有働由美子さん – 人間性とユニークなエピソード

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有働由美子さんとは

1969年2月4日に鹿児島県日置郡伊集院町(現・日置市)で生まれました。
両親は熊本県出身で、4歳までを鹿児島で過ごし、その後は兵庫県と大阪府で育ちました。1人妹がいます。

大阪府立北野高等学校を経て、神戸女学院大学文学部総合文化学科を卒業。
中学・高校時代は剣道部に所属し、大学では大学祭実行委員としてイベントの裏方を務めていました。

1991年4月、NHKに入局し、大阪放送局でスポーツを担当。1994年3月に東京アナウンス室へ異動し、『NHKニュースおはよう日本』『サタデースポーツ』『サンデースポーツ』『NHKニュース10』『あさイチ』などでキャスターを務めました。
2001年から2003年までは『NHK紅白歌合戦』の紅組司会も担当しています。

2007年6月、アナウンサー職のままアメリカ総局(ニューヨーク)へ異動し、特派員を務めました。2010年春に東京アナウンス室へ復帰し、『あさイチ』の初代メインキャスターに就任。
2012年から2015年までは紅白歌合戦の総合司会も務めました。

2018年3月31日、27年間在職したNHKを退職し、ジャーナリストとして活動することを表明。
同年4月26日、事務所ナチュラルエイトに所属することを発表しました。
フリー転身後は、『news zero』(日本テレビ)のメインキャスターに就任し、2022年8月にはウクライナ情勢の取材のためキーウへ渡航し、現地中継で伝えました。

趣味は読書、温泉、旅行、料理など多岐にわたります。酒好きで知られ、サザンオールスターズや『逃げるは恥だが役に立つ』の大ファンでもあります。特技は茶道と早食い。身長162cm、血液型はO型です。

長年NHKアナウンサーとして活躍した有働由美子さんは、現在はフリーのジャーナリストとして新たな道を歩んでいます。その幅広い知識と豊富な経験を生かし、これからも多方面で活躍することが期待されています。

東京大学大学院 情報学環・学際情報学府
項目内容
生年月日1969年2月4日
出身地鹿児島県日置郡伊集院町(現・日置市)
家族両親(熊本県出身)、妹(1人)
学歴大阪府立北野高等学校、神戸女学院大学文学部総合文化学科
学生時代の活動中学・高校:剣道部、大学:大学祭実行委員
NHK入局1991年4月、大阪放送局に配属
主な担当番組『NHKニュースおはよう日本』『サタデースポーツ』『サンデースポーツ』『NHKニュース10』『あさイチ』など
NHK紅白歌合戦2001年-2003年:紅組司会、2012年-2015年:総合司会
特派員経験2007年6月-2010年春:アメリカ総局(ニューヨーク)
NHK退職2018年3月31日、27年間在職
フリー転身後事務所ナチュラルエイトに所属、『news zero』(日本テレビ)メインキャスター
趣味読書、温泉、旅行、料理など
特技茶道、早食い
スポーツ・武道剣道(2段)
身体データ身長162cm、血液型O型
ファン歴久米宏、サザンオールスターズ、『逃げるは恥だが役に立つ』

アナウンサーとしての軌跡とエピソード

有働由美子さんは、小学生の頃から人に情報を伝える仕事に興味を持ち、大学生時代に湾岸戦争の報道に触れたことで、テレビジャーナリズムに憧れを抱くようになりました。NHKを選んだ理由は、得意の英語を活かせる海外の放送局を多く持っていたからだそうです。

初任地の大阪では、発音やアクセントが下手で視聴者からも怒られ、アナウンサーに向いていないと悩んだこともありましたが、先輩や取材先の方々の励ましに支えられ、乗り越えることができたと話しています。

