じめじめした雨の日…室内干しだと、洗濯物が乾きづらい…。なんとかしたい!
と頭を抱えるあなたのお悩みを解決するべくこの記事を書かせていただきました♪
サーキュレーターで、効率よく室内干しの洗濯物を乾かす方法ってあるの?
つけっぱなしにしていると電気代がすごいことになりそうで怖い…。
雨の日が続くと、洗濯物を室内干ししなければなりませんよね。
室内干しの時にサーキュレーターを活用すると、洗濯物周囲の湿気を飛ばし湿度を下げてくれるので、効率よく洗濯物を乾かすことができます。
この記事では、洗濯物を室内干しする時のサーキュレーターとエアコンの併用方法、サーキュレーターと扇風機の違い、モーターによる電気代比較などを徹底解説!
おすすめのサーキュレーターメーカーもたっぷりご紹介していきます♪
洗濯物を室内干しでサーキュレーターが効率的な理由
ビショビショの洗濯物は、蒸発により常に湿度100%の湿気をまとっている状態。
室内干しする時は、洗濯物周囲の湿気をサーキュレーターで吹き飛ばして、まとわりつく湿度を下げてあげましょう!
からりと晴れた、気持ちのいい太陽光の下で干しておけば、洗濯物はあっという間に乾いてしまいます。
しかし雨が続く時期はそうはいきません。じめじめじとじと。
そんな日はどうしても室内干しになってしまいますよね。
室内干しの強い味方、風をおこしてくれるサーキュレーターの登場です!
洗濯物の湿気を吹き飛ばしながら、風が洗濯物に当たり、水分はどんどん気化していきます。
お持ちのサーキュレーター、使う時はなんとなく斜めを向けていませんか?
風のあて方次第で、乾き方も電気代も変わってきますよ♪
しっかり乾かす秘訣!サーキュレーターでの風の当て方
せっかくサーキュレーターを使っても、当てる場所が悪いと洗濯物は効率よく乾きません。
ゆっくり乾くと雑菌が繁殖して、あの嫌な室内干しの嫌な臭いが出ちゃうんだよね…。
全体に空気を巡らせる首振り機能も良いですがスポット的にも活用できるのがサーキュレーターです♪
サーキュレーターの効率的な使い方を3パターン、お教えします。
横から風を当てる
室内干しの時、スペースが確保できるなら横から風をあてるのがおすすめです。
洗濯物を干し、隙間に目掛けてサーキュレーターを真横にセットし、風を当ててみましょう。
それぞれの衣服の表裏にしっかり風が当たり、効率よく洗濯物が乾くはずです!
ただし、この方法は洗濯物の量が少なめの時に向いています。
タオル類の最後の仕上げや、乾き残りがあるものを集中して乾かしたい時に活用してください♪
下から風を当てる
背の低いサーキュレーターは、真下から垂直に風を送ることができます。
真下から風を当てることで、衣服の中にもしっかり風が当たるんです♪
こちらも少量の洗濯物向け。厚手のパーカーなどを、急いで乾かしたい時などに役立つ方法です
エアコンの風の吹き出し口に向ける
サーキュレーターは単体よりもエアコンとの併用がおすすめ。
夏の冷房でも、冬の暖房でも、室内干しの時にはサーキュレーターはエアコンの風が出ている吹き出し口にむかってあてると効率的です。
サーキュレーターをエアコンの真下から少し距離のあるところに置いて、エアコンが設置されている壁側を向けて、斜め上に向かって風を噴射します。
エアコンから出た風が、サーキュレーターの風と正面衝突。室内中に効率的に広がるような風の循環が出来上がります。
また、暖房の場合は室内の上空に漂っている暖かい空気がサーキュレーターの風で、しっかり下に降りてかき混ぜられます。
冷房の場合でも、風をあてる向きは同じです。エアコンから出る冷たい風が下にたまっているので、それをサーキュレーターで上に持ち上げて、風を循環させます。
そもそもなぜ室内干しの洗濯物は乾きづらいの?
外に干した洗濯物って、なんですぐに乾くんだろう?
それは、洗濯物が素早く乾くための条件が整っているからなんです!
逆に、雨が降った日の室内干しの条件を見てみましょう。
閉め切った室内の中で、水蒸気が出続けるともちろん湿度が高くなってしまいます。
雨が降る。室内干しになる。ということは室内の湿度は100%に近い状態です。
湿度100%とは、水蒸気で室内がいっぱいになり、これ以上水蒸気ができません。
ぎゅうぎゅうの満員電車には、どう頑張っても乗り込めないのと一緒ね。
残念ながら室内の中に太陽光は作れないので、サーキュレーターで風を作り、エアコンや除湿器で湿度を下げるという部分を改善して、室内干しをしましょう!
