梅ジュースで食中毒になる原因とは?保存方法やNG行動をご紹介♪

ライフスタイル

梅ジュースを飲んでお腹が痛くなった…。何がいけなかったんだろう?

「梅ジュースが腐っちゃった」という声をよく耳にします。

実は梅ジュースはカビが生えやすく、作る過程や保存には注意が必要なんです!

正しい作り方・消毒・保存ができていないと食中毒の原因になりますよ。

「レシピに書いてあったから…」「めんどくさいから…」となんとなく作っていませんか?

もしかすると間違った作り方や保存をしているかもしれません。

梅ジュースで食中毒にならないために、原因や正しい消毒・保存方法、NG行動を解説しますね。

この記事を最後まで読んだら、腐る原因や正しい作り方・消毒・保存方法がわかり、梅ジュースで食中毒になる可能性を下げられますよ。

安心安全に家族で手作りの梅ジュースを楽しみましょう♪

梅ジュースで食中毒になる原因と腐っている特徴は?

梅ジュースが原因で、食中毒になってしまう可能性は十分あります。

まず、食中毒になる原因はなにかをご説明していきます。

そしてなぜ梅ジュースはカビが生えやすいのか、腐っているときや発酵しているときの特徴と対処方法についても解説していきますね。

梅ジュース作りの過程で食中毒になる原因がある

梅ジュース作りを楽しむ中で、誤った作り方をしてしまうとシロップが腐ってしまいます。

その腐ったシロップによる梅ジュース飲むと、食中毒になる可能性がもちろんあるわけです。

梅シロップを作る上で食中毒になる原因をご説明しますね。

梅シロップ作りで食中毒になる原因
  • 保存瓶が消毒できていない
  • 梅の水分がしっかり取れていない
  • 梅を漬けているときに毎日混ぜていない
  • 直射日光、高温多湿の場所での保管

作り方や保存瓶の消毒、保存方法が適切にできていないと、梅ジュースによって食中毒を起こしてしまいます。

食中毒にならないための消毒・保存方法やNG行動を記事の後半で解説していますので、最後までチェックしてくださいね。

梅ジュースには食中毒の原因であるカビが生えやすい

梅ジュースの正しい作り方や保存も大切ですが、もともと梅シロップはカビが生えやすい条件がそろっているんです。

そのことを念頭においておくと、食中毒にならないように気を付けることができますよ。

それでは、なぜカビが生えやすいのかご説明しますね。

カビが生える要因は4つあります。それは水分、栄養(でんぷん・糖分)、酵素、温度です。

梅シロップには砂糖と水分が含まれています。また、梅は初夏~夏が旬です。この時期は暑く、湿気がありカビが生えやすい気候でもあります。

そのため梅シロップは成分と環境によってカビが生えやすい条件がそろっているんです。

腐った梅ジュースの特徴はカビと腐敗臭!

梅ジュースで食中毒になるのはわかったけど、どんな状態が腐っているのかわからない。

そんなあなたのために腐った梅ジュースの特徴をご説明します!

腐った梅ジュースの特徴
  • ふわふわした綿状のものがある
  • 白カビが浮いている
  • 青や緑色、黒色のカビがある
  • 腐敗臭、ツンとした刺激臭、カビ臭がする

飲んでしまったときには強い酸味や苦味があります。

見た目で怪しいな…と思ったら安易に飲まず、まずは臭いを嗅いでみてくださいね。嫌な臭いがしたときは迷わず捨てましょう。

梅ジュースによる食中毒の症状は?カビ毒に注意して!

腐ったジュースを飲むと食中毒になる可能性があります。

一般的に食中毒ではお腹が痛くなる、吐き気がする、下痢になる、熱が出るなどの症状がでます。

また、梅ジュースではカビ毒が発生する可能性もあるんです。

カビ毒の多くは食後すぐの症状が少なく、長期間連続して摂取していると肝障害や腎障害、消化器系障害などの大きな障害を起こす可能性があります。

カビ毒は熱に強く、加工・調理しても毒性が減らないため発生させないことが重要です。

カビだけを取り除いたり、加熱したりしても飲めません。

カビが生えている場合は試し飲みはせず、すぐに捨てましょう。

カビが瓶などに付着している場合でも、カビ毒は浮遊しているため飲まずに捨てましょう。

カビではなく発酵している可能性もある

白い泡や浮遊物はカビではない可能性があります。自家製の梅ジュースにみられる白いもやもやした浮遊物は天然酵母です。

梅を漬けているときは酵母菌が発生し、泡も出るんですよ。

発酵が起きているときの特徴
  • 白い泡が出ている
  • アルコールのにおいがする
  • フルーティーな香りがする
  • シロップの色が濁っている
  • 漬けている梅が膨らんでいる
  • 飲むと微炭酸のようにピリピリする

発酵している場合はフルーティーな香りがするため、カビかわからないときはまず、においを嗅いでみるといいですよ。

発酵してしまったときの対処法と防ぐ方法

発酵してしまったらそのままでもいいの?

