免許更新時にコンタクトレンズは外す?申告すればつけたままでOK!

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もうすぐ運転免許の更新なんだけど、コンタクトレンズって外すの?

普段コンタクトレンズをお使いのあなたは、免許の更新時にそのままで行って良いのか迷いますよね。

通常のコンタクトレンズであれば、視力検査時に「つけています」と申告すれば、外すことなくそのまま免許更新ができます。わざわざ眼鏡で行かなくても大丈夫ですよ。

しかし、カラーコンタクトレンズの場合は、見た目が変わってしまい、本人確認に問題が出るため外す必要があります。

免許更新の際は、カラーコンタクトレンズの使用を避けるようにしましょう。

ここでは、免許更新の際のコンタクトレンズについてや、写真撮影時の注意点をお教えします。

また視力検査に関することや、カラーコンタクトレンズでの運転についても解説していますので、合わせてご覧ください。

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免許更新時にカラーコンタクトは外す必要あり!

運転免許証の「眼鏡等」の条件には、コンタクトレンズも含まれています。

免許更新時の視力検査で、コンタクトレンズ装着の有無を聞かれたら、「つけています」と答えれば、外す必要はありません。

ただし、カラーコンタクトの場合は外す必要があります。

普段からカラーコンタクトレンズをつけているなら、着ている服と同じように「ファッションアイテムの1つ」という感覚になっている場合も多いのではないでしょうか。

しかし、カラーコンタクトレンズをつけていると、元の目の色と異なったり目の大きさが違ったりしてしまいます。

見た目が大きく変化してしまうので、本人確認に問題が出る可能性が高くなります。

そのため、カラーコンタクトレンズをつけたままでは免許の更新をすることは不可能なんです。

免許更新の際は、カラーコンタクトレンズの使用を避けるか、外すことができるように保管ケースを持参しましょう。

カラーコンタクトで、ちょっとでもかわいく写真に写りたかったけれど、やっぱりダメかぁ…。

免許更新時の写真撮影で注意するポイント!

免許更新時の写真撮影では、服装などいくつかの基準があるのでチェックしましょう。

写真撮影に適さない例

カラーコンタクトレンズ以外にも、免許更新時の撮影で適さない例として、次のようなものがあります。

写真撮影に適さない例
  • 眼鏡に光が反射してしまい、目が確認できない
  • マスクなど、顔が隠れるものを装着している
  • 髪の毛や服などで、顔の輪郭が隠れている

このように、カラーコンタクトレンズ以外にも写真撮影時には注意するべき点があることを、頭に入れておきましょう。

写真撮影時のファッションは?

写真を撮る時、どれくらいまでなら、おしゃれしてもいいの?

写真撮影の時、どれくらいの範囲で着飾っても許されるのか、気になりますよね?

どんなものがダメなのか、確認していきましょう。

撮影時にNGなファッションアイテム
  • 色つきの眼鏡
  • 幅が広いヘアバンドや帽子
  • イヤホン・ヘッドホン
  • 洋服が写らず、裸に見えてしまう(ノースリーブなど)

上記のものは、写真撮影時にNGとなってしまいます。

洋服などの衣類については、一般的なものを身に着け、あまりにも奇抜な服装は避けましょう。

ピアスなどのアクセサリーに関しては、普通の範囲の大きさなら大丈夫です。

ただし、鼻やまぶたなど、顔につけるピアスは、係員に外してくださいと言われる可能性があります。

かつらに関しては、よほど奇抜なものでない限りは、問題ないでしょう。

病気などのやむを得ない理由がある場合は、個人の識別が可能であれば、帽子・スカーフも認めてもらえます。

カラーコンタクトをつけて運転はできる?

カラーコンタクトレンズをつけて、免許更新ができないことはわかりましたよね。

じゃあ、カラーコンタクトレンズをつけて運転するのは大丈夫なのかな?

カラーコンタクトレンズは、実はサングラスと同じ扱いになるんですよ。

普段運転する時に、日差しや紫外線対策のため、サングラスをすることもありますよね。

カラーコンタクトレンズもサングラスと同じように装着したまま車を運転することができます。

運転免許証に「眼鏡等」の記載がある場合は、眼鏡や通常のコンタクトレンズの代わりに、度入りのカラーコンタクトレンズをつけて運転することが可能です。

夜間にカラーコンタクトでの運転は危険!

カラーコンタクトレンズをつけて運転しても構いませんが、必ずしも安全とは言えません。

特に、夜間の運転は周りが暗く、見えにくい状態になります。

カラーコンタクトレンズをつけていると、さらに視界や視認性(しにんせい・パッと見た時の認識のしやすさ)が下がってしまうんです。

普段サングラスで運転をしているなら、日が落ちて視認性が悪くなった時に取り外した経験があると思います。

サングラスであれば運転している時でもすぐに外せますが、カラーコンタクトレンズとなると、すぐに取り外すことは難しいですよね。

このようなことから、夜間の運転時にはカラーコンタクトレンズをつけるのは控えるようにしましょう。

免許更新時コンタクトで視力検査後は眼鏡等となる

免許更新の時には必ず視力検査があります。裸眼とコンタクトレンズをつけた状態では、もちろん視力が異なるので、免許証に「眼鏡等」と表示されます。

眼鏡等の条件つき運転免許証で、眼鏡やコンタクトレンズを装着せずに運転すると、道路交通法違反となるので注意しましょう。

違反点数は2点、5,000円~9,000円の反則金が科せられることになってしまいます。

違反点数とは、運転者の過去3年間の交通事故や違反の合計点数によって、免許の取り消しや停止処分を行う制度のことだよ。

また、事故を起こすと過失が上乗せされ、自動車保険金を減額されることがあるんです。

眼鏡等の条件つきで免許更新した場合は、必ず眼鏡かコンタクトレンズを装着して運転しましょうね。

免許更新時に行う視力検査の基準

視力検査はランドルト環(かん)と呼ばれる、アルファベットのCのようなマークの切れ目の向きを答える方法です。学校での眼科検診などで受けたことがありますよね!

