油揚げの値段の安さから冷蔵庫にストックしていることが多いんじゃないでしょうか?
油揚げは油抜きをしなくてもそのまま使えますが、生のままではなく加熱して食べることをおすすめします。
油揚げを使ったレシピと言えば、なんと言ってもトースターで3分くらい焼いて鍋に入れて食べるのが美味しいですね。刻んでサクサク、トロトロで子供達も大喜びです。
我が家ではいつでも使えるように、使いたい分に分けて冷凍保存しているおかげで、炒め物などの主菜から、煮びたしなどの副菜まで様々な場面で大活躍しています。
使いたいサイズにカットして冷凍ストックしていると、そのまま鍋に入れて使えるので調理の時短にもなります。
油揚げはそのまま使える?加熱なしでも大丈夫?
油揚げは豆腐を薄く切り揚げたものであり、製造過程でしっかり火の通っている加工済みの食品です。
油揚げは油抜きをしないでそのまま使えますが、加熱しないで生のままで食べることはおすすめしません。
きちんと賞味期限を守って食べれば加熱をしなくても問題はありませんが、加熱をしないでそのまま食べると美味しくないです。
油抜きをしないと油っぽいし、加熱をしなくても使えるとはいえ美味しくなさそう。
油揚げを食べるときは基本的に油抜きをしてから加熱をしましょう。
油抜きとは文字通り油揚げの油を抜くということです。
これをすることにより、より一層油揚げの美味しさを堪能することができます。
そのままの油揚げには油がたっぷりついています。そのままだと油揚げの表面に油の膜が張ってしまいます。
そのせいで調味料が染み込みにくくなり、おいなりさんを作るときなどは味をしみさせる為に熱湯や電子レンジを使った油抜きは必要な作業といえます。
また余分な油がなくなることでカロリーもオフしてくれるのでいいことだらけです。
油抜きで約30%のカロリーを減らせると言われています。
毎日を忙しく生きている主婦の私たちからすると正直面倒に感じる一手間ですが、料理によっては美味しく食べるために必要なことです。
油揚げはそのまま調理せずレンジや熱湯で油抜きしよう
油揚げはそのまま使えるけど、美味しく食べるには油抜きが必要。でもどうやって油抜きをしたらいいのかしら。
油抜きには熱湯や電子レンジを使う方法と沸騰した鍋にそのまま油揚げをくぐらせる方法があります。
ここでは、油揚げを美味しく使えるようになる油抜きの方法を紹介します。
1.熱湯をかける
ザルに油揚げをのせ、その上から熱湯をかけます。
そうすると油がざるの下から落ちてくるので、やけどに気を付けながらキッチンペーパーで油分と水分を吸います。
この方法だとポットなどでお湯を沸かせばザルだけ洗えば済むので洗い物は楽ですね。
また、この方法が一番スタンダードで家庭科の教科書にも載っている方法なのではないでしょうか。
2.電子レンジを使う
キッチンペーパーに包んだ油揚げを耐熱容器に入れて電子レンジで600Wで30秒ほど加熱します。
そうすると余分な脂がキッチンペーパーに染み込んでいするので、キッチンペーパーを取ります。
私の場合は時間がない時は電子レンジを使い調理時間を短縮しています。
美味しい料理を家族に食べてもらう一手間ですが、ズボラ主婦としてはとにかく簡単で時短であることが大事です(笑)
3.沸騰した鍋に油揚げをくぐらせる
油揚げが浸るくらいの水を鍋に用意し、沸騰させます。
沸騰したら2分ほど油揚げをくぐらせてキッチンペーパーで油分と水分を吸い取ります。
この方法が一番しっかり油をきることができます。お店などではこの方法で油抜きしているみたいです。
なるほど。たくさん方法があるから私は「1.熱湯をかける」でやってみようかしら。
油揚げをそのまま使えるレシピのおすすめ5選
私は割と油抜きをせずに料理に使ってしまうこともあるのですが、「油抜きをしなくてはならない。」と言われていた時代もあるようです。
