食育は子どもへの伝え方が大切!年齢別の活動やアレルギーの解説!

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「食育」が大切なのはなんとなくわかるけど、子どもにどういう伝え方をしたら響くのかな?

一般的な言葉として広がってきている「食育」ですが、一言で「食育」といっても、具体的には何をすればいいのかわかりませんよね。

子どもにどのような伝え方をすると響くのか。子どもに食事の楽しさを知ってもらうにはどうしたらよいのか。

アレルギーを持つ子どもがいらっしゃるお母さんなら、食べてはいけないものやなぜ食べてはいけないかの伝え方に悩むことがあるかと思います。

この記事では、食育の狙いや目的、そして子どもへの具体的にどのような伝え方をしたらよいのかをご紹介いたします。

食育で子どもへの伝え方は個性に合わせた声掛けが大切!

食育を行うにあたって、大切なポイントは「大人が子どもの個性を理解している」ことです。

味の好き嫌いが多い子もいれば、遊び食べをしてしまう子、食べムラが激しい子、お菓子だけはよく食べる子、こちらが心配になるほどたくさん食べる子と様々です。

食育に悩む気持ちよーくわかります!私の息子はとにかく偏食の小食で、食べることへの興味がありませんでした。

本当に子どもの個性は様々ですし、子どもの個性に合わせた食育、伝え方があります。

思うように食べてくれない、同じ年齢の子はあんなに食べてるのにうちの子は…

親がイライラした伝え方をすると、子どももやる気をなくしてしまいます。

しかし悩む必要はありません!ちょっと伝え方や、やり方を変えるだけで子供の反応が変わるかもしれませんよ♪

<子どもに言ってしまいがちな言葉とその言い換え例>

ついつい言ってしまいがちなフレーズと、言い換えた伝え方をご紹介します。

子どもの舌はとても敏感です。少しでも苦い、すっぱいものは「自分にとって害があるかもしれない」「毒の可能性、腐っている可能性」を疑い、感じ取っています。

視覚的に緑色の食べ物を嫌うのも「熟していないのでは?」と本能的に拒絶してしまいます。

早く食べなさい!→何が食べたい?お腹いっぱいになったかな?

大人からの欲求を一方的に伝えられると子どもは嫌になってしまいます。

自分の希望を聞いてもらえることに「大切にされている」と感じます。

そんな風にしないで!→〇〇してくれると嬉しいな。別の場所に行こうか!

遊び食べをしてしまう子どもについつい言ってしまいますよね。そんな時は深呼吸。大人の理想を子どもに押し付けず成長を見守りましょう。

遊び食べが始まったら「もうお腹いっぱいになったかな?じゃあお外に行こうか!と、切り替えましょう。

フォークや箸を振り回してしまう子には「危ない!ダメ!!」よりも「怪我しちゃうからね」と、なぜしてはいけないかを伝えましょう。

やめなさい!あーあ!→大丈夫?濡れて嫌じゃない?一緒にふこうか!

こぼしてしまう子どもに、出てしまう否定的な言葉。私も咄嗟に言ってしまいます。まだまだ成長途中なので失敗はやって当たり前です。

できないことや失敗ではなく「できるようになったこと」に目を向けましょう。

例えば食器を使えるようになったこと、「濡れて嫌だ」と言えるようになったこと、一緒に掃除ができるようになったことなどを褒めてあげましょう。

こぼしてしまった子には「あれ?逃げちゃった?捕まえよっか!」と一緒にお掃除するのがおすすめです。

ちゃんと食べなきゃ大きくなれないからね!→いっぱい食べたらもっと大きくなれるね!楽しみ!

好き嫌いをするのは大人でもあること。〇〇出来なくなるよ!と言った否定的な言葉より、食べたらどんないいことがあるのかを伝えましょう。

「ピーマンが風邪バイキンをやっつけてくれる!」「シイタケさんはお腹のお掃除をしてくれる!」など子どもが興味を持つように擬人化や例え話にすると食事が楽しくなりますよ♪