普通第一種免許や二輪免許の場合は、両目で0.7以上かつ片目で0.3以上の視力が必要です。

また片目の視力が0.3に満たない(もしくは見えない)時は、もう片目の視野が左右150度以上・視力0.7以上でなければなりません。

視力検査で条件を満たしていない場合

視力検査での視力が基準を満たさなかった場合は、再検査を受けることができます。

もし裸眼での視力検査の結果が基準を満たさなかった時でも、眼鏡やコンタクトレンズを装着してクリアすれば問題ありません。

しかし、お仕事をしている場合は、せっかく休んで免許更新に出向いたのに、日を改めて検査となるのは効率が悪いですよね。

普段の生活で視力の衰えを感じたら、早めに眼鏡やコンタクトを作っておくのがおすすめです。

あらかじめ眼科を受診して、目の状態を確認しておくと安心ですね。

視力が回復したら?

レーシック手術などで、免許の更新後に視力が回復することもあるでしょう。

運転免許証に「眼鏡等」の条件がついている場合、視力が回復したとしても眼鏡やコンタクトレンズを装着しないまま運転すると違反になってしまいます。

視力が回復したら、早めに運転免許センターまたは一部の警察署にて、「限定解除手続き」を行いましょう。限定解除手続きの方法は以下の通りです。

限定解除手続き
  1. 所定の窓口で、運転免許証を渡す
  2. 「限定解除申請書」に必要事項を記入する
  3. 視力検査をして終了

とってもカンタンですね♪待ち時間がなければ15分ほどで完了しますよ。

この手続きをすると、運転免許証の裏面に「眼鏡等条件解除」と記入され、次回の更新から「眼鏡等」の表示がなくなります。

もし、免許更新のタイミングと視力回復の時期が重なれば、視力検査の時に検査官へ「視力が回復して裸眼である」ということを伝えましょう。

すぐできる!視力回復トレーニングをご紹介♪

ここで、落ちてしまった視力を回復させる、視力回復トレーニングをご紹介しますね♪

視力回復トレーニングとは、眼球を動かして目の焦点を合わせる筋肉をきたえる方法です。

視力回復トレーニング
  1. 目をギュッと強く閉じる
  2. 目を開け、目だけで10秒間上を見る
  3. また目をギュッと強く閉じる
  4. 目を開け、目だけで下・左・右を10秒ずつ見る
  5. 指で目の前に∞のマークを描いて、目で追う
  6. 指を奥から自分の方へ動かし、目の焦点を合わせながら追う

目を動かすトレーニングはこの他にも色々あり、スマートフォンのアプリなどでも手軽にできますよ♪

目の筋肉の血行を良くすると、焦点を合わせる筋肉の緊張がほぐれるので、トレーニング後に蒸しタオルで温めたり、マッサージしたりするのもおすすめです。

こちらのような、ホットアイマスクを使用するのも良いですね♪

免許更新時にコンタクトはばれる?正しい申告を!

免許更新時の視力検査で、コンタクトレンズを装着している場合は、必ず申告しなければなりません。

コンタクトか裸眼かは、見た目じゃわからないし、つけててもばれるわけないよね?

コンタクトレンズをつけているのに、裸眼であるとウソをついてもすぐに検査官にばれるんですよ。

免許更新時の視力検査を行う機械には、検査官が見る画面にコンタクトレンズをつけていることがハッキリ映し出されるのです!

運転免許証は国家資格の1つです。ウソをつくと虚偽申告となり、罰せられる可能性があります。

すぐばれるんだね!そんなことで罰せられるなんてイヤだし、怖いよ~!

運転免許証に、「眼鏡等」の条件が表示されることを嫌がる気持ちはわからなくもありません。

しかし、運転免許証は公的身分証明書にもなり、非常に重要なものです。

正しい情報でなければ意味が無くなるので、免許更新時にウソをつかず、きちんと申告しましょうね。

まとめ

  • 免許更新時の視力検査で、コンタクトレンズをつけているなら「つけています」と言えば、外す必要がない
  • 免許更新時にカラーコンタクトレンズをつけている場合は、外す必要がある
  • カラーコンタクトレンズをつけていると、本人確認に問題が出るため、免許更新は不可能となる
  • 免許更新の写真撮影時には、目が確認できない眼鏡やマスクの着用は不可、顔の輪郭を隠してはいけないなどの注意点がある
  • 運転時にカラーコンタクトの装着は可能だが、夜間は視界や視認性が下がるため控えた方が良い
  • 免許更新でコンタクトレンズをつけて視力検査を受けると、運転免許証に「眼鏡等」と表示される
  • 「眼鏡等」の条件つき運転免許証となった場合は、運転時に必ず眼鏡かコンタクトレンズを装着すること
  • 「眼鏡等」の条件つき運転免許証なのに、眼鏡やコンタクトレンズを装着せず運転した場合、道路交通法違反となり、点数2点、反則金5,000円∼7,000円となる
  • 視力が回復した場合は、運転免許センターや一部の警察署で「限定解除手続き」を行うと、眼鏡やコンタクトレンズを装着せずに運転できる
  • コンタクトレンズを装着しているのに、裸眼であるとウソをついても検査官に機械ですぐばれるうえ、虚偽申告で罰せられることもある

3年または5年に1度の免許更新は、できるだけスムーズに終わらせたいですよね。

免許センターでカラーコンタクトレンズを外すなど、あわてることがないように、しっかり注意点を確認してから行きましょう。