テープタイプのおむつを使っているけど、パンツタイプのおむつの替え方がわからない…。
この記事ではパンツタイプのおむつの替え方や、切り替えのタイミングなどを解説していきます。
ずっとテープタイプを使っていたから、パンツタイプの替え方が上手くいくか不安ですよね。
テープタイプからパンツタイプのおむつに切り替えるタイミングも悩むかと思います。
パンツタイプおむつは赤ちゃんが動きやすく、背中漏れが減りますよ♪
紙おむつは毎日たくさん使うから、どこのメーカーが我が子に合うのかしっかり比較したいけれど買って合わなかったらもったいない…。
だから色々試せないなと思っている、そこのあなたのために!
6種類のMサイズの紙おむつ(パンツタイプ)の特徴をお伝えしていきますのでぜひ参考にしてください。
パンツタイプおむつの替え方とおしりかぶれの対処法
テープタイプおむつの替え方は基本的に仰向けのねんねスタイルですよね。
パンツタイプおむつはねんねでも、動き回るハイハイのときも、つかまり立ちをしている時でも替えられますよ♪
パンツタイプおむつの具体的な替え方の手順を解説していきます。
パンツタイプおむつの替え方をていねいに解説
〈1.新しいおむつを準備する〉
おむつの準備をする時、前後を間違えないよう注意しましょう!
おしり側(後)には、おむつを捨てる時にクルクルとまとめるためのテープが付いていますよ♪
どのメーカーも基本的に前後とプリントされているのでチェックしてみてください。
おむつのデザインが可愛いとおむつ替えの時テンションが上がるのは私だけではないはず…。(笑)
〈2.うんちやおしっこで汚れたおむつを脱がせる〉
テープタイプの時は、テープを外しておむつをひらいて汚れたおむつを脱がせていたと思います。
パンツタイプはそのまま下に降ろすか、サイドを破っておむつをひらくことができます。
おしっこだとどちらの方法で脱がせても大丈夫ですが、うんちの場合はサイドをひらく方がおすすめ。
まわりを汚しにくく、赤ちゃんが動いていてもおむつ替えがしやすいですよ。
替え方は人それぞれですので、やりやすい方で替えてくださいね♪
〈3.汚れを優しくていねいにふく〉
うんちの時はもちろんていねいにふきとります。男の子は玉のしわや、おちんちんの付け根に残りやすいので要注意。
女の子も柔らかいうんちだと割れ目に残ることがありますので、おむつ替えの際に綿棒やコットンがあると便利ですよ。
繊細な赤ちゃんのお肌は、うんちのふき残しはNG!おしりかぶれの原因となってしまいます。
おしっこのだけの場合も、雑菌がついていたりムレていたりしているので、こすりすぎないよう優しくていねいにふきましょう。
〈4.新しいおむつを履かせる〉
ねんね(仰向け)の場合は、おむつの足ぐりから手を入れ、赤ちゃんの脚を片方ずつ通します。
ウエスト部分をお腹までしっかり引き上げます。この時、パンツタイプだと途中で寝返っても簡単にはかせられますよ。
つかまり立ちの場合は、そのまま赤ちゃんにつかまり立ちをしてもらいます。
おむつに足を片方ずつ通して、ウエスト部分をお腹までしっかり引き上げましょう。
この時足回りのギャザーを立てることをお忘れなく!足回りからの漏れも防ぎます。
男の子は最後におちんちんの向きをチェック
当時2歳の息子のおむつを外出先で替えた時、おちんちんが上向きになっていておむつからはみ出ていたため大惨事になった経験があります。
ウエスト部分もしっかり上まで上がっておらず、ギャザーの上からちょこんと先っぽが出ていたようでズボン全てがビショビショになりました。
外出先だったのでダメージも大(笑)。男の子ママはぜひ最終チェックとして参考にしてください!
女の子は必ず前から後ろにふくように!
うんちの汚れや金が尿道に入り込むと、細菌感染を起こす可能性があります。
おむつを替える時は必ず、前から後ろに向かってふくようにましょう。
うんちがなかなかとれない、うんちが広範囲についている時は、ぬるま湯で流してしまうのも手です。
おしりかぶれを発見!替え方はいつも通りでいいの?
赤ちゃんのおしりがかぶれて真っ赤に!いつも通りの替え方で大丈夫?