食育の子どもへの影響は?アレルギー項目を詳しく紹介

「食べること」は生きる上での基本となるものです。脳や体の発達に欠かせない栄養を摂取することの重要性は計り知れません。

子どもの成長と健康のために、食育のおよぼす影響や、アレルギーについて詳しく説明します。

食育の狙いは健康的な暮らしができること

食育は「健康的な暮らしができること」を目的とした活動です。

2005年には食育基本法という法律が内閣府で設定され、2015年に農林水産省に移管しました。

それ以降、文部科学省や厚生労働省も協力して食育は勧められています。

栄養のバランスを考え、適度な量を意識して食事をすることで、肥満や栄養失調などの病気を防ぐことができます。

栄養がとれれば、筋力・学力の向上にも影響があることが明らかとなっています。

逆に食育を学ばなければ、栄養素の重要性を理解できないため、体が弱くなってしまうことも考えられます。

食事の際のマナーにも影響がでてきます。食材や生産者、調理をしてくれた人への感謝の気持ちを考えることも食育の一つです。

次の世代に繋げるためにも是非、積極的に食育に取り組んでいきたいですね。

主なアレルギー項目とその数値の見方

私の子どもも、たまごと乳製品アレルギーがありますが、ちゃんと食べられるものはたくさんありますし、ぐんぐん成長しています。

アレルギーは一般的に「スコア」や「クラス」という表現をされます。

0~6のクラスがあり、数値が高いほど抗体(強くアレルギー反応が出る可能性)がたくさんあるということになります。

数値と症状は必ずしも一致するものではありません。クラスが4と高めでも無症状の子もいれば、クラス2でも口回りが真っ赤になる子もいます。

ちなみに私の子どもは0歳児の時に実施した血液検査でオボムコイド6、卵白5、卵黄4、牛乳3と出ました。

数値は3と決して高くはありませんが、一般的は粉ミルクは飲めないほど蕁麻疹が出ていました。

しかし4歳児の時の血液検査ではオボムコイド4、卵白3、卵黄2、牛乳2まで下がりました。

牛乳も直接飲めるほど無症状になりましたし、たまごも過熱しているものを少量なら食べられるようになりました。

アレルギーは知識があれば、必要以上に怖がらなくても大丈夫です。

数値にとらわれず、除去食の判断などはかかりつけの病院と相談しながら進めていきましょう。

症状の例としては以下のようなものが見られます。

  • 湿疹
  • 便秘
  • 下痢
  • 蕁麻疹
  • ショック症状
  • 嘔吐
  • 鼻水
  • 呼吸困難

摂取した食品を体が「異物」と判断して体内で戦うため、体にかゆみなどの症状が出るのが食物アレルギーです。

乳幼児期は消化器が未発達で、うまくタンパク質を分解できません。

そのため、たまごや牛乳などの「異物」を体から追い出そうとしで様々な症状が出てしまいます。

ただ、乳幼児期のアレルギーは成長とともに改善することがほとんどです。

消化器の発達や、体が大きくなって分解できるタンパク質の許容量が増えることが原因と考えられています。

次にアレルギーの可能性がある食べ物をご紹介します。

まずは表示が義務付けられている特定原材料7品目から。

  • たまご(黄身、白身、オボムコイド)
  • 乳製品
  • 小麦
  • そば
  • ピーナッツ
  • えび
  • かに

乳幼児期3大アレルゲンの一つがたまごです。アレルギー検査を行うときにオボムコイド、白身、黄身と項目が分かれます。

オボムコイドとは卵白に含まれる耐熱性の卵タンパクのことで、主にこのオボムコイドがたまごアレルギーの原因と言われています。

生の白身に一番多く含まれる物質ですが、耐熱性なのでつなぎや加工品に入っていても体への影響がでる場合もあります。

乳幼児3大アレルゲ2つ目は乳製品アレルギー。牛乳に含まれるタンパク質によって起こるアレルギーです。

加熱していない生乳はもちろん、調整乳やチーズなどの乳製品にも表示が義務付けられています。

お菓子に含まれる「ホエイパウダー」で蕁麻疹が出る子もいますので要注意です。

乳幼児3大アレルゲン3つ目は小麦です。パン、パスタ、うどんなど幅広く使われています。早期からの摂取が増え、アレルギーも増加傾向に。

