骨盤ベルトの効果と意味|気になる効果と正しい使い方をご紹介

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妊娠中や産後、骨盤をケアするアイテムで『骨盤ベルト』というものがあります。

骨盤は、妊娠中に緩んで少しづつ広がっていきます。そして産後、ホルモンバランスの影響で徐々に元の状態に戻るのです。

勝手に戻ってくれるなら、骨盤ベルトはつける意味ないんじゃないの?

骨盤ベルトをつけなくても産後の骨盤は戻るので、つけても意味ないと思われてしまっても仕方ありません。

確かに、骨盤ベルトは産後に広がってしまった骨盤を直接的に元に戻す効果はありませんが、全く意味ないものでもないのです。

骨盤ベルトは、腰回りの筋肉を支えてくれることで腰痛の予防改善、骨盤が正しい位置に戻るサポートをする効果などが期待できるのです。

しかし、間違った使い方をしてしまうと、意味ないものになってしまうので注意が必要です。

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産後の骨盤ベルトは意味ない⁉︎気になる効果とは

あなたは、骨盤ベルトと聞くと、どのような効果があると思いますか。

骨盤ベルトは骨盤を元に戻したり、腰回りを細くしてくれたりするんじゃないの?

骨盤ベルトは、『骨盤を元に戻す』効果があると思われがちですが、直接的にそのような効果があるものではありません。

骨盤ベルトは産後どのような効果があるのか正しく認知されていないため、つけても意味ないと思われてしまいがちです。

どのような効果があるのかを正しく理解して使用することが、骨盤ベルトを意味ないものにしないポイントなのです。

骨盤ベルトをつけることで期待できる効果
  1. 妊娠中や産後の腰回りの筋肉の負担を和らげ腰痛を予防、改善してくれる
  2. 妊娠中や産後の股関節や恥骨の痛みを予防、改善してくれる
  3. 産後に広がった骨盤を正しい位置に戻すサポートをしてくれる
  4. 産後の体型を引き締めるサポートをしてくれる

妊娠中や産後は、ホルモンバランスの影響で、骨盤がユルユルなのです。

ユルユルな骨盤のまま生活をしていると、骨盤の支えを補おうと腰回りの筋肉に負担がかかり、腰痛になってしまうのです。

また、妊娠中お腹が大きくなるにつれて、骨盤が前に傾き、股関節が外側に開きがちです。

そのため、ガニ股のような状態になってしまいます。

ガニ股は股関節や恥骨まわりの筋肉に負担がかかり、悪化すると痛みが出ることもあります。

ガニ股の状態が続くことで骨盤が正常の位置に戻れないと、妊娠中だけではなく産後も股関節や恥骨に悩まされることも少なくありません。

痛みを出さないためにユルユルな骨盤を正しい位置に戻すことが大切だね!

産後のユルユルな骨盤はホルモンの効果で、元に戻ろうとしますが、産後大きく開いた骨盤を何のサポートもなく正しい位置に戻すのはとても難しい事です。

歪んだままの形で硬い骨盤に戻るとそれこそ、歪みを治すのが難しくなってしまいます。

歪んだままの骨盤で固定されると、痛みが出てしまう以外に、ぽっこりお腹やお尻のたるみなど、見た目にも関わってくる可能性があります。

そこで、『骨盤ベルト』を正しくつけて周りの筋肉に負担をかけず、正しい位置に戻すことが大切になってくるのです。

骨盤ベルトには、ユルユルな骨盤を安定させ、腰や股関節、恥骨の痛みを予防改善する効果や、正しい位置に骨盤を戻すサポートをしてくれる事がわかりましたね。

骨盤ベルトには3種類ある!それぞれの効果は?

骨盤ベルトには、大きく分けて3つの種類あります。

(A)産後すぐに使える幅広ベルトタイプ
(B)産後1ヶ月で使えるガードルタイプ
(C)産前産後で使える立体ベルトタイプ

(A)産後すぐに使えるタイプは、産後元に戻ろうとする骨盤をサポートすることをメインとしており、ベルトが幅広でしっかりと骨盤を支える効果が期待できます。

(B)産後1ヶ月で使えるタイプは、骨盤を支えながら、ウエストやヒップの引き締め効果が期待できるガードルタイプになっています。

(C)産前産後で使えるタイプは、妊娠中のお腹を圧迫しないような構造で骨盤周りを支え、痛みの予防改善が期待できるタイプになっています。

種類がたくさんあって、どれを選べばいいのかわからないよ〜!

