
この前後輩が言ってたこと、完全に嘘だった。前にもあったんだけど、どうしたらいいんだろう?
身近な誰かの嘘に振り回されて困っているあなた!
そんなあなたに試してほしい、嘘つきに効く言葉があるんです。
私も、仲良くなった同級生がよく嘘をつく子で、何を信じたらいいのか分からずストレスをため込んだ経験があります。
嘘つきに対処せずこのままにしていたら、あなたももっと疲労してしまいますよ。
この記事を読めば、噓つきに効く言葉や対処法が分かります。
また、嘘つきの心理と特徴についても解説していますので、ぜひ最後までご覧ください。
嘘つきに効く言葉を使って、これ以上疲れてしまわないようにうまく対処していきましょう!
噓つきに効く言葉と対処法

周囲の誰かの嘘に悩まされたことがあるあなた!ここでは、噓つきに効く言葉を3つ紹介します。
次に同じような状況になったら、今から紹介する嘘つきに効く言葉を試してみてください。
ただし、すぐに効果が出ることもあれば、相手によっては何度か繰り返さなければならない場合もあるので、焦らないようにしましょう。
相手を疑っている雰囲気を出してみよう!

えっ、そうなの?本当は違ったりしてね。
相手の話が疑わしいと感じたときは「そうなの?本当は違ったりして」と語尾を上げながら言ってみましょう。
疑っている雰囲気を出してみることで、相手が急にしどろもどろになる、慌てだす、怒るなど様子の変化を見せる可能性があります。
ただし、様子がおかしくなった場合でも「今の話は嘘でしょう?」と問い詰めるのではなく、「疑うようなこと言ってごめんね」と、相手の罪悪感を刺激するのがおすすめです。
罪悪感から嘘をつくのをやめようという気持ちが生まれるよう誘導しましょう。
話の中身について突っ込んで聞いてみよう!

その話、気になるな。詳しく聞かせて!
相手の話について突っ込む「詳しく聞かせて」や「これってどういうこと?」なども効果的です。
詳しい内容まで考えて嘘をついたり、長い時間嘘をつき続けたりするのは並大抵のことではありません。
そのため、「詳しく聞かせて」や「それで?」と相手にずっと話すよう促していると、相手もだんだん疲れてきます。
そのうち会話のつじつまが合わなくなったり、真逆のことを言ったりする可能性が高いです。
「さっきはこう言ってた気がするけど」とそれとなく伝えてみれば、言葉に詰まるかもしれません。
このように、話の内容について突っ込んで聞いていき、相手を疲れさせれば、嘘は言わないほうがいいという気持ちが出てくるでしょう。
嘘がバレていることを暗に伝えてみよう!

ふーん、まあ、それでいいけど…。
相手の話が嘘だと分かったら、話を聞き終わったあとに「まあ、それでいいけど」と投げやりな感じで言うのもおすすめです。
嘘だとバレているというニュアンスを出せば、相手に恐怖心を与えることにつながります。
相手からすれば、嘘だとバレているのに何も言ってこないほうが怖いですよね。
すごく怒っているのかもと思わせて、今後は嘘をつかないようにしてもらいましょう。
嘘つきへの対処法!これ以上振り回されないために
ここでは、嘘つきへの対処法を3つ紹介します。嘘つきに効く言葉と一緒に使ってみてください。
- 話半分に聞き、本気にしない
- 「嘘だよね」と指摘はしない
- 可能なら距離を置く
話半分に聞き、本気にしない
嘘つきの言うことは話半分に聞き、本気にしないようにするのが重要です。
リアクションも小さめにして軽く受け流しておけば、あなたに害はありません。
逆にしっかり話を聞いてあげると、話を聞いてくれると思われて、思いもよらないトラブルに巻き込まれる可能性があります。
「嘘だよね」と指摘はしない
相手の言っていることが嘘だと分かっていても、「嘘だよね」と指摘するのはやめておきましょう。
特に、職場などで関わりが続くようなときは、はっきりと指摘すると相手が開き直ったり、反対に心を閉ざしてしまったりして仕事がやりにくくなる可能性があるためです。
嘘だと言いたくなる気持ちはよく分かりますが、ぐっとこらえてください。
可能なら距離を置く
家族や、仕事上で重要な関係でない限り、嘘つきとは距離を置いて、関わらないようにするのが一番です。
連絡を取らないようするなど、話をする機会をなくしていきましょう。
嘘つきが職場の同僚などであれば、上司に相談するのを強くおすすめします。
嘘つきの心理とは?本当のことを言わない3つの理由