すぐに飲み切る場合は問題ありませんが、発酵が進むとカビが生えやすくなります。

そのため発酵してしまったときの対処法をお伝えしますね。

発酵してしまったときの対処法

対処法として発酵が少ないときと多いときの2通りがあります。

発酵が少ないとき

発酵部分を取り除き、酢を大さじ1~2杯加える

発酵が多いとき
  1. 発酵部分を取り除き、シロップだけを鍋(アルミ製以外)へこして入れる
  2. 鍋を火にかけ、浮いてくるアクを取り除きながら煮る
  3. アクがでなくなったら火を止め、あら熱をとり、温かいうちに瓶に戻す
  4. よく冷ましたら浸けていた梅を再び入れ、1~2日梅がしわしわになるまで待つ
  5. 再び1~3を繰り返し、加熱殺菌する
  6. 梅は戻さず保存する

梅シロップの発酵が進みすぎてカビが生えるのを、できるだけ防いでいきましょう。

発酵を防ぐ方法

発酵をさせない方法はあるの?

発酵してしまってから対処するのはめんどくさい。それならば最初から発酵するのを防ぎたいですよね。

発酵を防ぐ方法には「冷凍梅を使用する」、「食酢を入れる」、「1日1回以上ゆすって混ぜる」3つの方法があります。

冷凍梅を使用する

漬ける前の梅を、一晩以上冷凍してから使います。

梅を冷凍するとエキスが出やすくなり、漬ける期間が短く、発酵のリスクが低くなりますよ。

また完熟梅は糖度が高く、発酵しやすいです。完熟梅を使用する場合は、保管中の管理にはより注意してください。

食酢を入れる

作る最初の段階で食酢を入れると発酵を抑えることができます。

方法は梅1kgに対して100~200ccの食酢を加えるだけです。

ただ風味は少し変わってしまうため注意してくださいね。

1日1回以上ゆすって混ぜる

ゆすって混ぜていなかったり、温かい室内に置いたりすると発酵しやすくなります。

1日1回以上はゆすって混ぜ、冷暗所で保存してくださいね。

梅ジュースの食中毒を防ぐ保存方法!ポイントは3つ♪

腐らないよう注意して梅シロップを作っても、保存方法を間違ってしまうと食中毒になる可能性があります。

梅ジュースで食中毒にならないためには、梅シロップの加熱処理、保存瓶の消毒、保管場所の3つがポイントになります。

ポイント
  • 梅シロップの加熱処理
  • 保存瓶の消毒
  • 保管場所

シロップを正しく保存すれば、梅ジュースで食中毒を起こすリスクをぐんと下げられますよ!

梅シロップの加熱処理方法と保存瓶の消毒方法、保存場所について詳しくご説明していきますね。

梅ジュースでの食中毒を防ぐ!シロップの加熱処理方法

梅シロップに加熱処理をすると、天然酵母による発酵が止められ、梅シロップが腐るリスクを下げられますよ。

ただ加熱処理は必ずしも必要ではありません。加熱処理をすると、シロップの風味が多少なりとも損なわれてしまいます。

ですが、1か月以上の長期保存をする場合やシロップが腐るのをとにかく防ぎたいという場合は、加熱処理をすることをおすすめします。

それでは梅シロップの加熱処理方法を詳しくご説明しますね。

加熱処理方法
  1. シロップから梅を取り出す
  2. 鍋にシロップを入れ、弱火で加熱する(耐熱の瓶であればそのまま湯煎もOK)
  3. 70~80℃で15~20分ほど煮る
  4. 火を止め冷ます
ポイント
  • アクを取りながら煮る
  • 沸騰させないように注意する