オリンピック中継では、1994年リレハンメルでの原田雅彦選手へのバッシングに対し激励の手紙を送ったり、1998年長野では日本選手団の優勝インタビューを行ったり、2000年シドニーでは篠原信一選手の敗退を涙ながらに伝えるなど、選手たちに寄り添った報道姿勢が印象的でした。

生活情報番組『あさイチ』では、独身で主婦経験のない自分に不安を感じつつも、正直なスタンスで臨むことを心がけていました。番組では、「垂れ乳」特集後のエピソードや、能年玲奈(現:のん)への無茶振り、秋元康からの「大人AKB」メンバー就任の打診など、様々な話題を提供しました。

NHK時代末期には、フリー転身の噂が絶えず、退職を考えた際には先輩の堀尾正明アナウンサーに相談していたそうです。また、マツコ・デラックスにも在局中から相談していたことから、同じ事務所に所属することを決めたと明かしています。

『あさイチ』降板日には、前日の飲酒の影響で声が出ないという失態を犯しましたが、相方の井ノ原快彦とは今でも交流を続けているそうです。

有働由美子さんのアナウンサー人生は、様々な苦労や失敗、そして成功が織り交ぜられた、まさに「人間味あふれる」ものだったと言えるでしょう。

ジャーナリストとしての公平性

有働由美子さんは、NHK時代から現在のフリーのジャーナリストとしての活動に至るまで、報道の公平性や中立性を重視してきました。

NHK時代には、様々な番組でキャスターを務める中で、政治的な偏りを避け、多角的な視点から情報を伝えることを心がけていました。また、インタビューでは、相手の立場に立って質問をし、真実を引き出すことを大切にしていました。

フリーとなってからも、『news zero』のメインキャスターとして、公平で客観的な報道を行うことを信条としています。2022年8月には、ウクライナ情勢の取材のためキーウへ渡航し、現地の状況を生の声とともに伝えました。これは、戦争の実態を一方的な視点ではなく、現地の人々の目線から伝えようとする姿勢の表れと言えます。

また、東日本大震災や熊本地震など、大規模な災害時には、被災地に赴き、被災者の声に耳を傾けるとともに、支援の在り方についても問題提起をしてきました。

有働由美子さんは、ジャーナリストとして、常に公平性と中立性を保ちながら、社会の様々な問題に向き合ってきました。その姿勢は、時にはNHKの中でも異色の存在として見られることもありましたが、視聴者からの信頼を獲得してきた要因の一つと言えるでしょう。

今後も、有働由美子さんがフリーのジャーナリストとして、公平で独自の視点から情報を発信し続けることが期待されています。

ユニークなエピソード

学生時代、大学の先輩から「お前は頭が悪いから、頭を使わない仕事に就け」と言われたことがあるそうです。これに対し、有働は「アナウンサーは頭を使わない仕事か」と反論したところ、先輩は「お前みたいなアホでもできる」と返されたとか。このやり取りが、アナウンサーを目指すきっかけの一つになったそうです。

2013年、『あさイチ』の放送中に、共演者の井ノ原快彦が「朝からカレーを食べるのは抵抗がある」と発言したところ、有働は「カレーぐらいいいじゃないですか!」と、カレー好きならではの激しい反論をしました。このやり取りは、番組の名場面の一つとして知られています。

学生時代、アルバイト先の先輩から「君は声が低いから、アナウンサーには向いていない」と言われたことがあるそうです。しかし、有働はこれを逆手に取り、「低い声を武器にしよう」と考えるようになったとか。実際、有働の低音ボイスは、彼女の魅力の一つとして知られています。

2018年、『news zero』のメインキャスターに就任した際、番組内で「私服」を着用することを提案しました。これは、硬いイメージのあるニュース番組に、柔らかさと親しみやすさを加えようという狙いがあったそうです。

プライベートでは、熱心な阪神タイガースのファンとして知られています。2003年には、阪神タイガースの優勝パレードに、実況中継のアナウンサーとして参加。選手たちにビールをかけられる「ビール浴び」を体験したそうです。