そばアレルギーはごく少量でも激しい反応を引き起こす場合があります。離乳食期には決してあたえないでください。

心配なら血液検査をしてアレルギーの有無を確かめてから与えるのがおすすめです。

ピーナッツはお菓子に含まれている可能性がありますが、そばと同様のに激しいアレルギー症状が出る場合があります。

エビは呼吸器系の症状が出る場合があります。気管に蕁麻疹ができ、呼吸困難になることも。1歳以降から与えましょう。

カニは接触アレルギーの可能性もあります。症状が重い子だと、エキスやパウダーなどの添加物で反応が起こることもあります。

その他特定原材料に準ずる18品目

あわび、いか、いくら、鮭、サバ
牛肉、豚肉、鶏肉、大豆、クルミ
オレンジ、キウイ、もも、りんご、バナナ
まつたけ、山芋、ゼラチン

あなたもスーパーなどで、商品のパッケージの裏に書いてあるものを見かけたことがあるかもしれません。キウイや山芋は触るとかゆみが出る接触アレルギーもあり得る食材です。

アレルギーを持つ子どもへの伝え方

一度かゆみや拒否反応が出たものは、子ども自身が一番発症時のつらさをわかっています。

「食べてはいけない食材」を積極的に食べたがるは子はあまりいません。

「食べてはいけない食材」と「その見分け方」と「食べたらどうなるか」を理解しやすい言葉で伝えましょう。

例えば「このお菓子はたまごが入っているから、食べるとぶつぶつが出てかゆくなるからね」と具体的に伝えます。

「アレルギーがあることは可哀想ではない」「あなた自身がダメだということは決してない」ことを伝えてあげてください。

もちろんアレルギー体質に産んでしまったと親側が悲観する必要も全くありません。アレルギーはうまく付き合っていくことが大切です。

お菓子などはアレルゲンが含まれているものが多く、周りが食べられるものが食べられないという事実は子どもにとって疎外感や孤独感が生まれやすい状況です。

しかし自分の体を守るため「食育」として、アレルゲンの危険性について子どもと一緒に理解を深めていきましょう。

食育は子どもの年齢別で変化する!具体的な活動を紹介

0歳の子どもから食育は可能です。0歳児は月齢の発達状況で食べられる離乳食も異なります。

月齢別、年齢別に食べられるようになるものや、おすすめの食育活動をご紹介します。

0歳5~6か月ごろ(ゴックン期)
  • 飲むことから少しずつ食べることを学ぶ時期
  • 首が座って支えがあればお座りができることが始められる合図
  • 体調と機嫌のいい午前中がベター

まだまだミルクなどの液体がメインのころです。歯がなく、舌も前後にしか動かせないので、ご飯をペースト状にしたものから与えましょう。

喜んで食べても消化器官が未発達でお腹を壊す可能性もあるので一口から。何かあってもすぐ病院に行けるように午前中に始めましょう。

0歳7~8か月ごろ(モグモグ期)
  • 2回食が始まるのでできるだけ決まった時間に与える
  • 麺類や納豆の解禁
  • たまごは卵黄1さじから

歯が生え始める子も見られるこの時期、舌も上下に動かせるようになります。

舌ですりつぶせるようになるため、絹ごし豆腐くらいの固さの物を食べられるようになってきます。

たまごを始めるならこの時期から。固ゆでしたゆでたまごの中央部分を耳かき一杯程度から与えて反応を見ましょう。

カボチャなど、柔らかくしやすくて甘い野菜など使い、食べられるものを増やしていきましょう。

0歳9~10か月ごろ(カミカミ期)
  • はいはいやつかまり立ちができるようになったら手づかみ食の始まり
  • 青魚や牛肉豚肉も解禁
  • 無症状であればたまごもすすめてOK

このころから手づかみができるようになります。自分でつかんで食べることで「食べる意欲」を育てましょう。

この時期は母乳の鉄分量がグンと減るため、母乳を飲んでいる子どもは鉄欠乏性貧血に注意しましょう。

ひじきや赤身の魚などで補うことがおすすめです。魚は刺身を材料として使うと、初めから骨もないので調理がしやすいですよ。

無症状であればたまごは栄養価がとても優秀な食材です。ゆでたまごの白身も少しずつ与えてみましょう。

1歳~1歳半ごろ(パクパク期)
  • スプーンやフォークなどを使えるようになってくる
  • 薄味であれば大人と同じ固さが食べられるように
  • 自分で食べたい意思を尊重する

