食育インストラクターの資格は独学で取れる?メリットや取り方を紹介

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あなたは食育インストラクターの資格を独学で取得しようと考えていますか?

独学だと自分のペースで勉強できるし、費用も抑えられて良いですよね。

資格の中では通信講座を受けたり、学校に通ったりとさまざまな方法があります。

残念ながら、食育インストラクターの資格は独学では取ることが出来ないんです。

なぜ食育インストラクターは独学では資格が取れないの?

食育インストラクターはNPO法人食育インストラクター協会が認定する資格です。

協会が指定する養成講座(通信講座)を受けることで取得できる資格だからです。

この記事では食育インストラクターの資格を持つメリットや取り方をまとめてみました。

食育インストラクターの資格は履歴書に書けることや、階級ごとの資格の取り方をご紹介します。

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食育インストラクターの資格は独学NG! 通信講座で可能

食育インストラクターとは健康的な食事や栄養バランスなど、食育についての知識を深めて、料理に関わる周りの人に指導者となる資格です。 

食育インストラクターの資格は独学では残念ながら取れません。

資格を取るためには主催で行われている「NPO法人食育インストラクター協会」が指定をする通信講座を受ける事で取ることが出来ます。

食品業界にまつわる仕事として働くことを目指す場合は持っていると有利な資格です。

「食育を学んで日々の暮らしの中で料理を家族や自分のために食べさせたい、食育の知識を取り入れることが出来れば十分と考えている。」

そのように資格を取得したい訳ではなく日常の中に取り入れたいと考えているのであれば独学でも充分な知識を身につけることができます。

独学のメリットはお金の負担が通信講座に比べると少ないということです。

教科書の数も少なく1冊でまとめられている事が多いので何から手をつければ良い分からないという事もなく、順番に学んでいけば良いのも魅力的です。

また、自分のペースで学べるので好きな時に好きな場所で出来るのも良いですよね。

一方、この食育インストラクターは指定された通信講座を受けることが条件なので資格を取りたい場合は独学では受けられません。

お金もかかるし独学で学べないのが残念だな

独学で学ぶことが出来ずガッカリしたあなた。ただ、通信講座にもメリットはあります。

通信講座だとお金の負担はありますが「資格を取得する!」とはっきりとした目標がある場合にはお金をかけた分頑張れます。

独学で学ぶと最初はやる気があるものの、教科書を読んだら満足をしてしまって結局、知識が身についていなかったというケースもあります。

恥ずかしながら私も教科書を買ったものの、目を通して終わりということが過去にありました。

また、誰かがサポートする訳ではないのでモチベーションを維持するのも大変ですよね。

教科書の本は増えますが食育について様々な分野を学べるので独学に比べると深い知識が得られます。

また、サポート体制の部分でも独学と違い、分からない点は聞くことが出来るのも安心ですね。

理解できないまま次に進むと余計に分からなくなるという事もあるので、専門分野の講師のサポートがあると学んでいく中でも安心です。

食育インストラクターの資格は履歴書に書ける!

食育インストラクターの資格は履歴書に書くことができます。

「協会が主催の民間資格は履歴書に書いても良いのかな?」と不安になることもあるかもしれません。

食育は社会で進められている施策のひとつですし、食育に詳しいと自分のアピールポイントにもなります。

努力して知識を学んだのですから、自信を持って堂々と履歴書に書いて提出をしましょう♪

食育インストラクターは食品に関わる場合にみんなが注目をしている資格です。

しかし残念ながら食育インストラクター資格を持っているだけでは就職の時にそこまで有利ではありません。

え!じゃあ資格を取る意味は?

食育インストラクターの資格だけでは仕事としての確立は難しいでしょう。

しかし、栄養士調理師など他の資格と組み合わせる事によって、食品関係の企業や飲食店などでは評価をされます。

保育施設や小中学校、高齢者施設では食事へのサポートがとても大切な役割の一つとなります。

食育インストラクターの仕事内容
  • 子ども達に給食の時間で食育を伝える
  • 保育や学校、高齢者施設でのメニューを考える
  • 地域の人たちを招いて食育活動に参加
  • 食文化の伝統や文化を伝えていく

子どもたちの大切な時期や健康への配慮が必要なお年寄りにとって資格を持っているとサポートが出来ますね!

資格を持っていることで周囲に食べることの大切さを伝えられる重要な役目を務めることとなります。

私自身、保育士として働いていますが給食の時間では好き嫌いがあって楽しくないと嫌がる子がいました。

園庭の畑で野菜を作り、収穫した野菜を使って作った料理を食べたら好き嫌いを克服したと経験があります。

また、子ども達の中には食物アレルギーを持っている子もいます。アレルギー食に注意して関わることが必要です。

そのため、食育インストラクター資格は、保育の現場にも大いに活用できます。

食育インストラクターの資格を持っていれば、食育を通して子ども達に食べる楽しさを伝えられる意味もあると思います。

食育インストラクターの資格の取り方を階級ごとに解説

食育インストラクターの資格は5段階に分かれていてプライマリー、4級、3級、2級、1級となっています。

1番下の入門階級のプライマリーの取り方は、協会が指定した通信講座を受講して、最終課題を受けることで取得することが出来ます。

通信教育を修了することでもらえるので受験をする必要はありません。

4級以上の資格の取り方は試験会場に行って受験することになります。

4級以降の資格の取り方

【4級】…プライマリーの資格を持っていることが条件になる

協会が認定する学校へ通学したり、受験をすることで資格を取ることが出来る

【3級】…プライマリーか4級を持っていることで受験が出来る

ただし例外で栄養士や管理栄養士など、食育に関して国家資格を持っている場合は3級の受験が可能

【2級】食育インストラクター3級を持っている、プライマリー+食育に関する国家資格を持っている場合受験が出来る

【1級】2級の資格を取ってから1年以上の食育実務経験をしてから受験が出来る

筆記試験以外には論文やレシピを提案が課題にあり、より本格的な実践を必要とする

食育インストラクターの4級以降の資格の取り方では、階級ごとにルールがあります。

基本的には研修会に参加または、推進校にて単位を取得をする必要があります。

まとめ

  • 食育インストラクターの資格は独学で取ることは出来ない
  • NPO法人食育インストラクター協会が指定をする通信講座を受ける事で資格を取れる
  • 独学と違い、通信講座はサポート体制も充実していて分からない点を質問できる
  • 食育インストラクターの資格は履歴書に書ける
  • 食育インストラクターの資格だけでは就職の時に有利ではないが栄養士調理師など他の資格と組み合わせると食品メーカーや飲食店で評価をされる
  • 保育園や小中学校、介護の仕事をしている場合は食育インストラクターの資格があると食育へのサポートが出来る
  • 食育インストラクターの資格はプライマリー、4級、3級、2級、1級と5段階に分かれている
  • 4級以上の資格の取り方は試験会場に行って受験をする

資格を取る時には独学で出来れば少ない費用で済むこともあるのですが食育インストラクターは独学では出来ません。

しかし、資格を持っていると専門知識を学べて周囲の人の手助けにもなります。食べる大切さを伝え、健康的な身体作りを目指せます。