タバスコの賞味期限は未開封で5年、開封済みだと3ヶ月ほどです。

このタバスコっていつ使ったんだっけ?
ピザやパスタに使いたくて買ったけれど、少し使ってとりあえず冷蔵庫へ入れてそのまま。なんてこと、ありませんか?
タバスコって買っても使いきれないんですよね。瓶にも賞味期限が書いてないですし、賞味期限が分からないと困りますよね。
「腐らない調味料」ともいわれるタバスコ。賞味期限が長いのは、使っている原材料に理由があるんです。
賞味期限の記載は外箱に書いてありますよ。保存方法を守ればタバスコの賞味期限は5年と長いんです。
この記事を読めば賞味期限についてだけでなく賞味期限の見方や保存方法までわかるようになります。
また、タバスコが賞味期限切れになる前に使い切る方法も紹介していきますよ♪
タバスコの賞味期限の見方は外箱が重要!

タバスコの賞味期限はスーパーで売っている一般的なサイズで5年です。

そもそもタバスコの賞味期限ってどこに書いてあるの?
賞味期限の記載は瓶ではなく、外箱に記載されているんです。詳しい賞味期限の見方とどこに賞味期限が書かれているのか、調べてみましたよ。
賞味期限は瓶には書いてない
タバスコの賞味期限は外箱に書かれています。瓶を見ても賞味期限は書いてないんですよ。
見方が分からなければ、賞味期限が分からないまま使ってしまうことになります。
賞味期限の詳しい見方は、外箱の上部を確認しましょう。外箱の上に2段の数字があります。
「LOT 022322」と書かれているのが、製造年月日2022年2月23日という意味です。
その下の「270223」が賞味期限である、2027年2月23日です。
製造日から5年もあって、長持ちする調味料であることがわかりますね。
ちなみに賞味期限と消費期限には違いがあり、長持ちする調味料であるタバスコには賞味期限の表示があります。
賞味期限とは、美味しさの質が保たれ、美味しく食べられる期限のことです。比較的長持ちする製品には賞味期限が使われます。
消費期限は、安全に食べられる期限のことをさします。あまり長持ちしない製品には消費期限が使われます。
タバスコを外箱から出したらすぐにポイッとはせずに、外箱の上部を確認して、瓶に書いておくなど忘れないようにしておいた方がいいかもしれませんね。
そもそもタバスコってどんな調味料?
タバスコの外箱に原材料の記載があるのですが、とってもシンプルで体に優しい調味料です。
そもそも、タバスコってどんな調味料なのでしょうか?タバスコといえば「TABASCO」の文字が入った菱形のラベルのものが有名ですよね。
- 唐辛子
- 塩
- 酢
タバスコの原材料ってこれだけなんです。着色料や添加物の使われていない体に優しい調味料なんですね。
- 唐辛子をすりつぶしウィスキー樽で3年間熟成させる(蓋をした樽の上に塩をかぶせることで発酵し、発酵した液が塩に染み込むことで塩が固まって樽を密閉してくれる)
- 熟成後は酢を入れて約1ヶ月寝かせて完成
また作り方を見て分かる通り、タバスコって発酵食品でもあるんですよ。食べ過ぎに注意すれば嬉しい効果がありますよ。
タバスコには嬉しい効果がある!
タバスコを食べることによって嬉しい効果が得られます。主な3つをご紹介します。
- 発汗作用
- 脂肪燃焼
- 食欲増進
効能その1:発汗作用
タバスコの成分であるカプサイシンには、発汗を促す効果があるんですよ。
カプサイシンの成分が口の中を刺激することで辛味を感じます。交感神経が刺激されて、アドレナリンが放出されます。
その結果、たくさん汗が出ます。辛いものを食べて汗をかいた経験ありませんか?汗をかくと汗が蒸発することによって一時的に体温が下がります。
夏に辛いものが食べたくなるのはこの為なんですね。
効能その2:脂肪燃焼効果
タバスコにはなんと脂肪燃焼効果があるんです!タバスコを食べるとその成分が体に吸収され、血中に入ります。
その結果、発汗作用と同じくアドレナリンが出ます。
このアドレナリンが脂肪代謝などのエネルギーの代謝を促してくれ、脂肪が燃焼されるんです。
効能その3:食欲増進効果
夏は辛いものが食べたくなるという経験はありませんか?
タバスコの成分であるカプサイシンは食欲を増進するが効果がありますよ。カプサイシンが胃の粘膜を刺激することによって引き起こります。
暑くて食欲の出ない夏など、食欲が出ないという時にも効果的ですね。
ただし、タバスコの入れ過ぎには注意してください。
また、胃腸などが弱って食欲が出ない時には症状を悪化させる場合があるのでタバスコを食べるのは控えてくださいね。
タバスコの賞味期限は開封済みと未開封で変わるの?

