデンプンとβデンプンがあります。小麦粉に含まれているのはβデンプンです。

βデンプンは消化されにくいため、食べるときには水と熱を加え消化しやすいαデンプンに変える必要があります。

このようにデンプンを消化しやすいαデンプンに変えることをα化もしくは糊化(こか)いいます。

私たちの良く食べる米にもデンプンがたくさん含まれていますが、炊く前と炊いた後の米ではどちらが消化良く見えますか?

炊いた後の水分を含みふっくらと柔らかくなった米ですよね。

小麦粉でも水を加え加熱することでこれと同じ変化、デンプンのα化が起こり消化しやすくなっているのです。

つまり水と一緒に熱を加えることで消化しやすくしてから食べているということなのですね。

デンプンを消化しやすくするために小麦粉に水と熱を加えα化させる必要がある。

2.食中毒になる菌が付着している場合がある

小麦粉は小麦を挽いて細かい粉状にしたものですね。

畑から製粉工場に運ばれた小麦は、製造段階で不純物は取り除かれますが殺菌処理はされていません。

そのため、畑で栽培されていたときの土壌の微生物や細菌などの雑菌が付着している場合があります。

そもそも小麦粉は生のまま食べることは想定していないため、加熱せずに食べるとこのような雑菌を体内に入れることになってしまいます。

安全のためにも必ず加熱して食べるようにしましょう。

ラーメンの生麺を茹でないで食べるとどうなるの?

生のままの小麦粉を食べてはいけない理由はわかったけど、実際食べたらどうなるの?

生のままの小麦粉を食べると吐き気や嘔吐、腹痛や下痢といった症状を引き起こす可能性があります。

お好み焼きを生焼けのまま食べたら当たってしまって大変だったという話を聞いたことはありませんか?

中に入れた具材に当たったケースもあるでしょうが、実は小麦粉に当たった可能性もあったとはビックリですね。

また、生のままの小麦粉は雑菌も付着している場合があり、食中毒になると重症化する可能性もあるので注意してください。

アメリカでは、家庭でホットケーキやクッキーなどを作るとき加熱前の生地をつまみ食いすることが日本より頻繁にありますが健康被害も報告されています。

アメリカ食品医薬局(FDA)から加熱前の生地を食べないようにという注意喚起も行われているくらいなので、やはり生のまま小麦粉を食べるのは危険ということですね。

アメリカ食品医薬局(FDA)とはアメリカの連邦政府機関の1つで食の安全を守ることが責務。

ラーメンの生麺の茹で方にはコツがある!

ラーメンの生麺は茹でないと食べられないことがわかりましたね。

せっかく茹でるならコツを抑えて家庭でもおいしいラーメンを食べたいですよね。

ここではラーメンの生麺のおいしい茹で方のコツとその理由をご紹介します。

お湯の量はたっぷりと!1人前なら3リットルが理想

ラーメンはたっぷりのお湯で茹でましょうとよく聞きますよね。

でもたっぷりのお湯って具体的にはどのくらいの量なのかと疑問に思いませんか?

ラーメンの生麵を茹でるのに理想的なお湯の量は生麺の重さの20倍です!

1人前を茹でる場合だと大体3リットルのお湯ということになります。

1人前の生麺を茹でるのに3リットルも必要なの!?