質の良い油を使えなかったころは油抜きをしないとお腹を壊してしまうこともあったようです。
その手間をかける時間を省けるのは主婦としては油揚げをそのまま使えるのはうれしい限りなので現代に生きていてよかったです。
そしてそんなズボラ主婦の私が油抜きをしないでも油揚げがそのまま使えるレシピを少し紹介させていただきます。
手間が多いとその食品を使う頻度が減ってしまうわよね。油抜きしなくてもいいレシピは主婦の味方だわ。
切っていれるだけで簡単お味噌汁
この方法はズボラ主婦の私が最も使用する方法です。
一口サイズに切った油揚げをそのまま使います。お味噌汁に関しては油抜きをしないほうが美味しく食べることができます。
油揚げに含まれる油がお味噌汁に溶けて美味しさを引き立ててくれます。
どの野菜でも油抜きしていない油揚げをそのまま使うといつもよりコクのある美味しいお味噌汁になります。
たくさんの具材を入れなくてはいけないので少し大変にはなりますが、油抜きをせずそのまま使うお味噌汁で特に美味しく感じるのは豚汁です。
豚肉から出る油と油揚げからでる油でよりおいしいお味噌汁ができます。
炊飯器におまかせ!炊き込みご飯
油揚げを小さく切り、千切りした人参、鶏肉、手でほぐした舞茸を入れて炊飯器にお任せします。
この時のポイントとしては味付するための調味料は先に入れてからお米に水を入れることです。
水分が多すぎるとせっかくの炊き込みご飯がべちょべちょになってしまうかもしれません。
鶏肉はご飯が炊けた後にしゃもじで切れてしまうほど柔らかくなっているので買ってきたそのまま炊飯器に入れてしまいます。
油揚げをあまり小さく切らないで炊いたことがあるのですが家族での意見が割れました。
大人は美味しいと言ってくれたのですが、子供にはかなり不評でした。
なので小さく切って食べることをおすすめします。市販の炊き込みご飯の素でも相当小さく切ってありますもんね。
あそこまで小さくすると切るのに疲れてしまいますが食べやすいように小さくしましょう。
油揚げの間にいれて焼くはさみ焼き
油揚げの一辺に切り込みを入れ、切り込みからチーズと大葉などの具材を入れます。
そして具の入った油揚げをフライパンで両面こんがりと焼きます。半分に切って具材を入れるのもいいです。
フライパンを出すのが面倒な方はオーブンやトースターで焼くのも美味しく焼けます。
私はチーズと大葉が美味しいと感じましたが、チーズに明太子などを入れてみても油抜きをせずそのまま美味しく食べられると思います。
また、フライパンで焼くときは油をひかなくても油揚げから出てくる油があるのでフライパンにくっつく心配をする必要はありません。
油揚げが肉厚であればあるほど美味しい一品です。
カリカリになるまで焼くと美味しいですが中に入れているチーズが溶けて出てくるので火加減には注意してください。
ちなみに、はさみ焼きに関してはもっと可能性があると思っています。
もっとおいしい組み合わせがないかなと模索しているのですが、チーズと大葉が今のところ我が家では優勝のおつまみなのです。
ほかにもたくさん美味しい組み合わせがありそうですよね。
主婦の味方♪そのまま油揚げの炒め物
一口サイズに切った油揚げと豚バラ肉とニラをフライパン炒めると美味しい主菜の出来上がりです。
もちろん他の野菜で炒めるのも美味しいです。しかし水分の多い野菜はたまに油がはねてしまうので気を付けてください。
油抜きまではしなくてもよいのですが、キッチンペーパーではさんで油をふきとると油が減るので油っぽいおかずが苦手な方におすすめです。
子供も大人も大好きな油揚げピザ
油揚げを綿棒などで油揚げを薄くします。その上にお好みの具を乗せてください。そのあとトースターで焼きましょう。