タバスコの賞味期限は一般的なサイズであれば5年、タバスコが開封済みの場合常温保存であれば1ヶ月、冷蔵保存であれば2~3ヶ月ぐらいが賞味期限の目安です。
先ほど紹介した外箱に記載されている賞味期限は、未開封の状態であった場合です。賞味期限は未開封の場合が基本なんですね。
開封すると賞味期限が変わるだけでなく、月日が経つごとに味や風味が劣化していくので注意が必要です。
タバスコの賞味期限は一般的な大きさで5年!
タバスコや通常のペッパーソースの賞味期限は製造日から5年です。
ボトルの大きさや種類によって変わるので注意してくださいね。タバスコの賞味期限は瓶の大きさや内容量によっても違うので、細かく整理しましたよ。
商品(内容量) | 賞味期限 |
タバスコ ペッパーソース (350ml) | 5年 |
タバスコ ペッパーソース (150ml) | 5年 |
タバスコ ミニボトル(3.7ml) | 1年 |
タバスコ パウチ(3ml) | 2年 |
一般的なスーパーで売られている60mlや150ml、レストランに置いてあるような大きめのボトルは5年です。
3.7mlのミニボトルは1年、宅配ピザについてくるような3mlのパウチタイプは2年です。
3.7mlのミニボトルより、3mlのパウチタイプの方が期限が長くなっています。大きさに比例しているわけではないので、注意して賞味期限を確認してくださいね。
また,たまにスーパーで見かける緑のハラペーニョソースの賞味期限は18ヶ月です。
これら賞味期限の条件は未開封の状態ですので、開封済みになると賞味期限はさらに短くなります。保存方法に気をつけたいですね。

家にあるのは一度使ったタバスコなんだけど大丈夫?
大丈夫ですよ。タバスコは開封済みだからすぐに腐って使えなくなってしまうというわけではないんですよ。
開封済みのタバスコは3ヶ月が目安
開封済みのタバスコは賞味期限がすぎても食べることができますよ。
賞味期限とは味の劣化を意味し、消費期限とは違って食べても問題はありません。
長く保存できることから、タバスコには賞味期限が表示されているんでしたね。
タバスコは「腐らない調味料」と言われています。タバスコの原材料である唐辛子やお酢は抗菌作用が高いので、腐ることがほとんどないそうです。
さらに、タバスコは瓶の口がとても狭く作られてため、外気が入りにくく、外部の雑菌が侵入しにくい作りになっているので、腐りにくいんですね。
ただし、これは腐りにくいということであって、劣化しないわけではありません。
開封して1ヶ月、2ヶ月と時間が経ってくると、段々と風味や香りは落ちてくると思われます。とはいえ、開封済みであってもタバスコは食べることができそうですね。
タバスコの賞味期限を伸ばすには保存方法を守ろう

