ボブにしたい!とネットで理想の髪型を見つけても、長さや重さの上手な伝え方がわからず、仕上がって「コレジャナイ感」を味わったことがあるのは私だけではないはず。

ボブにしたいけど長さも形も種類が多いし、どんな伝え方をしたらいいの?!
伝え方のコツは美容師に全体の長さ、前髪の形、髪のクセなどを明確に伝えることです。
美容師さんが丁寧にカウンセリングしてくれても、ボブの伝え方は上手くできないですよね。
画像を見せて「こういう感じでお願いできますか。」と言っても、なかなか難しいものがあります。
仕上がりに納得いかなくても気まずくて言い出せない、なんてことになりかねません。
髪型で人の印象ってものすごく変わりますよね。この記事を読んで、一緒に理想の髪型を見つけましょう♪
ボブに似合う長さの伝え方で本当に大切な3つの事!

一言でボブと言ってもその種類は多岐にわたります。ショートボブ、ミディアムボブ、ワンレン、前下がり、ウルフ、外はね、切りっぱなし…。
長さやスタイル、前髪、カラー、パーマ、組み合わせはもはや無限大です。
伝え方次第でかなり仕上がりが変わってくるので、何を伝えたら美容師さんがわかりやすいかをご紹介します。
今よりどのくらい切る?長さの伝え方
まずは、今の長さからどれくらい切りたいのかを明確に伝えます。
「ここまででお願いします」と手で表現するのが1番わかりやすい伝え方です!人見知りでも口数少なく伝えられますね♪
「結べる長さは欲しい」「首が隠れるくらい」「顎の辺りまで切ってほしい」など体の部位で伝えると、1回で伝わりやすいので、カットの最中も確認されずにすみますよ。
仕上がりの長さがはっきりわかるので美容師さんにとってもありがたいそうです。
髪の「重さ」の指定をする!ふんわりと綺麗めどっち?

髪を切った後、普段のスタイリングをどうしたいか、どんな印象になりたいかを必ず伝えましょう。
髪の毛全体の量を重めにしたい、軽くしたいというのは重要なポイントです。
毛量を少なめに調節すると、ふんわり「軽め」に仕上がります。ワックスもファイバー入りや、軽めな付け心地のものがおすすめです。

サラサラな綺麗めスタイルがお好みなら「重め」をオーダーしましょう!スタイリング剤はウェットなものかオイルを使うと良いですよ。

こちらのオイルはスタイリング用。髪をドライヤーで乾かした後に、スタイリングの仕上げとして使用します。
「シアオイル」などのトリートメント用のオイルとは別物なので、購入の際は注意してください!
髪の悩みを相談!うねりやクセやつむじの向き

全体のうねりや、普段から強いクセがある場所、天気に左右される毛質、セットがしにくい、後頭部が絶壁など色んな悩みがありますよね。
カット前に美容師さんに相談すると、悩みに合った良い提案をしてもらえることがありますよ。
つむじは巻いてある向きによって、前髪をどちらに分けたほうが自然かというのもあるので、美容師さんに確認してもらってください。
前髪を短く切ると浮いてしまったり、襟足の生え際が上向きになってたりと、長さを変えると目立つ髪のクセも事前に伝えておきましょう!
美容室ではいい感じだったのに、翌日自分でセットしたら「あれ?」なんてことがないように伝え方に注意が必要です!
ボブスタイルは長さもデザインも種類豊富♪

「ボブ」はデザインの種類が多く、カットによって印象にかなりの違いがあります。わかりやすいデザインと印象をご紹介いたします。
〈前下がりボブ〉

襟足が短く前側の髪が長いのが特徴です。シャープでかっこいい印象なので、ストレートヘアに向いています。
顔周りに影ができるので小顔効果バツグンのヘアスタイルです♪
漫画の「NANA」に憧れて、18歳の私も、黒髪の前下がりボブにしていました…(笑)。
〈前上がりボブ〉

前下がりとは反対に、襟足側は長く、顔まわりは短くカットされた髪型です。
襟足などがはねてしまうなどのクセを活かしやすいヘアスタイルです。
毛量が多くて重たいボブを軽くしたい場合や、面長さん、ハチ張りさんにおすすめ!
若々しい、ふんわり、柔らかい、女性らしいといった印象になれます。
〈ショートボブ〉

スッキリとしてスタイリッシュな印象のショートボブ。
かっこよさの中に「色っぽさ」を感じられ、ボーイッシュになりすぎない人気のヘアスタイルです。
前髪や髪の表面は、長さが残るようカットすることにより、メリハリのあるシルエットに。
下ろしている状態は丸みのある雰囲気ですが、耳にかけるとすっきりした雰囲気になり、かなり印象が変わります。服装や気分によってアレンジできるのも嬉しいポイント。
〈やや長めのボブ〉