洗濯物の湿気をサーキュレーターで吹き飛ばすだけでも、結構湿度は下がるんです。
気流が生まれ、風が洗濯物にあたることで、洗濯物にたまった水分はどんどん気化していきます。
洗濯物を室内干しする時のエアコンは除湿モードが良い
洗濯物を室内干しするとき、サーキュレーターの風とエアコンの風をぶつけて効率良く乾かせるとご案内しましたが、中でも1番効率がいいのは「除湿」モード。
エアコンの除湿モードは、強制的に室内の空気中にある水蒸気を、気体から液体へ変化させて外に排出してくれます。
除湿モードをつけたからといってサーキュレーター自体の電気代を下げられるわけでありません。
しかしエアコンとサーキュレーターを併用することで、室内干しにかかる全体の電気代を抑えることができるんですよ♪
エアコンの電気代は、設定温度がとっても重要ポイント!
洗濯物を室内干しするときは特に気をつけたいところです。
環境省によると、夏は設定温度を1℃高くすると、消費電力をなんと13%も削減でき、冬は設定温度を1℃下げると消費電力を10%削減が可能とのこと。
つまりエアコンの設定温度を適切にすることが、快適かつ、電気代を節約する上でとても重要になります!
ここで活用するのが、今回の主役サーキュレーターというわけです。
洗濯物を室内干しすると室内がじめじめするので本当に不快ですよね。
そんなときはエアコンの除湿モードで、室内の湿気とおさらばしましょう。
エアコンを使用すると、冷気は下に、暖気は上にたまりやすくなり、室内全体の温度にムラができています。
サーキュレーターを使って空気をしっかり循環させれば、室内の温度が均等に近くなります。
洗濯物の室内干しでおすすめサーキュレーターメーカー
サーキュレーター、そもそも洗濯物を乾かすためのものではありません。
エアコンなどのによって生まれた空気を循環させ、温度のムラをなくし、より快適に、より省エネに活用するためのものです。
購入の基準は「空調のために」か、「室内干しの洗濯物のために」かで変わってきます。
洗濯物の乾燥を目的に買うならば、とりあえず風が強力なやつがおすすめ!
〈無印良品〉
本当にシンプルな無印良品らしいサーキュレーター。
私の家にあるのも無印良品のサーキュレーターですが、我が家では洗濯物の室内干しではなく、室内全体の空気循環に使っています。
グッドデザイン賞を受賞していて、室内のインテリアを邪魔しないフォルムがお気に入りです。
デザイン性もさることながら、実用性も高く、ドライバーなどを使わなくても簡単に分解できます。
掃除がしやすく、音も静かなので子供がお昼寝する室内に置いています。そして何と言っても低価格です!
〈+-0〉
オシャレさと機能性を重視するあなたには「プラスマイナスゼロ」がおすすめ。
無印良品のデザインディレクターを務める深澤直人さんがデザインをされていて、無印良品のサーキュレーターよりカラーバリエーションが豊富なのが特徴です。
〈ボルネード〉
サーキュレーター界の重鎮、ボルネードはご存じですか?
実はサーキュレーターを最初に発売したメーカーはこのボルネード!レトロな見た目が可愛すぎます。
縦型や、背の高いもの、現代的なスタイリッシュなデザインも多様に取り揃えられています。
ただ、どれも分解が難しく掃除が難しい所と、お値段が可愛くないところが難点です(笑)
数カ所ネジでしっかり固定してあるために、中にあるファンの拭き掃除は一苦労。
〈アイリスオーヤマ〉
我が家の室内干しデーで活躍しているのは、家計の強い味方、アイリスオーヤマ!
サーキュレーターと除湿器が一緒になっているタイプを脱衣所に設置しています!
梅雨の長雨でも無敵。カラッカラにしてくれます!サーキュレーターだけのタイプもたくさん販売されています♪
サーキュレーターに除湿機能がついていれば、狭い脱衣所で首振り機能にしているだけでOK !ズボラな私にはぴったりな商品でした(笑)
扇風機じゃダメなの?サーキュレーターの機能を解明!