刺激で赤くなった肌は、こするとさらに赤くなる可能性があります。
おむつ替えの時も、絶対に強くこすらないように注意しましょう。
洗える時はできるだけシャワーやぬるま湯で洗うことをおすすめします。
湿っているとムレてかぶれが悪化する可能性があります。
タオルで優しくふいて、赤ちゃんの肌がきちんと乾いてからおむつを履かせてくださいね。
肌が赤くなっている時は、おしっこサイン(おむつの真ん中あたり、おしっこが出ると色が変わる部分)の色が変わっていなくても、こまめに汚れていないかチェックしましょう。
ひどくなったり、長引いたりする場合は、早めにかかりつけのお医者さんに相談してください。
パンツタイプおむつはいつから使う?履かせるメリット
新生児用やSサイズのおむつは基本的にテープタイプですよね。いつからパンツタイプを履かせるかは悩みどころですよね。
調べたところ、先輩ママさんたちは赤ちゃんが良く動くようになってからパンツタイプおむつに切り替えているようです。
初めての育児だとなおさら、新生児期からずっと毎日テープタイプのおむつを履かせているので上手くパンツタイプに履き替えさせられるか不安だと思います。
ですが、パンツタイプのおむつにはメリットがたくさんあり、慣れてしまえば交換も簡単です♪
テープタイプ | パンツタイプ | |
替えやすい姿勢 | ねんね、仰向け | たっち、つかまり立ち |
メリット | おしりが拭きやすい | 赤ちゃん自身が動きやすい、慣れれば履かせるのは簡単 |
デメリット | 背中漏れしやすい | うんちの交換がしにくい |
価格 | 比較的安い | テープタイプよりも高くなる |
私の息子は3ヶ月にして8キロオーバーという横綱サイズでした(笑)。
寝返りこそ6ヶ月頃とゆっくりでしたが体が大きく、テープタイプおむつではかなり頻繁に背中漏れをしていました。
価格もあがりますし、いつからパンツタイプにしようか悩んでいましたが、Mサイズに切り替えるタイミングで思い切ってパンツタイプおむつにしました。
パンツタイプになった途端、背中漏れの回数が激減!本当に感動しました。
ちなみに我が家は、先輩ママから「ムーニーが大きくて長く履ける!」とおすすめされたのでムーニーでした♪
テープタイプおむつの特徴♪新生児~Sサイズ
テープタイプおむつは、おむつ替える人の加減で微妙なサイズ調整が可能なところが最大のメリットです。
仰向けであまり動かない赤ちゃんだと、腰をあげて履かせるパンツタイプおむつよりも替えやすいのが特徴。
同じ価格でもパンツタイプおむつより1袋の量が多く、コスパもテープタイプおむつの方が良いです。
パンツタイプおむつの特徴♪Mサイズ頃から
パンツタイプおむつは肌着のパンツのような形をしていて、ウエストや太もも部分がゴムになって赤ちゃんの体にしっかりフィットします。
足を通して履くだけなので、サイズ調整の必要はありません。
メーカーによって大きめ小さめとあるので、赤ちゃんのサイズ感にあったメーカーを選びましょう。
降ろすとうんちが替えにくいと感じるかもしれませんが、サイドを破り、おむつをひらいてテープタイプおむつのように替えることもできるのもありがたいポイント。
結局いつごろパンツタイプにしたらいいの?
パンツタイプへの切り替えは、寝返りなどで赤ちゃんの動きが活発になる生後6~8ヶ月ごろがおすすめ。
赤ちゃんの成長はそれぞれですので、4ヶ月頃から寝返る赤ちゃんもいます。サイズ感などとあわせて赤ちゃんにあったおむつを選びましょう。
パンツタイプおむつにしたきっかけは?先輩ママの声
先輩ママたちはどんなきっかけでパンツタイプおむつに切り替えたのでしょうか?リアルな声を調べてみました!
生後3ヶ月のころ、毎回のように背中から漏れをしていたので、早めにパンツタイプに替えました。
3ヶ月は正直かなり早め!コストに余裕があるならいいと思います♪
おむつ替えの回数が多い時はテープタイプおむつのサイズアップを見てもよいかもしれません。
うちの子は生後5ヶ月のころかなり体が大きくなりました。
テープが苦しくないか確かめるのが面倒で…。
パンツタイプおむつだと、お腹周りがギャザーになっていて伸びてくれます。
ギャザーがフィットしていて、赤ちゃんが苦しくないので嬉しいですよね!」
生後6ヶ月で寝返りが激しくなってきました。
パンツタイプおむつなら、寝返りしてもさっと足を通せます。
生後7ヶ月でハイハイが始まりました。片足ずつおむつを履かせられるので、ハイハイ期はパンツタイプおむつが楽です。
寝返り、ハイハイをきっかけにパンツタイプおむつに切り替える先輩ママが多かったです。
動き回る赤ちゃんのおむつを替えるのって大変ですもんね!
