シンボルツリーで手入れ不要なのは|おすすめ樹木をご紹介♪

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お庭にシンボルツリーがあると、とてもおしゃれになりますよね。

シンボルツリーは、一番身近で自然を感じることができる癒やしのスポット♪

「なるべく手入れが不要な木をシンボルツリーにしたい」と思っていますよね?

手入れ不要のシンボルツリーをお探しのあなたには、成長の遅い常緑樹(じょうりょくじゅ)がおすすめです。

成長が遅いので剪定が不要で、常緑のため落ち葉の掃除も少なくて済みます。

ここでは、常緑樹をシンボルツリーにするメリットと、成長が遅いことで起こるデメリットを解説します。

合わせて、手入れ不要のおすすめ常緑樹をご紹介します。

季節の移り変わりを感じられる木もいいかも♪手間がかからない木はあるかな?

そんなあなたには、少しの手入れで済む人気の落葉樹(らくようじゅ)も紹介していますよ♪

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シンボルツリーには手入れ不要の常緑樹が最適

お手入れがもっとも不要なシンボルツリーとはずばり、「成長が遅い常緑樹」です!

シンボルツリーには、大きく分けて常緑樹と落葉樹の2種類があります。

1年を通して緑の葉が楽しめる常緑樹と、葉が落ちて季節の移り変わりを感じることができる落葉樹。

好みに合わせて選んでも良いのですが、やはり葉があまり落ちない常緑樹の方が人気です。

しかし、手入れが不要なゆえに起こるデメリットもあります。

ここからは成長の遅い常緑樹をシンボルツリーにするメリット、デメリットを解説します。

常緑樹のメリット!剪定不要で落ち葉が少ない♪

常緑樹の大きなメリットは、「成長が遅いため剪定が不要なこと」です!