「風をおこす家電」と言われて、パッと思い浮かぶのはサーキュレーターともう1つ扇風機がありますね。
違いがわかりにくいかもしれませんが、それぞれの特徴を簡単な表にしてみました♪
サーキュレーターと扇風機は、風をおこす目的や風を向ける対象が異なります。
サーキュレーター | 扇風機 | |
---|---|---|
目的 | 室内の空気の循環 | 人に向けて涼しくする |
風をむける対象 | 空間 | 人や動物など |
風の特徴 | まっすぐ届く強い風 | 広範囲に肌当たりの良い優しい風 |
首振り機能 | 上下左右またはなし | 基本左右のみ |
ファンの高さ | 背が低いものが多い | 首の部分で高さを変えられるが元々高め |
サーキュレーターは室内全体の空気循環が目的で、必要なのは強い風を送る力です。
まっすぐ出る強い風、低い本体は、室内に風を送って空気を循環させるための作りなんですね!
一方、扇風機は人が「涼しさ」を求めて使う家電。
ファンから出る風もサーキュレーターのようなまっすぐな風ではなく、広範囲に優しい風が出るようになっています。
首振り機能や、高さ調整など、人の行動範囲に合わせて風を送るための機能がたくさんついているのが扇風機です♪
サーキュレーターと扇風機は活躍する時期が違う
空気循環のサーキュレーターと涼しさを目的とした扇風機では、活躍する時期が違います。
室内全体に風を送る機能を持つサーキュレーターは、空気循環以外にも室内の換気や、今回の記事でご紹介しているように室内干しにも活用できます。
サーキュレーターは、室内干し以外でも一年中活躍するのね!
人やペットなど、動物を涼しくするために特化している扇風機の活躍の場は、主に夏場だけ。
広範囲に向けて優しい風が出るので、サーキュレーターに比べると「涼しさ」「肌当たり」は扇風機が圧勝です。
それぞれ用途も目的も全く異なるので、それぞれ一家に一台あってもいいと思います!
電気代を徹底比較!DCモーターとACモーターの違い
商品によって、風量や機能が異なるため、かかる電気代はそれぞれ。
電気代を左右するのは、中に使用されているモーターの種類です。
サーキュレーターに使われるモーターは2種類で、DCモーターとACモーターが存在します。
DCモーターの方が、ACモーターに比べ消費電力が小さいのが特徴で、消費電力が小さいとそれだけ電気代も安くなります。
DCモーターとは直流(direct current motor)、ACモーターとは交流(alternating current motor)という意味です。
ダイレクトカレント、オルタネーティングカレントの頭文字で、電流の流れ方の違いなんです!
DCモーター
まずは直流!DCモーターを使った、サーキュレーターの電気代からチェックしましょう。
【アイリスオーヤマ】サーキュレーターアイ「DCJET PCF-SDC15T」 / ~24畳(消費電力:25W)
- 1時間あたりの電気代:約0.7円
- 1日8時間使用した場合の電気代:約5.4円
- 1日8時間を1ヵ月間使用した場合の電気代:約162円
このくらいの価格なら、除湿器やエアコンにプラスしても気にならないくらいではないでしょうか。
ACモーター
続いて交流!ACモーター搭載のサーキュレーターは電気代がどのくらいか見てみましょう。
【アイリスオーヤマ】サーキュレーター 「PCF-BC15T」 / ~16畳(消費電力:40W)
- 1時間あたりの電気代:約1.0円
- 1日8時間使用した場合の電気代:約8.6円
- 1日8時間を1ヵ月間使用した場合の電気代:約259.2円
DCモーターの方がACモーターよりも基本的な消費電力が小さくなります。
電気代を抑えたい場合はDCモーターのサーキュレーターがおすすめです。
しかし!そもそもの本体価格はACモーターの方が安い傾向にあります。デザイン性なども含めて、お好みで選んでくださいね♪
まとめ
- 室内干しした洗濯物の湿気をサーキュレーターで吹き飛ばして、湿度を下げてることで効率よく乾かすことができる
- サーキュレーターの風を洗濯物に横からあてると、それぞれの衣服の表裏にしっかり風が当たり洗濯物が乾きやすい
- サーキュレーターの風を厚手の洗濯物の下から当てると、衣服の中にもしっかり風が入り乾きやすい
- エアコンの風の吹き出し口に向ける室内中に効率的に広がるような風の循環が出来上がる
- 洗濯物を室内干しする時はエアコンは除湿モードが効率が良い
- おすすめサーキュレーターメーカーは無印良品、+-0、ボルネード、アイリスオーヤマ
- 扇風機と違い、サーキュレーターは通年活躍できる
- DCモーターとACモーターではDCモーターの方が消費電力が少なく、節約になる
- 本体価格はACモーターを使ったサーキュレーターの方が安い
サーキュレーターを活用すると、効率よく室内干しを乾かせますし、電気代も節約できます。
上手にサーキュレーターを利用して室内干しでもカラッと乾かす♪じめじめの梅雨に負けないようにしましょう!