お箸の捨て方は「折って捨てる」「紙に包んで捨てる」「供養」の3つがあります。
古いお箸を使い続けていませんか?
箸(はし・割り箸)には、日本の文化において、地域や言い伝えにより特別な意味があるようです。
そのため、各地様々ですが箸の取り扱いには一定のマナーが存在します。
以下は、一般的に箸の捨て方に関する推奨されない方法と、良いとされる方法についての説明です。
◯ オススメできない捨て方
- そのままゴミ箱に捨てる:使い終わった箸をそのままゴミ箱に捨てるのはマナー違反とされることがあります。
- 折ったり割ったりして捨てる:箸を折ったり割ったりして捨てるのは、不吉とされることがあるため避けたほうが良いでしょう。
- 食事の場でテーブルに直接捨てる:食事の場で箸をテーブルに直接捨てる行為は、他の人々に対して不快な印象を与える可能性があるため推奨されません。
◯ 運気の上がる捨て方
- 箸袋に戻して捨てる:使用後の箸は箸袋に戻し、それをゴミ箱に入れることで、清潔に感謝の気持ちを込めて捨てることができます。
- 箸先を下にして立てて捨てる:箸を先端を下にして立てて捨てると、運気を下げずにすむとされることがあります。これは、「供養箸(こうようばし)」と呼ばれ、故人への供養を意味することから、この方法が推奨されることがあります。
- 感謝の気持ちを持って捨てる:箸に対して感謝の気持ちを込めて捨てることも、良いエネルギーを運ぶとされることがあるためオススメです。
注意すべきは、これらのマナーは場所や状況、また箸の素材(使い捨てのものか再利用のものか)によって変わることがありますので、常識に合った方法で捨てるよう心がけると運気がアップするそうです。
ハゲたり1年以上使っていたりするお箸を使い続けると運気が下がってしまいます。
そのため古いお箸は捨てて、新しいお箸に変えていきましょう。
お箸の捨て方を知ることで、使用していたお箸に感謝の気持ちを込めてお別れできますよ。
またどんなお箸が運気を上げたり、下げたりするのかや、お箸の供養ができる神社やお店も紹介します。
お箸を捨てようと思っているあなたは最後までチェックしてくださいね。
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【運気アップ方法】箸の捨て方を風水からみると?
昔からの言い伝えで、お箸には持ち主の魂が宿ると言われています。
お箸をそのまま捨ててしまう捨て方や、古いお箸を使い続けることは風水的にNGです。
風水では「お箸=運気を運んできてくれるもの」と言われています。
お箸を使って食べることで、身体と心を満たしてくれ、運気を自分の内側へ取り入れていくとも言われています。
特に健康運、家庭運、金運と関係しているんですよ。
古くて汚いお箸を使い続けると、健康運、家庭運、金運が下がってしまうんです。
そんなお箸だからこそ、風水からみてもお箸の捨て方は大切です。
今まで使っていたお箸に感謝の気持ちを込めたお箸の捨て方をしていきましょう。
お箸の捨て方の前に、どんなお箸が運気を下げてしまうのか、新調するならどんなお箸がいいのかご紹介していきます。
運気を下げるお箸
使い古したお箸は運気を下げてしまいます。どんなお箸が運気を下げるのかご紹介します。
1年に1度は新しいお箸に買い替えることで運気は安定します。
お箸をよくみたらポツポツと黒くなっているのを見たことがありませんか?
これはカビや雑菌の可能性が高いです。この場合もすぐに新しいお箸へ新調しましょう。
いつからあるのか分からないお箸は手放し、新しいお箸に変えましょう。
新しいお箸を使用すると、自然に食事も楽しくなりますよ♪
またきれいに洗っていても、他人が使った箸を使うことはいろいろな悪いエネルギーも取り込むこととなってしまうためよくありません。
そのためマイ箸を持ち歩いて外出時に使用するといいですよ。
家庭ごみの区分は?