嘘つきに効く言葉と対処法が分かったところで、そもそもなぜ嘘をつくのか考えていきましょう。
ここでは嘘つきの心理について詳しく解説していきます。
嘘をついた背景を知れば相手を理解することにもつながり、より対処がしやすくなりますよ。
その1!褒められたり注目を集めたりしたい
褒められたい、注目を浴びたいという承認欲求を満たすために嘘をつく場合があります。
これは私が学生時代の話です。同じクラスに絵が上手な女の子がいました。
彼女は目立つタイプではなかったですが、絵がとてもうまく「この絵を描いて」とよく頼んでいました。
私が「コンクールで賞が取れそう」と言ったら、彼女は「取ったことがある」と答えたので、「すごい!今度賞状見てみたい」とお願いしました。
しかし、彼女が賞状を見せてくれることはありませんでした。
彼女は私に褒められるのがうれしくて、とっさにコンクールで賞を取ったと嘘をついたようです。
彼女のように、自分を大きく見せることで褒められたり、注目を集めたりしたいという心理が嘘につながる場合があります。
その2!怒られたり責められたりしたくない
怒られたり責められたりするのが嫌という自己防衛のため、嘘をつくときがあります。
私は子どものころ、母親が大切にしていたグラスを割ってしまったことがあります。
わざとではなかったですが、怒るととても怖い母が知ったらどれだけ怒られるかと震えました。
そのため、母に聞かれても知らないと答えたのです。
母には私の様子から嘘だと見抜かれ、怒らないから正直に話しなさいと言われました。これは隠しとおせないと思い、割ったことを言って謝りました。
実際母親は怒らず、正直に言えて偉かったと褒めてもらえたため、初めから素直に話しておけばよかったと反省した出来事でした。
自分を守るためにとっさに嘘をついてしまうケースはとても多いです。もしかしたら、あなたにも身に覚えがあるかもしれませんね。
その3!妬んでいたり嫌いだったりする誰かを陥れたい
妬嫉心や何か嫌なことをされたという理由から、相手を陥れるために嘘をつく場合があります。
以前の職場での出来事です。Aさんという仕事がよくできる優秀な同僚がいました。
Aさんと同時期に入社したBさんは、Aさんのことを妬ましく思っていたようで、私をはじめ周囲の同僚にAさんを陥れるような嘘をつくようになりました。
また、Aさんが仕事で使っているデータを勝手に消し、聞かれても「知らない」と答えるなど嘘と行動がだんだん悪質になっていったそうです。
私は相手を陥れたいという心理からくる嘘は大嫌いで、許されないものだと考えています。
仕事だとなかなか難しい場合もありますが、嫉妬心を向けられたら相手から距離を置くのが一番でしょう。
番外編!空気を吐くように嘘をつく?!虚言癖とは
「虚言癖」という言葉を聞いたことはありますか?