想像していたよりかなり多いですよね。理想の量で茹でるのがもちろん1番ですが、鍋の大きさもあるので難しいこともありますよね。

その場合は最低でも生麺の重さの10倍のお湯、1人前の場合は1.5リットル以上のお湯で茹でるようにしましょう。

たっぷりのお湯で茹でる理由は茹でムラ防止

たっぷりのお湯で茹でるのにはもちろん理由があります。

それはお湯の中で麺が泳ぐように茹でないと茹でムラができてしまうからです。

また、生麺は麺同士がくっつかないように打ち粉がしてあります。

少ないお湯で生麺を茹でるとお湯のぬめりがつよくなり麺の表面にぬめりが残ってしまいます。

ラーメンの生麺を茹でるときには大きめの鍋を使ってたっぷりのお湯で茹でるのがおいしい茹で方のコツですね。

お湯への入れ方!打ち粉を落としてぬるぬる回避

生麺はお湯に入れる前にほぐしておくと麵同士がくっつきにくくなります。

生麺の表面全体が空気に触れて麺のコシを強くする効果もあるそうですよ。

また、このときできるだけ打ち粉を落としておくのもポイントです。

いざ、生麺をお湯に入れるとき、火力は少し強めにしておきましょう。

これは生麺を入れることでお湯の温度がどうしても下がってしまうのを緩和するためです。

そしてなんといっても重要なのは生麺を茹でるときは1玉ずつということです。

大盛で食べたいときや家族の分を1度に茹でたいとき、ついつい何玉も入れてしまいたくなりますよね。

私も家族分を1度に茹でようとして麺がベチャベチャになってしまったことがあります。

1度に何玉も入れるとお湯の温度が下がるため茹でムラができてしまいます。

麺自体がお湯を吸って膨らみ、麺同士がくっつくのでおいしく仕上がりません。

面倒でも1玉ずつ、多くても2玉までにしておくのがここでのおいしい茹で方のコツです。

やさしく円を描くように!混ぜ方にもコツがある

鍋に生麺を入れるとついすぐにかき回したくなりますよね。

しかし、火がまだ通っていない麺は傷つきやすく、激しく混ぜると切れてしまうことがあります。

生麺をお湯に入れてすぐのタイミングでは、箸でやさしくほぐしながら円を描くように茹でましょう。

差し水はしなくてOK!たっぷりのお湯と火加減が大切

生麺を茹でているとお湯がぬるぬるしてきますよね。

このほとんどは生麺の表面についている打ち粉による影響です。

打ち粉によってぬるぬると粘りを持ってしまったお湯を水を加えることで薄め、粘りが抑えられるのが差し水をする理由です。

しかし、水を加えることでお湯の温度が下がり茹でムラができてしまうというデメリットもあります。

差し水は必ずやらなくてはならないものではないので、途中で差し水を加えるより最初からたっぷりのお湯で茹でるのがムラがでにくくおすすめです。

また、お湯が吹きこぼれそうになった場合には差し水をするのではなく火加減で調節することで茹でムラを抑えられます。

最後まで油断は禁物!器への盛り方

茹でた麺はざるにすくい湯切りして器に盛り付けます。

このとき箸でスープに泳がすように広げながらいれると麺が固まりづらくなりますよ。

せっかくおいしく茹でても盛り付け方法を間違ってはこれまでの努力が水の泡です。最後まで気を抜かずにコツを押さえましょう。

ラーメンの生麺のおいしい茹で方まとめ

ラーメンの生麺のおいしい茹で方に共通していたのは、茹でムラを作らないようにすることでしたね!

コツを踏まえたラーメンの生麺のおいしい茹で方をまとめました。

参考にして、ぜひおいしい生麺をつくってくださいね♪

ラーメンの生麺の茹で方

1.火力を少し強めにし、1人前の生麺を1.5~3リットルのお湯に入れる。

2.箸でやさしくほぐしながら円を描くように茹でる。

3.差し水は極力さけ吹きこぼれそうになったら火加減を調整する。

4.あらかじめスープを入れた器に泳がせるように広げながら入れる。

茹で時間は使用する生麺の表示通りで問題ありません。

少し硬めに茹でると麺の食感をより楽しめるのでお好みで調節してみてください。

ラーメンの生麺はレンジで調理できる!

ラーメンの生麺のおいしい茹で方はわかりましたね。

でもお湯も大量に用意しないといけないし、毎回やるにはコツが多くてなかなか大変ですよね。

ラーメンの生麺を茹でる以外で調理する方法はあるのでしょうか?

冷凍食品のように手軽にレンジで調理できればいいな!