大人のご飯を作る過程で、取り分けができるようになります。大人と同じものが食べられるということに嬉しい気持ちが食欲をさらに高めます。

このころはスプーンなどの食器類を使えるようになってきます。

たくさんこぼしたりしますがグッとこらえて見守りましょう。

床にレジャーシートを敷いておくと後片付けが楽になりますよ!お食事スタイも強い味方になる時期です。

天ぷらやフライなどの揚げ物を始めるならこの時期が良いでしょう。

個人差が大きい時期なので、周りと比べず無理強いをしないよう心がけてください。

2歳ごろ(離乳食完了期)
  • 好き嫌いが出てくる
  • 遊び食べが始まる
  • 嚙む力を育てる時期

2歳を過ぎるころまでは離乳食の延長と思って薄味を守りましょう。

固い物も食べられるようになってくる時期。レンコンやゴボウのように「シャキシャキ」「ポリポリ」と食感が楽しめる食材を取り入れると、より食事が楽しくなってきます。

ワンプレートの食器が楽ではありますが、食器を持つ、支えるといった動作を覚えにくくなるので、できるだけ茶碗、汁物、メインとお皿を分けることをおすすめします。

3歳ごろ
  • お箸が使えるようになってくる
  • 歯が生えそろい味も大人と変わらないほどに
  • 料理のお手伝いなどをさせるとよい時期

保育園で菜園や芋ほりやいちご狩りなどの体験があるのは3歳頃かと思います。

食材の育つ環境や、食べ物が作られる工程を少しずつ理解できるようになるころです。

レタスを一緒にちぎったり、おにぎりを握ったりと一緒にご飯を作ると、作る苦労から食への関心がより深まります。

責任感が出てくるころなので、食べ終わった食器を一緒にさげる、机を拭くなどの後片付けを任せるとお手伝いが自然に身に付きます。

4歳ごろ
  • マナーが理解できるようになる
  • おしゃべりやテレビなどのながら食べに注意
  • 動物園などでも食育を実施

大人と同じように、こぼさず食事ができるようになってくると注意したいのが「ながら食べ」です。

おしゃべりしながら、テレビを見ながらとなかなか食事がすすまないのはNG。

楽しく会話しながらの食事はよいですが、朝ごはんの時など、ゆっくり食べると遅刻してしまうなどのルールを覚えられる時期です。

お手伝いの幅も増えてきます。ハンバーグを一緒にこねたりすると「これは自分で作った」という気持ちが高まり食事のテンションもアップします。

食育としては買っているペットや、動物園への餌やりもおすすめ。人間以外の生き物も食べることで生きていくということを学べます。

5歳ごろ
  • 包丁が使えるようになる時期
  • 肘をついたり歩き食べをしたりしないように注意する
  • いただきますやごちそうさまの意味を教える

子ども用の包丁が売っていますので、一緒にキュウリやハムなどを切って盛り付けてみましょう。

手先が器用になってきた5歳ならではの食育です。この時期はより食事のマナーについて詳しく教えていきます。

肘をついて食べることや、食事中にうろうろすることがなぜ「行儀が悪い」のか、深く理解できる時期なので外食時のマナーもきちんと教えたい時期ですね。

4歳で自分以外の生き物も食べ物を食べていくことを学んでいますが、5歳ではその命をいただいていることを教えましょう。

年齢別で様々な活動やありましたね。食事法も年齢別でどんどん変えていきましょう!子供たちもどんどん吸収して成長してくれますよ

まとめ

  • 食育で大切なのは「大人が子供の個性を理解していること」
  • 子どもは本能的に苦みや酸味を避けている
  • 子どものできないことや失敗ではなく「できるようになったこと」に目を向ける
  • 否定的な言葉より、食べたらどんないいことがあるのかを教える伝え方をする
  • 栄養を学んだり、マナーを教えたりすることも食育
  • アレルギーは正しく理解すれば過度に怖がる必要はない
  • アレルギーのある子どもには「食べてはいけない食材」と「その見分け方」と「食べたらどうなるか」を理解しやすい言葉で伝える

私は自分自身が親になって初めて、幼少期にこんな風に声をかけられていたら食べ物への価値観が変わっていたかもなと思うことが多々ありました。

頭ごなしに好き嫌いを否定されてつらかったことや、こぼして叱られて悲しかったことを思い返して我が子には違った伝え方をしたいと考えています。

食育は、大人の伝え方で子どもの受け取り方、感じ方が大きく変わるものです。

大人も子どもも笑顔で食事できることがなにより幸せなことだと思います。食育活動、是非実践してみてください。

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