何となく聞いたことあるけど、よく分からないよ。
虚言癖とは、どうしても嘘をついてしまう性質を指す専門用語のこと。
嘘の内容としては、食べたことがない料理を食べたと言うなどの些細なものから、周囲を巻き込む大きなものまでさまざまです。
本人には嘘をついている自覚がなかったり、嘘と現実の境界線があいまいになっていたりもします。
嘘をつくことに悪気も罪悪感もないため、噓つきに効く言葉が効かなかったり、改善が難しかったりする場合がほとんどです。
相手の嘘があまりにも多いときは、虚言癖を疑い、できるだけ関わらないようにしましょう。
嘘つきの心理について、もっと知りたいあなたにおすすめの本を紹介します。
詳しく解説されていますので、気になったらぜひ読んでみてください。
サクッと読みたいあなたにはこちらがおすすめ!マンガも多く読みやすいです。
深掘りしたいあなたはこちらがおすすめ!精神科医であり、カウンセラーである著者が嘘つきの心理を分かりやすく解説しています。
噓つきの特徴は?性格と仕草を解説!

ここでは、嘘つきの特徴について、性格と仕草に分けて紹介します。
今から紹介する性格や仕草の持ち主がみんな嘘つきというわけではありませんが、目安として参考にしてみてください。
嘘をつきやすいと言われる3つの性格を紹介
ここでは、嘘つきの性格の特徴を解説していきます。
- 承認欲求が強い
- プライドが高い
- 八方美人
承認欲求が強い
承認欲求が強い場合、自分を大きく見せようとして嘘をつきやすいです。
自分の能力以上のことができると言ったり、自分に注目を集めるために嘘をついたりします。
プライドが高い
プライドが高い場合、自分の誤りを認められないことが多々あります。
仕事で失敗したときに素直に謝れず、「私はやっていない」など嘘をついてしまうのです。
八方美人
誰からも嫌われたくない八方美人な性格も、嘘をつきやすいです。
本人は嘘をついているつもりがなくても、相手に合わせすぎて自分が思ってもいないことを言ってしまいます。そのため、結果として嘘つきになるのです。
嘘つきがよくやる仕草とは?口や足に注目しよう
ここでは、嘘つきの仕草の特徴を解説していきます。
相手をよく観察して、次のような仕草が見られれば、嘘をついている可能性がありますよ。
- 口の周りをやたらと触る
- 足を頻繁に動かしたり、貧乏ゆすりをしたりする
- 頻繁に水分に手が伸びる
口の周りをやたらと触る
嘘をついているときは、自分の嘘が知られないかという不安から無意識に口の周辺を触る傾向があります。
手で口を隠したり、話しているのが見えないようにしたりするのは自己防衛の仕草である可能性が高いため、よく見てみましょう。
足を頻繁に動かしたり、貧乏ゆすりをしたりする
嘘つきは足をしきりに動かしたり、貧乏ゆすりをしたりする傾向があります。
足を動かすのは情緒不安定なのを落ち着かせようとする行動だと言われています。
嘘をつくときは緊張状態になっており、落ち着くために無意識に足を動かすのです。
頻繁に水分に手が伸びる
先ほども話したとおり、嘘をついているときは緊張状態となります。
緊張していると唾液の分泌量が減って喉が渇くため、水分を頻繁にとるようになるのです。
まとめ

- 嘘つきに効く言葉として、「本当は違ったりして」や「詳しく聞かせて」、「まあ、それでいいけど…」がある
- 噓つきに効く言葉はすぐに効果が出ない場合もあるので、焦らず繰り返すようにする
- 嘘つきとは距離を置いて関わらないことが一番の対処法である
- どうしても関わる必要があるときは、相手の言うことを話半分に聞いたり、嘘つきなのを指摘したりしないようにして対処する
- 嘘をつくときは、褒められたい、怒られたくない、嫌いな誰かを陥れたいという心理が働いている
- 相手の嘘があまりに頻繁であるときは虚言癖を疑い、連絡を絶つなど関わらないようにするのがよい
- 承認欲求が強い、プライドが高い、八方美人であるなどの性格の持ち主は嘘をつきやすいと言われている
- 嘘をついているときには、口周りを触る、貧乏ゆすりをする、水分を頻繁にとるなどの仕草が現れることが多い
嘘つきに効く言葉を使って、これ以上疲れてしまわないようにうまく対処していきましょう!
嘘つきに悩まされない日々があなたに訪れるよう祈っています。
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