骨盤ベルトを選ぶポイントはタイミングと悩み

骨盤ベルトは、間違ったものを選んでしまうと、効果が期待できず、意味ないものになってしまうので選ぶポイントをご紹介していきます。

骨盤ベルトを選ぶポイントは、つけ始めるタイミングと悩みです。

つけ始めるタイミング悩み骨盤ベルトのタイプ
産後すぐ腰や股関節、恥骨などの痛みを予防改善したい産後すぐに使える幅広ベルトタイプor産前産後使える立体ベルトタイプ
産後1ヶ月経っている骨盤を支えながらスタイルアップしたい産後1ヶ月で使えるガードルタイプ
妊娠中から産後すぐ腰や股関節、恥骨などの痛みを予防改善したい産前産後使える立体ベルトタイプ

どのタイプも、あくまでも痛みを軽減したり、体型を戻すサポートをしてくれたりするものなので骨盤ベルトを付ければ絶対大丈夫ということではありません。

同じタイプでも、ブランドによって締め付け具合や、長時間つけた際のつけ心地など違ってきます。

自分に合ったものを選ぶ事が一番大切なんだね!

以下では、骨盤ベルトのおすすめブランドをご紹介していきます。

産後骨盤ベルトのおすすめブランドをお悩み別に紹介♪

骨盤ベルトには大きく分けて3種類のタイプがある事がわかりましたね。

しかし、同じタイプでも柔らかい素材のものや通気性がいいものなどたくさんの種類があります。

ここでは、産後の骨盤ベルトでおすすめなブランドをお悩み別でご紹介していきます。

産後骨盤ベルトでおすすめブランドは2つ

1.妊娠中から産後にかけて腰や股関節、恥骨に痛みが続いている場合

ワコール ずれにくい産前&産後骨盤ベルト(MGY690)

引用 WACOAL公式HP

ワコール ズレにくい 産前&産後 骨盤ベルトは、「仙腸関節」「大転子」「恥骨結合」の3点を支えることで負担がかかりがちな産前産後の骨盤をサポートしてくれます。

3点を立体ベルトでしっかり支えてくれることで、痛みを予防したり緩和したりする効果が期待できます。

しかし、痛みを根本から治すものではないので、痛みが続く場合は病院で診てもらうことをおすすめします。

2.そこまで痛みはないけれど、産後の骨盤をケアしたい場合

犬印本舗 産後すぐ骨盤ベルト(N3200RR)

引用 犬印公式HP

犬印の産後すぐ骨盤ベルトは、分娩の際に緩んでしまった恥骨結合部分を安定させてくれるため痛みを予防する効果が期待できます。

また、ソフトな素材でできているため、産後すぐにつける事ができ、リラックスしたい時や就寝時にもお使いいただけます。

寝たまま骨盤ケアができるなんて、産後の忙しいママさんにはとてもありがたいですよね。

3.産後1ヶ月くらい経って体調も安定し、腰回りやお腹周りのボディーラインを整えたい場合

犬印本舗 産後ママのオールインワンガードル(G4508)