ご家庭でお箸を捨てるとき、木製のお箸であれば大抵の自治体では「可燃ごみ」の区分でごみに出せます。
ただプラスチック製のお箸では自治体によってごみとしての出し方が違うようです。
自治体によっては「不燃ごみ」「資源ごみ」「プラスチックごみ」、「可燃ごみ」でもいい自治体もありました。
また金属製のお箸は「不燃ごみ」「金属ごみ」になる自治体が多いですよ。
1度自治体のホームページ等でごみの分別方法について調べるのをおすすめします。
運気が上がるお箸とは?
古いお箸を新調しようと思っているあなたに、運気が上がるお箸をご紹介します。
お箸の色
お箸の色によって、取り入れたい運気が変わってきます。
高めたい運気にあわせてお箸の色を選びましょう。
お箸を購入する際には、色に注目してみてくださいね。
お箸を何膳か持っている場合は、その日に高めたい運気の色のお箸を使うのもいいですね♪
お箸の形
八角形で作られたお箸は縁起がよいと言われています。
「八」は末広がりを表していることから、繁栄、発展を意味する縁起の良い数字です。
八卦(はっけ)と呼ばれ「乾・坤・震・巽・坎・離・艮・兌」の八方位からやってくる悪い気を跳ね返し、すべての方位から幸運を引き寄せるパワーがあるんですよ。
また八角形のお箸は、持ちやすく使いやすいのも特徴です。
あなたの手になじむお箸の形を見つけるのも楽しいですよ♪
お箸の素材
お箸は直接口に振れるものです。そのためお箸の素材選びも大切。
プラスティックのお箸よりも、温かみが感じられる天然木がおすすめです。
木のお箸はプラスチックのお箸よりも滑りにくいため、食事を掴みやすいですよ。
またご夫婦で使用する場合は、絆をつなぐものになることから「夫婦箸」を使うと運気がアップします。
お箸は横に寝かして収納しよう!
実はお箸を立てて収納すると陰の気を集めやすくなり、運気が下がってしまいます。
そのため、お箸は横に寝かして収納するのがおすすめです。
ダイニングテーブルにお箸を出しっぱなしにしているのも、運気を下げてしまいますよ。
お箸は収納棚などに横にして収納するようにしましょう。
また、食事をする前に箸置きを使用してセッティングすると運気が高まります。
箸置きを使わないとお金にルーズになると言われていますよ。
箸置きを出すのがめんどくさいと思うかもしれませんが、食事のセッティングで見た目も良くなり、気分が上がりますよ♪
そして使い始めると便利で、可愛い箸置きもたくさんあるので集めたくなります。
箸置きを使っていないあなたも、お気に入りの箸置きを見つけてみてはいかがでしょう?
お箸を捨てる時に折る!その理由とは?
「お箸を折る」のは最もポピュラーなお箸の捨て方です。
捨て方は「お箸を折って捨てる」だけ。ですが、なぜ「折る」のでしょうか?
実はお箸を1度でも使ったら自分の魂が宿ると言われています。
そのため、そのままの状態でお箸を捨てると魂が宿ったままになってしまいます。
昔、山に行った時には木の枝を箸にすることが多かったのですが、そのまま捨てると獣に遊ばれ、その禍が自分に振りかかると考えられていました。
そして禍を防ぐため、お箸は必ず折って捨てていました。
「折る」行為は、お箸に宿る魂を自分の元へ帰らせるためのものでもあります。
今でも割り箸を折って始末する風習が見られるのは、このためでもあるんですよ。
ですが、いざお箸を折ろうとしても…固くて折れない…。
お箸って思っている以上に固くて丈夫ですよね。
そしてお箸を折るのは見た目もあまりよくない…。愛着のあるお箸を折りたくない…。
そんなあなたには、折らずに紙に包んで捨てる方法もありますよ♪
箸を捨てる時は紙に包むのがおすすめ♪
お箸が固くて折れなかったり、愛着のあるお箸だと折るのもためらったりしますよね。
お箸が折れないときは「紙に包んで捨てる」方法もあります。
紙はお箸を包められればなんでもOKです!お箸を清める意味もこめて、白い紙がいいですよ。
私はA4のコピー用紙を使用しましたが、問題なく包めました。