これらのエピソードからは、有働由美子さんの明るく前向きな性格、そして物事を柔軟に捉える適応力の高さが伺えます。

また、自身の個性を活かしながら、アナウンサーという仕事に真摯に向き合ってきた姿勢も感じられます。

人間性・女性として

有働由美子さんは、アナウンサーやジャーナリストとしてだけでなく、一人の女性としても魅力的な人物であると言えます。

独立心と強い意志を持っている
有働は、NHKを退職してフリーのジャーナリストになるという大きな決断をしました。これは、自身のキャリアを自分の意志で切り開いていこうとする強い独立心の表れと言えるでしょう。

誠実で真摯な姿勢
インタビューやリポートでは、相手の話に真剣に耳を傾け、真実を引き出そうとする姿勢が印象的です。この誠実さは、仕事だけでなく、私生活においても変わらないものと思われます。

ユーモアのセンスと親しみやすさ
有働は、番組の中で時折見せるユーモアのセンスで、視聴者を和ませてきました。また、親しみやすい語り口は、多くの人から好感を持たれる要因の一つでしょう。

自然体でありのままの自分を大切にする
有働は、インタビューなどで「ありのままの自分でいることが大切」と語っています。自分に正直に生きることを大切にする姿勢は、女性としての魅力の一つと言えます。

幅広い趣味と好奇心
読書や旅行、料理など、幅広い趣味を持つ有働。また、様々な分野に好奇心を示し、新しいことにチャレンジする姿勢は、知的好奇心旺盛な女性像と重なります。

優しさと思いやりの心
東日本大震災や熊本地震など、災害時のリポートでは、被災者に寄り添う優しさと思いやりが感じられました。また、後輩アナウンサーへのアドバイスなどからも、人への優しさが伺えます。

有働由美子さんは、独立心と誠実さ、ユーモアと親しみやすさを兼ね備えた魅力的な女性と言えるでしょう。また、自分らしく生きることを大切にし、他者への思いやりを忘れない姿勢は、多くの女性から共感と尊敬を集める理由の一つではないでしょうか。

交友関係

有働由美子さんの交友関係については、公開されている情報は限られていますが、以下のような関係が知られています。

井ノ原快彦(V6)
『あさイチ』で8年間共演した井ノ原とは、番組卒業後も親交を続けているそうです。お互いに刺激を与え合える関係だと語っています。

堀尾正明(NHKアナウンサー)
NHK大阪局時代の先輩で、新人時代の指導係でもあった堀尾アナウンサーとは、退職を考えていた際に相談するなど、信頼関係があるようです。

マツコ・デラックス
NHK退職後、マツコの所属事務所に入ったことから、以前からの交流が伺えます。マツコとは、女性としての生き方や価値観を共有できる関係なのかもしれません。

国谷裕子(元NHKアナウンサー)
NHK時代の先輩アナウンサーで、女性アナウンサーの先駆者的存在である国谷から、仕事や人生について様々なアドバイスを受けていたそうです。

川田亜子(NHKアナウンサー)
『あさイチ』の後任として番組を担当している川田アナウンサーとは、番組卒業の際に引継ぎを行うなど、良好な関係を築いているようです。

松尾駿(元NHKディレクター)
有働が妹の結婚式で着用したドレス姿の写真を、松尾氏がインスタグラムに投稿したことから、プライベートでも交流があることが伺えます。

以上のように、有働由美子さんは、NHK時代の同僚や先輩、また他局の著名人とも良好な関係を築いている様子がうかがえます。ただし、これらはあくまで一部の情報であり、有働の交友関係はより広範囲に及んでいる可能性があります。

有働さんは、インタビューなどで「人との出会いを大切にしている」と語っており、仕事を通じて築いた人脈を、私生活でも大切にしているのかもしれません。多様な価値観を持つ人々と交流することで、有働自身も視野を広げ、人間的な魅力を高めているのではないでしょうか。