梅ジュースによる食中毒が心配であれば、加熱処理をした方が安心ですね。

加熱処理をすると梅シロップは3か月~1年程保存できるようになります。

加熱処理をしない場合は、梅シロップは1か月程で使い終わりましょう。

梅ジュースでの食中毒を防ぐ!保存瓶の消毒方法

保存瓶が清潔でなければ梅シロップは腐ってしまいます。そのため保存瓶の消毒は必ず行いましょう。

保存瓶の消毒方法は主に「熱によるもの」と「アルコールを使用するもの」の2つがあります。

保存瓶の正しい消毒で食中毒になるリスクがぐんと下がりますよ。

さらに熱とアルコールの両方で消毒すると、より殺菌効果が高いです。

正しい消毒を行い、安全に梅ジュースを楽しみましょう♪

熱による消毒

熱による消毒には「熱湯消毒」と「煮沸消毒」の二通りがあります。

熱湯消毒よりも煮沸消毒の方が熱にさらされる時間が長いため、殺菌効果がより期待できます。

そのため鍋に入る大きさのものは、煮沸消毒がおすすめです。

また、熱による消毒を行う際は、保存瓶と付属物(ゴムパッキンなど)の耐熱温度を確認しておきましょう。

熱湯消毒の手順
  1. 保存瓶をきれいに洗う
  2. 60~70℃のお湯を注いで瓶を温める
  3. お湯を捨て、熱湯を瓶の内と外に10秒以上たっぷりまわしかける
  4. しばらくおき、水気をきって乾かす

ガラスに急に熱湯をかけると、割れやひびの原因になるため、ぬるめのお湯で瓶を温めてくださいね。

また熱湯は10秒以上まわしかけることで殺菌効果が得られますよ。

煮沸消毒の手順
  1. 食器用洗剤で保存瓶を洗い、しっかりとすすぐ
  2. 鍋の中底に布巾を敷き、保存瓶を入れる
  3. 瓶がかぶるくらい水を入れる
  4. 鍋を火にかけて沸騰させる
  5. 沸騰したら5~10分程煮る
  6. 火を止め、鍋から瓶を取り出す
  7. 瓶をふせ、自然乾燥させる
ポイント
  • 保存瓶の付属品なども一緒に消毒をする場合、熱に強いものか確認してから行いましょう
  • 割れやひびが生じる可能性があるため、必ず水かぬるま湯を入れた鍋に瓶を入れて火にかけましょう
  • 金属製の蓋やゴムパッキンなどは、熱湯に数秒入れて引き上げるか、80度くらいのお湯で2~3分程煮沸消毒しましょう
  • 熱に弱く、変形する恐れがあるものは、熱による消毒はやめておきましょう

アルコール消毒

アルコールと言っても手に使用する消毒とは違います。

使用するのは消毒用アルコール(エタノール)です。消毒方法について詳しく説明していきますね。

アルコール消毒の方法
  1. 手をきれいに洗う
  2. 保存瓶を食器用洗剤でよく洗い、しっかり乾燥させる
  3. 消毒用アルコールをキッチンペーパーなどに取り、瓶を拭く(瓶にアルコールを入れて瓶を振り、全体にいきわたらせる方法もOK)
  4. しっかりと乾かす
ポイント
  • 保存瓶を洗った後は水気をしっかり取らないとカビの原因になってしまうため、しっかり乾燥させましょう
  • アルコールはゴムを劣化させる恐れがあるため、ゴムパッキンなどは熱による消毒がおすすめです

消毒用アルコール(エタノール)はスプレータイプのものもあり、ネット販売やドラッグストアなどで購入できますよ。

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スプレータイプであれば、瓶に吹きかけてからキッチンペーパーなどで拭き取ってくださいね。

熱による消毒とアルコールを組み合わせると、梅ジュースで食中毒になる可能性をより低くできますよ。

保存瓶の消毒方法を調べると「ホワイトリカーや焼酎での消毒」が出てきます。

実はこの方法は短時間での殺菌処理効果は低いんです。

アルコール度数が70~80度で殺菌効果が最も期待できます。

アルコール度数をみてみると、ホワイトリカーは35度、焼酎は35度前後です。そのため殺菌効果は非常に低いんです。

梅シロップなどの雑菌が発生しやすい環境下では、消毒用アルコールを必ず使用しましょう。

もしホワイトリカーや焼酎が余っているという場合は、熱による消毒後に使用することで雑菌の繁殖を抑える効果は期待できますよ。

梅ジュースでの食中毒を防ぐ!保存場所

温かかったり、直射日光が当たったりするような場所は、カビが好む温度になりやすいです。

そのため梅ジュースやシロップの保存に1番適した場所は冷蔵庫です。

ですが冷蔵庫に保存瓶を入れるほどの場所がないことが多いですよね。

その場合は冷暗所で保管しましょう。冷暗所とは直射日光が当たらない、涼しい場所です。

冷暗所で保管し梅シロップが完成したら小ぶりの保存瓶などへ移し、冷蔵庫での保存がおすすめです。

そうすることで梅ジュースでの食中毒のリスクをより下げられますよ。

梅ジュースで食中毒になってしまうNG行動4選!

梅ジュースで食中毒になってしまう原因と防ぐ方法は分かったわ!

失敗せず作れそう!他にやっちゃいけないことってあるの?