庭に木を植えることで必要となる手入れは、主に3つあります。

庭木の主な手入れ
  1. 枝や幹が伸びすぎた時の剪定
  2. 虫や病気に対する消毒
  3. 落ち葉の掃除

1.枝や幹が伸びすぎた時の剪定

常緑樹は成長が遅いため、剪定作業はほぼしなくても良いんですよ。

剪定とは、枝をハサミなどで切り、木の形を整えることです。

ただチョキチョキ切れば良いんでしょ?私にも簡単にできそうだけど。

剪定は簡単なように思えますが、これがなかなか大変なのです…!剪定作業に悩む声は多いんですよ。

何度も切りなおしたり、切りすぎたりしてしまい難しい。不格好になってしまう。

脚立を使用しても届かない部分の剪定はどうしたら良いのか…。

剪定はただ切れば良いわけではなく、木の形を美しく保つために行います。

庭木のお手入れをしたことがない初心者さんには、けっこう難しい作業なんです。

また、剪定後の枝を細かく切ってゴミ袋に入れる作業もしなければなりません。

枝で袋が破けないように配慮する必要があり、ゴミ置き場まで持って行く時には重くて大変です。

成長が遅い常緑樹なら、剪定作業をする必要がほぼないのでこのような手間がかかりません。

2.虫や病気に対する消毒

お手入れ不要にするためには、虫や病気になりにくいシンボルツリーを選ぶことが大切です。

木の種類により寄って来る虫は異なりますが、毛虫やカイガラムシなどがあげられます。

  • 毛虫…葉を食害して木を弱らせてしまい、毒を持つものだった場合は駆除が大変
  • カイガラムシ…木から栄養を吸い取って成長を阻害し、排泄物が病気の原因になる

虫が付いてしまったら、直接取り除くか薬剤を散布するなどの対処をしなければなりません。

虫の種類によっては薬剤が効かなかったり、木が薬害(生育が悪くなる、枯れるなど)を受けたりする場合もあり、注意が必要です。

木の病気の多くは、虫の発生によることがほとんど。そのため、虫を発見したらすぐに対処することが大切です。

木の病気を放置するともろくなってしまい、台風などの強風の際に倒れる危険性があります。

そのようなことにならないためにも、最初から虫や病気に強いシンボルツリーを選んでおきましょう。

またシンボルツリーの周りに、虫が嫌がるハーブを植えるという手もありますよ。

虫が嫌がるハーブ
  • ラベンダー
  • ゼラニウム
  • レモングラス
  • タイム
  • ローズマリー

虫が嫌がる代表的なハーブにミントもありますが、ミントは地植えしてしまうとかなり増えてしまうため、鉢植えがおすすめです。

3.落ち葉の掃除

落ち葉の掃除は落葉樹にくらべると、常緑樹の方が少なくて済みます。

落ち葉が多いと隣近所に散らばらないように気を付けなければいけませんよね。

また落ち葉をそのままにしておくと、腐敗臭がしたり虫が集まってしまったりすることもあります

常緑樹のデメリット!立派になるまで時間がかかる

お手入れ不要な常緑樹のメリットでもある「成長の遅さ」は、シンボルツリーとしてはデメリットにもなります。

シンボルツリーは、シンボルと言うだけにお庭の顔となる存在感が欲しいですよね。

シンボルツリーには「高木(こうぼく)」と呼ばれる、ある程度の期間で3~4メートルほどに成長する木が利用されることが多いです。

しかし、常緑樹は成長が遅いため、立派な存在感が出るまでに時間がかかってしまいます。

また成長の遅い常緑樹は、育てるのに時間がかかっているため、高価な傾向があります。

シンボルツリーにぴったりな常緑樹3つを紹介♪

木は生き物なので、絶対に手間がかからないと断言できるものはありませんが、ほぼ手入れがいらないと言えるおすすめな常緑樹を紹介します。

1.ソヨゴ

1つ目に紹介する手入れ不要の常緑樹は、ソヨゴです。

和風洋風にとらわれない自然な姿が魅力的なソヨゴは、あらゆる住まいのシンボルツリーにおすすめです♪

私もこのソヨゴが気になっていて、庭に欲しいと思っています♪

ソヨゴは耐陰性があるため、植える場所を選びません。東北南部から九州までの地域に適しています。

雌株(めかぶ)であれば秋には赤い実が付くんですよ。

ソヨゴは成長が遅く、大きくなりすぎたり伸びすぎたりして、剪定が必要になることはほぼありません。また病気にも強いです。

ですが1点だけ…ソヨゴにはハマキムシという虫が付きます。

ハマキムシは5月から8月にかけて、その年に伸びた新芽(しんめ)に入り込み、ソヨゴの成長を阻害します。

このハマキムシをきちんと駆除するには、消毒が必要です。

しかし、ハマキムシを駆除しなくても、ソヨゴが枯れてしまうことはありません。

ソヨゴの成長が少し遅くなる程度の被害なので、無視しても良いレベルといえます。

また、ハマキムシはとても小さく、目に見えないくらいの大きさなので、あまり気になることもないでしょう。

2.ハイノキ

2つ目に紹介する手入れ不要の常緑樹は、ハイノキです。

ハイノキは関東から西の本州や四国、九州で自生(じせい・自然に生えていること)しています。

ハイノキは夏の日差しや西日に弱く、葉が黄色くなったり落ちてしまったりします。また、寒い地域でも同じく葉が落ちる可能性があります。

植える場所は関東から西の地域で、木漏れ日が当たる程度の半日陰(午前または午後だけ日が当たる場所)のシンボルツリーにおすすめです。

ハイノキは虫が付きにくく、病気で消毒が必要になることもありません。

4~5月になると、1㎝ほどの小さな白い花を咲かせます。その後にオリーブを小さくしたような実ができるんですよ。

ハイノキの葉は5㎝ほどの大きさで、先がとがった形をしています。その繊細な葉がゆらゆらと風に揺れる様子は、とても涼しげです。

成長すると10m近くに達するハイノキですが、そこまで大きくなるには何十年もかかる上に、土や日照の条件がそろう必要があります。

ハイノキの一般的な高さは3~4mほどで、成長が遅いことから樹形が乱れにくく、剪定が不要です。

3.エメラルドグリーン(ニオイヒバ)