引用 犬印公式HP

犬印の産後ママのオールインワンガードルは、ウエストに効果的なニッパーとヒップラインを整えてくれるガードル、骨盤を支える骨盤ベルトが一つになっています。

ウエスト、ヒップライン、骨盤を整えてくれることで産後のぽっこりお腹やたるんでしまったお尻を引き締めるサポートをしてくれるのです。

しかし、これをつければ、お腹やお尻が引き締まる!というわけではないので、適度な運動や食事などと合わせてお使いくださいね。

骨盤ベルトを決めるときにおすすめなブランドは、特にマタニティを専門にしているところを選ぶようにしましょう。

なぜかというと、腰痛用の骨盤ベルトは妊娠中や産後用に作られていない可能性があるからです。

骨盤ベルトの正しいつけ方は大転子を包むこと

骨盤ベルトというと、骨盤につけたくなると思いますが、骨盤の少し下の大転子(だいてんし)という部分を包み込むように付けましょう。

太ももの付け根にあって、正面から見て一番出っ張っているところが目印です。

締める強さも大切です。あまりキツく締めてしまうと、下半身のむくみの原因になってしまうので注意しましょう。

後ろはしっかり固定されていて、前の恥骨あたりは手のひらが入る程度の余裕があるのが理想的です。

また、妊娠中につける場合は、お腹にかからないよう前にくるベルトを少し下げて、前下がりになるようにつけましょう。

妊娠中につけられるものは、前のベルトが細くなっているタイプが多いので、産後お腹を圧迫したくない場合はそのタイプを引き続き使うのがおすすめです。

産後の骨盤ベルトはいつまでつける?目安は2ヶ月

産後の骨盤ベルトは一体いつまでつけたらいいのでしょうか。また産前からつける場合はいつからつけてもいいのでしょう。

最も効果的な骨盤ベルトの使用期間をご紹介していきます。

効果的な骨盤ベルト使用期間は妊娠初期から産後2ヶ月

骨盤ベルトは妊娠初期から産後2ヶ月が一番効果的です。

妊娠初期からホルモンバランスの影響で骨盤は緩んできますのでそのうちから骨盤ベルトをつけることで骨盤周りを痛めてしまうのを防いでくれます。

しかし妊娠初期はつわりなどで締め付けが気持ち悪くなってしまう場合があるのでその時は無理せず外しましょう。

産後は2ヶ月程度でやめ、やめる1ヶ月前から徐々に使用頻度を少なくしていくと骨盤に急な負担をかけずにすむためおすすめです。

しかし、ガードルタイプだけは例外です。ガードルタイプはいつまでつけられるのでしょうか。

ガードルタイプの理想の期間は、産後1ヶ月から6ヶ月間だと言われています。

ガードルタイプはウエストまで包み込むタイプなので産後1ヶ月は体調面などを考慮し、つけるのを避けましょう。

ガードルタイプは骨盤をサポートする役目はもちろんですが、本来スタイルアップをサポートする事をメインとしています。

そのため、骨盤が安定した後でも、体型がすぐに戻るわけではないため、体型が戻るとされている6ヶ月までの使用が目安なのです。

しかし体型の戻り方には個人差がある為、ガードルタイプに限ってはいつまでとはっきりしておらず、心地よければ継続的にお使いいただけます。

骨盤ベルトをつけるおすすめ期間
  • 産前=妊娠初期から臨月までつけてよい(体調をみて)
  • 産後=直後から2ヶ月程度で徐々に使用頻度を減らす(ガードルタイプは、産後1ヶ月〜6ヶ月)

このことから、産前産後用の骨盤ベルトを妊娠初期から産後2ヶ月使って、そのあとガードルタイプに切り替えるととても効率的で効果的に骨盤ケアができることがわかりますね。

産後に骨盤ベルトを検討されているなら、産前産後用にすると、次の妊娠時にも使用できるため、長く使うことができます。

しかし、産前産後用はつける際、少しコツがいるため慣れるまではしっくりくる位置でつけるのが難しい場合があります。

そういう場合産後用は、比較的手軽につけ外ししやすいものが多いため、忙しいママさんにはとてもおすすめです。

1日のうちどれくらいの時間つければいい?

1日中つけっぱなしじゃなきゃいけないの?

骨盤ベルトは、1日中つけっぱなしでないといけないわけではありません。

しかし、腰や股関節、恥骨の痛みがひどい場合は、つけっぱなしで寝るときもつけていた方がいいです。

それ以外の場合は、骨盤への負担が大きい、日中の活動時間だけでも大丈夫です。

まとめ

  • 骨盤ベルトは正しい使い方や効果を理解しないと意味ないものになってしまう
  • 骨盤ベルトは妊娠中や産後の腰や股関節、恥骨などの痛みを予防改善してくれる
  • 骨盤ベルトは骨盤が正しい位置に戻り、産後の体型を引き締めるサポートをしてくれる
  • 骨盤ベルトを選ぶ時はつけるタイミングと悩みで決める
  • 骨盤ベルトは、産前産後用の立体ベルトタイプ、産後用の幅広ベルトタイプ、産後1ヶ月用のガードルタイプの3種類
  • 骨盤ベルトのブランドはワコールや犬印などのマタニティ専門がおすすめ
  • 骨盤ベルトは正しいつけ方をしないと意味ない、骨盤の少し下の大転子を包む
  • 骨盤ベルトをつける期間は妊娠初期から産後2ヶ月が目安(ガードルタイプは産後1ヶ月〜6ヶ月)

骨盤ベルトには多くの種類があり、産前産後の骨盤をケアしてくれる嬉しい効果がたくさんある事がわかりましたね。

効果を勘違いしてしまったり、ご自身に合わないものを選んでしまったりすると全く意味ないものになってしまいます。

この記事を読んで、ご自身に合った骨盤ベルトを見つけましょう。