梅ジュース作りでしてはいけないNG行動をお伝えしますね。

NG行動その1!青梅をそのまま食べちゃう

梅シロップの材料である青梅は、そのまま食べてはいけません。

青梅にはアミグダリンと呼ばれる毒素が含まれています。そのまま青梅を食べると体内の酵素がアミグダリンを分解し、青酸中毒を引き起こしてしまいます。

青酸中毒になると頭痛やめまい、発汗、けいれんなどの症状がでます。

最悪の場合、呼吸困難を引き起こし命の危険にかかわるため、必ず加工してから食べましょう。

NG行動その2!梅の水気を取らずに使っちゃう

食中毒になる原因の1つとしてお伝えしましたが、水気を取るのは大切なんです!

シロップ作りの過程で梅を水洗いします。このときの水分が梅に残っていると、腐る原因になります。

そのため「めんどくさいから…」と水気を取らずに使うのはNG行動なんです。

清潔なタオルや布巾を使い、梅1つずつしっかりと水気を取りましょう。

NG行動その3!氷砂糖の割合を少なくしちゃう

梅ジュース作りで氷砂糖と梅の割合は、必ず1:1にしましょう。

氷砂糖を減らすと、梅から十分な水分が出ず、発酵してしまう原因になります。

「カロリーを抑えたい」「足りない分の氷砂糖を買ってくるのがめんどくさい」と思って砂糖を減らすのはNG行動です。必ず氷砂糖を減らさず作りましょう。

梅と氷砂糖を交互に重ねて入れるのもポイントです。

交互に重ねるとじんわり氷砂糖が溶けて梅が浸かっていき、美味しいシロップができますよ。

これで食中毒にならず、美味しい梅ジュースが楽しめるわ♪

氷砂糖の代りに白砂糖や、きび砂糖・てんさい糖とかは使えるの?

氷砂糖以外の砂糖も使用できます。しかし砂糖の風味によって梅ジュース・シロップの味が変わってしまうことがあります。

氷砂糖は純度が高く、ゆっくり溶け梅の成分がしみ出し、雑味が少なく梅の風味が引き立つ仕上がりになります。

そのため梅ジュースを作るのに1番のおすすめは氷砂糖なんです。

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NG行動その4!発酵しきった梅を取り出していない

梅がしわしわになったとき、または10日~1か月程で梅を取り出しましょう。

梅を取り出すタイミングはレシピによってバラバラですよね。

いつ取り出していいか分からず、梅をそのままにしていませんか?

入れっぱなしにしていると、梅だけでなくシロップも発酵していきます。

そして雑菌も発生し食中毒の原因になってしまいます。

そのため発酵しきった梅をそのままにしておくのはNG行動なんです。

梅自体が発酵したら梅を取り出すことが大切ですよ。

梅を取り出す際に使う道具も、しっかりと殺菌処理をしてから使用してくださいね。

まとめ

  • 梅ジュースで食中毒になる原因は、保存瓶が消毒できていない、梅の水分がしっかりとれていない、毎日混ぜていない、高温多湿の場所で保管しているの5つがある
  • 梅シロップにはカビが生えやすい条件がそろっており、加工・調理しても毒性が減らないため発生させないことが重要
  • 腐った梅ジュースの特徴は、白・青・緑・黒のカビが生え腐敗臭がするため、わからないときは臭いを嗅いでみる
  • 発酵しているときは、白い泡、アルコールやフルーティーなにおい、濁ったシロップの色、梅が膨らんでいる、飲むと微炭酸のようにピリピリする特徴がある
  • 発酵を防ぐには「冷凍梅を使用する」、「食酢を入れる」、「1日1回以上ゆすって混ぜる」の3つの方法がある
  • 梅ジュースで食中毒にならないためには、「梅シロップの加熱処理」、「保存瓶の消毒」、「保管場所」の3つがポイントになる
  • 1か月以上の長期保存をする場合はシロップの加熱処理がおすすめで、それによって3か月~1年程保存できるようになる
  • 保存瓶の消毒は「熱によるもの(熱湯消毒・煮沸消毒)」と「アルコールを使用するもの」の2つの方法がある
  • 梅ジュースやシロップの1番適した保存場所は「冷蔵庫」だが、置けない場合は「冷暗所」で保管する
  • 梅をそのまま食べる、梅の水気をとらない、氷砂糖の割合を少なくする、発酵しきった梅を取り出していないのは梅ジュースで食中毒になるNG行動である

カビが生えやすい梅ジュースだからこそ、作り方や消毒・保存には注意が必要ですね。

腐る原因を知り正しく作ることで、食中毒のリスクを下げられますよ。

安心安全にご家族で手作り梅ジュースを楽しんでくださいね♪

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