レンジで調理出来たら簡単そうだと思いますよね。

実はラーメンの生麺はレンジでも調理できます。

ラーメンの生麺がレンジでも調理できれば暑い夏に熱湯を使わなくて済んで嬉しいですよね。

ここではラーメンの生麺をレンジで加熱調理する方法と使用する容器をご紹介していきます。

レンジでの調理はひと手間かけるとおいしさアップ

ラーメンの生麺をレンジで調理するやり方は次の通りです。

  1. 耐熱容器やレンジ用パスタ容器にラーメンの生麵を平らになるように入れる。
  2. 塩を少々加え0.5~1リットルの熱湯を上からかける。
  3. 600wのレンジで3回に分けて加熱する。【1回目2分、2回目1分30秒、3回目1分】
  4. 3回目が終わったら湯切りしてボウルに移し冷水でぬめりがなくなるまで洗う。

レンジで加熱するときは1回温めるごとによく混ぜるとムラなく仕上がります!

このように、レンジ調理はひと手間かけるとおいしさがぐんとアップします♪

こうして作った麺はオリーブオイルやごま油を加えて混ぜておくと固まらずに冷蔵庫で保存できますよ。

家庭にあるものですぐできる!レンジ加熱の容器

ラーメンの生麺をレンジで加熱するには専用の器がいるのかなと疑問に思いますよね?

レンジで加熱するときは耐熱容器やレンジ用パスタ容器を使用できます。

多くのレンジ用ラーメン容器は即席めん用でした。

もちろんレンジ用ラーメン容器で調理することもできますが、わざわざ買い足さなくていいのはうれしいですね。

ラーメンの生麺を通販で手軽に食べ比べ!

ラーメンの生麺のおいしい茹で方とレンジを使った調理方法をご紹介しました。

ラーメンは日本人の国民食といってもいいくらい愛されていますよね。

通販でも有名店やご当地ラーメンなど好みに合った様々な生麺のラーメンがお取り寄せできます。

通販をチェックしていて気になったものをいろいろ取り寄せて食べ比べてみるのも面白いですね。

ここでは通販で買えるラーメンの生麺のおすすめ3選をご紹介します。

せっかく覚えたコツを使っておいしいラーメンを家庭で楽しみましょう♪

誰もが知ってる札幌の超有名店「すみれ」のラーメン

北海道札幌市に本店がある昭和39年創業の「すみれ」は超有名店です。

コンビニのチルド麺を監修していたり共同開発されたカップラーメンが発売されていたりとラーメンにあまり詳しくなくても1度は名前を目にしたことがあるお店ですね。

こちらはコンビニで買える商品と違い、生麺を使っているためより本格的なラーメンを楽しめます。

国産小麦にこだわった麺がおいしいラーメンセット

こちらはラーメンのために開発されたという国産小麦で作った生麺を使用したラーメンのセットです。

スープだけでなく麺がおいしいという評価が多い商品なので、お伝えしたおいしいラーメンの生麺の茹で方のコツをぜひ試していただきたい1品です。

6種類のスープに合わせ生麺の種類も豊富です。お好みの1杯でぜひ味わってみてください。

レンジで調理できる新潟のご当地ラーメン

最後にご紹介するのは、レンジ調理できる新潟ラーメンの食べ比べセットです。

ラーメンの生麺をレンジで加熱できるのはわかったけど本当においしくできるのかなと不安に思っていませんか?

作り方も書いてある専用の商品でまず1度試してみるのもいいかもしれませんね。

まとめ

  • ラーメンの生麺が茹でないと食べられない理由は、原材料のかん水と小麦粉
  • 生麺に使われているかん水を抜くために、食べるときは茹でて中まで火を通す
  • 小麦粉を加熱しないで食べると消化に悪く、嘔吐や腹痛、食中毒を起こす可能性がある
  • 1人前のラーメンの生麺を茹でるのに理想的なお湯の量は3リットル
  • ラーメンの生麺をおいしく作るコツは、差し水をせず1玉ずつほぐして茹でムラをなくすこと
  • ラーメンの生麺はレンジで加熱でき、耐熱容器やレンジ用パスタ容器で作れる
  • ラーメンの生麺は通販でも種類豊富で、有名店のものからレンジ加熱のものまで購入可能

ラーメンの生麺は茹でないと体調を壊すこともあるので想像以上に注意が必要でしたね。

麺やスープの種類が豊富で茹でない調理法もあったラーメン。

コツを抑えて家庭でもおいしいラーメンをぜひ満喫してくださいね!

「生麺も好きだけどカップラーメンも好き!」というあなたには、こちらの記事もおすすめです♪