- 1白い紙の上にお箸を置き、「いままでありがとう」と感謝の気持ちを唱えてから塩をふりかけ清める
- 2清め終わったら紙でお箸を包む
- 3ごみの1番上に置いてお箸がごみに埋もれるのを避けて捨てる
お箸を折ってそのまま捨てるよりも、「ありがとう」という気持ちを込めやすく、簡単にできる方法ですね。
紙に包むことでお箸が清められるだけでなく、捨てるときに袋から突き出るのも防げますよ。
お箸を捨てるタイミングは「お正月」と「8月4日」
お箸の捨て方をお伝えしましたが、お箸を捨てるのに良いタイミングがあるんですよ。
お箸を捨てるタイミングは運気を下げてしまうお箸になったときだけでなく、お正月や8月4日がおすすめです。
お正月と8月4日がなぜお箸を捨てるのにいいタイミングなのかご説明していきます。
お箸を捨てるタイミング1「お正月」
お正月にお箸を新しくすることで、その年の無病息災を祈願するという意味があります。
新年とともにお箸を新しくすることで、気持ちをリフレッシュできます。
またお正月で使われた祝い箸は、1月15日のどんどん焼きに出すと良いですよ。
お正月以外では縁起を担ぐ意味でも、大安、一粒万倍日などの吉日におろすのがおすすめです。
お箸を捨てるタイミング2「8月4日」
8月4日は「箸の日」です。そのため8月4日には、神社やお寺で箸感謝祭やお箸の焚き上げで供養をしてもらえるところがあります。
古くなったお箸や欠けてしまったお箸などに感謝の気持ちを込めてお焚き上げして頂きましょう。
ただし、プラスチック製や金属製のお箸は供養できませんので注意してくださいね。
それではお箸の供養ができるお寺や神社、お店をご紹介します♪
箸蔵寺
<住所>
徳島県三好市池田町
箸蔵寺では、8月4日箸の日に箸供養が行われます。
毎年13時から供養は開始され、感謝と祈念し、最後には「火渡り」が行われます。
日枝神社
<住所>
東京都千代田区永田町
日枝神社では8月4日に「箸感謝祭」が行われます。
箸に感謝し延命長寿・無病息災を祈るお祭りです。
神社の内庭でおたき上げが行われ、参列者はそれぞれ持ち寄ったお箸を自分で浄火にくべ、供養できますよ。
兵左衛門
兵左衛門さんは福井県小浜の漆塗り職人あがりで、安心・安全なお箸を作られているメーカーです。
日枝神社の箸感謝祭のサポートもされています。
箸感謝祭へいけない場合でも、兵左衛門へお箸を送ると供養していただけますよ。
【送り先】 〒111-0053 東京都台東区浅草橋5-1-28 SEC浅草橋ビル4F 株式会社兵左衛門 箸感謝祭係
※プラスチック、金属のお箸はお焚き上げ出来ませんのでお控えください。
引用:兵左衛門
箸匠 せいわ
せいわさんは若狭塗箸専門店です。せいわさんのお箸だけでなく、他店のお箸でも郵送すると無料で供養をしていただけますよ。
お送り先 〒917-0298 福井県小浜市滝前5-13-1
箸匠せいわ内 お箸に感謝係り
引用:箸匠 せいわ
まとめ
- お箸をそのまま捨ててしまう捨て方や、古いお箸を使い続けることは運気を下げてしまうため、風水的にNG
- 1年以上使っている、塗装がハゲてしまっている、すり減っている、お箸の表面が黒ずみ始めているお箸は運気を下げるお箸
- 木製のお箸は「可燃ごみ」の区分でごみに出せる
- 運気が上がるお箸は八角形の天然木素材のもので、横に寝かして収納するのがおすすめ
- お箸は自分の魂が宿ると言われているため「折って捨てる」
- お箸を折らずに捨てる方法は「紙に包んで捨てる」
- お箸を捨てるタイミングは運気を下げてしまうお箸になったときだけでなく、お正月や8月4日がおすすめ
- お箸の供養をしてもらえる神社やお寺、お店がある
日頃何気なく使っているお箸。運気を下げてしまうお箸を使い続けてしまわないようにしていきたいですね。
お箸の捨て方を知っておくと、運気が下がる前にお箸を捨てられます。
どのお箸の捨て方でも、今までのお箸に感謝の気持ちを込めて行い、新しいお箸に新調しましょう♪