生後8ヶ月つかまり立ちができるようになったので。
立った状態でもおむつ替えはとても楽です。
切り替えのタイミングに月齢差はありましたが、理由は動くようになったからというものがほとんどでした。
寝返りやハイハイ、つかまり立ちはできるようになる月齢の個人差が大きいので、パンツタイプへの切り替えに「いつから」という決まりはありません。
おむつを替える時に「テープだと替えにくい」と感じたら、パンツタイプに切り替えると良さそうです。
パンツタイプおむつを比較!メーカーごとの特徴
テープタイプおむつはこのメーカーが良かったけど、パンツタイプおむつも同じメーカーが良い!とは限りませんよね。
履かせやすさや、サイズ感、どれだけ背中漏れを防げるか、通気性、など重視するポイントは様々です。
かくいう私も、切り替えのタイミングでメーカーをパンパースからムーニーに変更しました。
先輩ママが選ぶ、パンツタイプおむつの決め手を徹底調査しました!
メーカーの公式体重目安!10キロ越えたらパンツタイプ
今回はムーニーたっち、グーン、メリーズ、パンパース、マミーポコ、ゲンキの6種類のパンツタイプおむつ(サイズM)のいろいろな部分を比較していきます。
メーカー | 公式の体重目安 |
ムーニーたっち | 6~12キロ |
グーン | 6~12キロ |
メリーズ | 6~11キロ |
パンパース | 6~11キロ |
マミーポコ | 6~12キロ |
ゲンキ | 6~12キロ |
比較してみましたが、どのメーカーも6~12キロ前後で大きな違いはありませんでした。
しかし実際に履かせてみると小さめ大きめの違いはどうしてもあるようです。
メリーズは小さめ、ムーニーは大きめ、グーンやパンパースは中間のサイズでした。
個人的におすすめなのはムーニーです!大きめで長く履けるのでコスパもよく、背中漏れにも強い作りになっていますよ。
同じユニチャームから発売されているマミーポコは、価格は安くなりますがうちの子はおしりかぶれをしてしまいました。肌が弱い赤ちゃんには要注意です。
コスパはどうなの?おむつ1枚あたりの値段比較
メーカー | 1枚あたり値段 |
ムーニーたっち | 21円 |
グーン | 19円 |
メリーズ | 22円 |
パンパース | 23円 |
マミーポコ | 17円 |
ゲンキ | 18円 |
私が調べたのはアカチャン本舗でセールになっていない状態での金額です。
コスパがいいのはグーン、マミーポコ、ゲンキでした。
毎日大量に消費するおむつは少しでも安く手に入れたいですよね!
セールや販売店舗、ネット通販などで価格は変わりますのでお気を付けください。
各メーカーの企業努力!赤ちゃんのおしりを守る技術
紹介しているおむつは紙タイプのもの。全て手触りや厚みが異なります。
パンパースは薄め、ムーニーは全体的に厚みがあります。
どのメーカーも通常販売されているノーマルタイプと別に、素材や保湿成分にこだわりのある上位タイプのおむつを発売しています。
それぞれメーカーの上位タイプの特長を簡単に解説いたします。
私のおすすめムーニーの上位タイプはナチュラルムーニーです。とっても厚手でふわっふわ!
コスパがいいグーンから発売されている上位タイプ。ティッシュで有名なエリエールが発売しているので、紙の保湿成分へのこだわりが感じられます。
うさぎのマークが印象的なメリーズは花王から発売されています。
肌研究産まれで、上質な厳選素材を贅沢に使用。カシミアタッチはノーマルタイプの2倍柔らかく作られているそうです。(外装部分)
P&Gから発売されているパンパースの上位タイプははだいちです。
独自の3D穴あきメッシュシートでゆるうんちをしっかりキャッチしながらムレは外に逃がしてくれます。
まとめ
- パンツタイプおむつの替え方は仰向け、ハイハイ、つかまり立ちのどの状態でもできる
- パンツタイプおむつの脱がせ方は、そのまま下に降ろすか、サイドを破っておむつをひらくことができる
- うんちのふき残しは、おしりかぶれの原因になるのでしっかりふく
- 男の子は最後におちんちんの向きをチェックしてきちんと下向き、おむつに収まっているか確認する
- 女の子は尿道から雑菌が入る可能性があるため、おむつを替える時必ず前から後ろにふくようにする
- テープタイプからパンツタイプのおむつに切り替えるタイミングは、赤ちゃんが良く動くようなり、替え方が難しくなった頃
- 寝返りやハイハイ、つかまり立ちはできるようになる月齢の個人差が大きいので、パンツタイプおむつへの切り替えに「いつから」という決まりはない
パンツタイプはレギンスやズボンを全て脱がさないと替えられないというデメリットもあります。
外出の時や、うんちのときだけテープタイプおむつを併用する方が効率がいい場合もありますよ!
おむつの替え方はそれぞれの生活スタイルに合ったものがいいですよね。少しでも参考になれば嬉しいです♪