少し長さのあるボブスタイルです。ロングボブ、を略して「ロブ」とも呼ばれています。
肩の上下数センチにおさまるくらいの長さで、落ち着いた雰囲気があります。
ストレートやパーマなどアレンジの種類が豊富で、カラーも選びやすい髪型。
誰にでも似合いやすいカットなので、ロングからいきなりバッサリは抵抗がある…というあなたはまずロブを試してみてはいかがでしょうか。
〈外はね切りっぱなしボブ〉

毛先のザクっと感がおしゃれさんの間でも人気のある、こなれ感満載のカットです。
ハーフアップなどのアレンジをしても可愛く決まるのでおしゃれの幅が広がりますよね♪
〈ワンレンボブ〉
ワンレンは「ワンレングス」を略した言葉で、髪のすその長さがまっすぐ均一で段差のないカットです。
フラットでコンパクトな印象があり、ストレートだと特にモードな印象に。
〈ウルフボブ〉

トップを短めにし、表面の髪の毛にレイヤーを入れて後頭部にかけて自然なボリュームを出すウルフボブ。
襟足が長く、ワックスなどで動きを付けると躍動感のある印象です。
絶壁でお悩み、猫っ毛でボリュームがほしいあなたにはウルフボブがおすすめ!
ファイバー系やウェット系など、使うワックスの種類によってかなり雰囲気に違いが出るカットなので、スタイリング剤を選ぶのが楽しくなると思います♪
髪型を選ぶポイントは、スタイリングが自分で簡単にできるものだと、自宅でも再現しやすいのでおすすめです!
レイヤーってよく聞くけど結局何?!

レイヤーとは直訳すると「層」「階層」という意味です。
美容室で使われる「レイヤー」という言葉は、髪の長さを部分的に切って段差をつけることを指します。
髪を真横に引き出した時、毛束の上部が短く、下部が長くなるようなカットが基本的なレイヤーの入れ方です。
髪の毛を下ろした時に毛束に段差があると、厚みが減って毛先も軽くなります。
表面に動きをつけたり、軽さを出したりしたい時にレイヤーを入れると良いでしょう。
ボブスタイルに似合う長さ別のバングをご紹介!

バングとは前髪のことです。前髪は顔の印象に直接関わってくる部分なので、具体的に美容師さんに「こうしたい!」と理想を伝えましょう。
バングは長さと形の掛け合わせで、ガラッと雰囲気が変わりますよ。どんなボブにしたいかの参考にしてください。
長さ別、形別でバングの種類をご紹介いたします!
- オン眉
- チークライン
- リップライン
- あごライン
ラインは「この長さ」という意味。長さ別に、ほほのあたりまで=チークライン、唇のあたりの長さ=リップライン、あごのあたりの長さ=あごラインという意味になります。

よく耳にするのは「オン眉」ではないでしょうか。「オンザ眉毛」の略で、眉毛より上でカットした前髪のことです。
- ジグザグバング
- 斜めバング
- シースルーバング
- うざバング
- フルバング(ぱっつん)

いわゆる「パッツン」なフルバングは、ボブと合わせると「おかっぱ」感が出る前髪です。
前髪全体をまっすぐ重めにカットするスタイルで、前髪の幅を広くとると、個性的、活発といった印象が得られます。

韓国女子のトレンドであったシースルーバングが、日本でも大流行。
色味のある眉メイクが映えるスタイルで、カーラーやコテを使ってカールを入れると、スタイリングが可愛らしい印象になります。

斜めバングは「アシンメトリー」「アシメ」などとも呼ばれた前髪。
ウルフボブや前上がりボブなどの動きがあるヘアスタイルに向いていますが、昔の時代を感じる印象です。

うざバングは「うざったい」「顔にかかる」前髪のことです。
前下がりボブやショートボブとの相性がいいスタイルで、ハンサムな印象にしたい場合にもってこい!
オーダーをする時は前髪の「形」と「長さ」をきちんと伝えると、理想のヘアスタイルにしてもらえますよ♪
まとめ

- ボブにしたい時に美容師さんつ伝えるべきなのは「長さ」「重さ」「自分の髪のクセ」
- 長さの伝え方は、手で表すのが1番だが、「首が隠れるくらい」「顎のあたり」など体の部位を使って伝えるとわかりやすい
- 重さの伝え方は、なりたい雰囲気で決まるので「ふんわり」や「綺麗め」などイメージを伝える
- 普段どのようにスタイリングしたいかを伝えるとなお良い
- ボブは種類やデザインが豊富で、毛質や悩みによって似合う髪型が違う
- 「バング」とは前髪のことで、フルバングやうざバングなど長さや形も種類が豊富
- レイヤーとは髪に段差をつけることで、軽くしたい、動きを出したいという場合にたくさん入れると良い
せっかくイメチェンするなら絶対に成功させてルンルンで美容室から帰りたいですよね。
ご紹介した長さの伝え方で、美容師さんに相談しながら、あなただけの理想ボブを見つけてください!
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