タバスコの保存方法は基本的に常温保存です。タバスコの賞味期限は大きさにもよります。
未開封の状態で1年~5年、開封済みであれば3ヶ月ほどでしたが、それは保存方法を守った場合です。
外箱にも書かれていますが、タバスコの保存方法は常温保存です。
しかし、お家ではなんとなく冷蔵庫に入れてしまっていませんか?常温と冷蔵とどちらが適した保存方法なのでしょうか。
正しい保存方法は常温保存
タバスコは基本的に常温保存がすすめられています。開封済みの場合は賞味期限が短くなり、常温保存でも3ヶ月ほどです。
- 常温保存
- 日の当たらない場所で保存する
ではなぜ常温なのでしょうか。それは、冷蔵庫で保存すると、冷蔵庫から出した時の温度変化で品質が劣化してしまうんです。
そのため、タバスコは常温保存がすすめられているんですね。
さらに、タバスコには保存料や着色料が使われていないため、日の当たる場所に置いておくと変色を起こす可能性があります。日の当たらない暗い場所で保存してください。
使用した後はしっかりと蓋を閉めましょう
タバスコを出来るだけ長く、安心して使用するためには、使った後はしっかりと蓋を閉めましょう。
タバスコは毎日使うというものではないですよね。
使用後はそのまま保管するという場合が多いと思います。
先ほど、タバスコは「腐らない調味料」であるという話をしましたが、使用後、蓋を開けていると外の空気が入ってきます。
賞味期限も長く、せっかく外気が入りにくい形の瓶になっているのに、蓋をきちんと閉めていないと意味がありません。
使用した後はしっかりと蓋を閉めるようにしましょう。使用後に蓋を閉めるといいうだけで酸化するのを防ぐことができ、変色も防げますよ。
腐りにくい調味料なので、長く安全に使えるようにしたいですよね。
タバスコの賞味期限切れの前に美味しく使い切る方法

タバスコを買っても使いきれずになんとなく捨ててしまっていませんか。
タバスコは着色料や添加物が使われていないだけでなく、塩分も少ないので調味料として使いやすいんですよ。
タバスコには嬉しい効能があることもわかったので、賞味期限までに美味しく使い切る方法があると嬉しいですよね。

あまったタバスコを使い切る方法ってある?
タバスコを賞味期限切れまでに美味しく使い切る方法をご紹介します。
- 生牡蠣にかける
- トマトと組み合わせる
- 普段のソースにプラスする
方法1:生牡蠣にかける
生牡蠣にタバスコって意外にあうんですよ。一時SNSでも話題になりましたが、そもそも生牡蠣を美味しく食べるために作られたという話があるほど、生牡蠣とタバスコって合うんです。
牡蠣だけでなく、魚介類との相性も良く、魚と野菜のマリネに使われたり、タコやイカ、貝類や白身魚と使ったりしても合いますよ。
魚介類を使った料理にプラスしてみてください。
方法2:トマトと組み合わせる
ピザやパスタにタバスコを使う方法はよく知られていますね。そのとおり、タバスコとトマトは相性がとっても良いんです。
サルサソースの辛味としても使えますし、トマトジュースに入れるという方法はタバスコ好きの定番だそうです。
辛いものがあまり得意じゃない方にもおすすめです。数滴だけ足してよくかき混ぜてください。味に深みが出て美味しくなりますよ。
方法3:普段のソースにプラスする
このタバスコの使い方はとっても簡単で他のソースと混ぜるだけです。ケチャップやマヨネーズを使うときにプラスしてみてください。
フライドポテトにソースにプラスしたり、サンドイッチのマヨネーズに少し足してもいいですね。
ソースを使うときはタバスコをプラスすると、味にアクセントがついて美味しくなりますよ。
タバスコは辛いだけではなくて、酸味もあるので意外といろんな料理に合いますよ♪
バラエティ豊かに使えるタバスコ。こんなに使い道があれば、賞味期限切れまでに使い切れそうですね。
いろんな料理にプラスして、あなたのオリジナルを見つけてくださいね♪
欲しい時だけ使いたいという方は、使い切りサイズもありますよ。
まとめ

- タバスコの賞味期限は未開封で5年、開封済みだと3ヶ月ほど
- タバスコの賞味期限はタバスコの外箱に書かれている
- タバスコはシンプルな原材料で作られた体に優しい調味料
- タバスコの成分であるカプサイシンには発汗を促す、脂肪燃焼、食欲増進など嬉しい効果がある
- タバスコの賞味期限は一般的なサイズであれば5年、タバスコが開封済みの場合常温保存であれば1ヶ月、冷蔵保存であれば2~3ヶ月ぐらいが目安
- タバスコの原材料である唐辛子やお酢は抗菌作用が高い為、腐りにくい
- タバスコは常温保存し、使用後はしっかりと蓋を閉める
- タバスコは塩分も少ない為、調味料として使いやすい
お家のタバスコが使われずにおいてあるなんてもったいないですよ。シンプルに作られたタバスコには嬉しい効能もたくさんあります。
気軽にタバスコを使って、暮らしにピリッとアクセントをプラスしてみましょう♪
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