3つ目に紹介する手入れ不要の常緑樹は、エメラルドグリーンです。

エメラルドグリーンは、その名の通り鮮やかな緑色が美しく、葉に光沢があります。寒い地域のシンボルツリーにおすすめです。

病気や虫が付きにくく、風通しの良い日なたに植えれば、ほとんど手入れがいりません。

冬は黄色の葉になるので変化が楽しめます。またクリスマスツリーとして飾る事もできますよ♪

葉を揉むと、パイナップルのようなさわやかな香りがします。

高さは4mほどになりますが、成長はそれほど早くなく、ほったらかしでもキレイに育ちます。

樹形を乱すような枝が出てきたら、その枝を根元から切ればキレイに保てますよ。

シンボルツリーにおすすめの落葉樹!季節感を演出

ここからは、常緑樹より落ち葉掃除の手間はかかってしまいますが、病気や虫が付きにくく、ほぼ手入れがいらない落葉樹を紹介します。

落葉樹の魅力は、何といっても季節の移り変わりを感じられること。

あなたのお住まいに個性や表情を与えてくれる存在になりますよ♪

1.アオダモ

バットの木として知られるアオダモ。とても丈夫で育てやすいため、シンボルツリーとしておすすめです。

わたあめのようなフワフワした白い花を咲かせ、とてもかわいいんですよ♪

北海道から九州までの、日なたから半日陰の場所に適しています。

病気や虫が付きにくく、成長が緩やかなため手入れがいらず、初心者でも管理しやすいです。

剪定は極力せずに、自然な樹形を楽しむのがおすすめです。

2.シャラノキ(ナツツバキ)

シャラノキは、6月頃にツバキに似た白い花(花径5~7㎝ほど)を咲かせます。9月から10月頃には小さな実ができます。

花や葉、幹が美しくシンボルツリーや庭木としても人気なんですよ

北海道南部から九州までの、日なたから半日陰の場所に適しています。

自然な樹形を楽しむ木なので、剪定は最低限でOKです。

シャラノキは根が浅く乾燥しやすいので、木の根元に下草を植えるなどの対策が必要になります。

3.エゴノキ

エゴノキは樹形が美しく、枝いっぱいに下向きの白い花を咲かせます。

咲き終わった花は落ちるため、やや処理の手間がかかります。

エゴノキは風が抜けるような涼し気な姿が美しく、シンボルツリーとして人気です。

暑さや寒さに強く、北海道南部から沖縄までの広い地域で植えることができますよ。

日なたに植えるのが最適ですが、半日陰でも育てることができます。

適当に剪定すると樹形が乱れるので、手入れせずに自然な樹形がおすすめです。

まとめ

  • お手入れがもっとも不要なシンボルツリーは、成長が遅く剪定しなくても良い常緑樹
  • 剪定作業は、木の形を整えることが難しく、切った枝や葉の処理も大変
  • 常緑樹の中でも、病気や虫に強いものを選ぶことで手入れが不要になる
  • 常緑樹はあまり葉が落ちないので、掃除がラク
  • シンボルツリーを常緑樹にすると、成長が遅く立派になるのに時間がかかってしまうことがデメリット
  • シンボルツリーにおすすめなお手入れ不要の常緑樹は、ソヨゴ、ハイノキ、エメラルドグリーン
  • シンボルツリーにおすすめなお手入れが少しで済む落葉樹は、アオダモ、シャラノキ、エゴノキ

住まいの顔となるシンボルツリーは、日々の生活に彩りを与えてくれる素敵な存在ですね。

小さくても植栽スペースがあれば、シンボルツリーを植えることで、あなたのお住まいをおしゃれに演出できますよ♪