ピザソースの上にピーマンを乗せたり、焼き鳥缶にチーズとねぎをのせて焼いたりいろんなバリエーションで試せます。
油抜きをしなくてもいいレシピはたくさんあります。時間もあまりかからないので一品足りないなという日にぜひ作ってみてはいかがでしょうか。
油揚げをそのまま冷凍保存する時のポイント
レシピによってはそのまま油揚げの量を全て使わない日もあるはずです。
油揚げが余ってしまった場合どうやって保存するのがよいのでしょうか。
油揚げをそのまま冷蔵保存する場合はパッケージに記載されている賞味期限内に消費しましょう。
そしてそのままの油揚げを冷凍保存する場合はどうしたらよいのでしょうか。
油揚げをそのまま冷凍保存してもいい?美味しくなくなるんじゃないかしら。
冷凍保存をした場合にも美味しく食べられるのか心配なあなたに朗報です。
油揚げは冷凍をしたからといって味や触感に変化があることはありません。
料理をして余ってしまったけれどすぐに使う予定のない時は冷凍保存をすると冷蔵庫の中で食べられなくなるなんて損をすることが減ります。
少量余った時は1枚ずつラップにくるんで保存袋に入れて冷凍します。
まとめ買いをして未開封の場合は少しだけ穴をあけ、空気を抜いてから保存袋に入れて冷凍しましょう。
空気がパンパンに入ったままだと酸化しやすいし、冷凍庫の中で場所をとることも防げます。
また、切って冷凍することも可能です。油揚げを使いやすいサイズにカットし、重ならないように気をつけて保存袋に入れてください。
その際も空気はできるだけ入れないようにしましょう。冷凍で保存できる期間は2週間です。
油抜きをすると酸化をより防げるので油抜きした油揚げは1か月持ちます。
油抜き不要な油揚げもあった!!おすすめを紹介♪
ここからは、おすすめの油揚げを紹介していきます。
なんと油抜きをしなくても美味しく食べられる商品がありました!!
油抜き不要!!愛媛県特産の「干し油揚げ」
愛媛県松山市の名産「干し油揚げ」は密かにブームを呼んでいる。面倒な油抜きが一切必要ない油揚げです。
こちらは一般的な油揚げが1cmのスライスした豆腐を揚げているのに対して、わずか3mmの豆腐を揚げて作っているそうです。
しかし、普通の油揚げとは少し違い軽くてパリッとした触感です。
お味噌汁や鍋に入れて食べるのが人気です。また、一番びっくりするポイントは、常温で3か月可能なんです。これは驚きですよね。
そのほかにも「油抜き不要」とパッケージに書かれた商品もあるので時短をしたいときは是非使ってみて下さい。
新潟名物のジャンボ油揚げ
一般的な油揚げの約3倍というジャンボサイズの油揚げ。食べごたえ抜群と人気なんです。
おすすめの食べ方は、シンプルに電子レンジで温め、フライパンで軽く焼き目をつけて、ネギやおかかなどを載せてお醤油をかける食べること。
中はふわふわで、外はパリパリで美味しく食べることができます。
驚きの大きさで、これまでに試したことのないメニューが出来上がること間違いなしですね。
まとめ
- 油揚げはそのまま加熱しなくても使える
- そのままの油揚げはお腹を壊すことはないが、美味しくないので加熱することを勧める
- 油抜きには熱湯や電子レンジを使う方法と沸騰した鍋にそのまま油揚げをくぐらせる方法がある
- 油抜きをすることでカロリーオフにもなり、より美味しく油揚げを楽しむことができる
- 油揚げをそのまま使えるレシピはお味噌汁、炊き込みご飯、はさみ焼きなどがある
- 油揚げが余ってしまったときは冷凍保存することもできる
- 油抜きが不要でそのまま使える商品には「干し油揚げ」がある
一手間かかるけど、油揚げはそのままではなく、油抜きをすることで美味しく食べられます。
買いすぎて余っても冷凍保存ができるので安心です。料理に合わせて油揚げを美味しく食べましょう。