カップラーメンの残り汁、シンクにそのまま流していませんか?
実は、カップラーメンの残り汁をシンクにそのまま流す捨て方はNGなんです!!
排水管に油の塊ができて、詰まったり、劣化を早めたりする原因になります。
カップラーメンの残り汁で作れるアレンジレシピがたくさんあります。
残り汁がリゾットやチャーハンや茶碗蒸しに変身しますので、残り汁を取っておいて翌日のランチに、と節約もできてしまいます。
リゾットなら少ない材料で簡単にできます。またカップラーメンの味を変えることで、また違った味わいのリゾットを楽しめます。
この記事では、カップラーメンの残り汁の正しい捨て方とアレンジレシピを紹介します♪
カップラーメンの残り汁の正しい捨て5選!
カップラーメンの残り汁の捨て方は5通りあります。それぞれ手順を解説しますね。
水やお湯を混ぜて残り汁を薄める
カップラーメンの残り汁に水やお湯を混ぜ、薄めてから捨てる方法です。
残り汁に対して、水やお湯は3倍程度の量を入れましょう。
水が残り汁と中和して、油脂も流れやすくなります。ただ、排水管に流している事自体に変わりがないため、詰まる可能性がゼロではありません。
残り汁を新聞紙に吸わせる
排水管を汚すこと無く捨てる方法の1つです。新聞紙を丸めて、カップラーメンの容器の中に新聞紙を詰めます。
新聞紙全体に残り汁を吸い込ませて、そのまま可燃ごみとして捨てましょう。
残り汁がたれてしまうことが気になるようでしたら、濡れた新聞紙をビニール袋に入れて捨てると良いですね。
家で余っている新聞紙でできるので、とても簡単に残り汁を処理できます。
ただ、こちらも難点が…。新聞紙1枚だけではカップラーメンの残り汁を全て吸い取ることができないということです。
裏技的なコツとして、カップラーメンの残り汁を鍋に入れて、加熱しながら余分な水分を飛ばすと、新聞紙の使う枚数を減らすことができます。
時間があるなら、裏技と丸めた新聞紙をあわせた方法がいいかと思います。
残り汁に片栗粉を入れて固める
お家に片栗粉と空の紙パックがあるならおすすめです。まず、カップラーメンの残り汁を鍋に入れて沸騰をさせ、片栗粉を入れます。
次に、片栗粉を混ぜた残り汁を紙パックに流し入れます。
紙パックごと冷やすと中の残り汁が固まり、そのまま可燃ごみとして捨てることができます。
ポイントは、片栗粉を多めに入れることです。しっかりと固めるようにしましょう。
残り汁を吸水ポリマーで固める
まず、吸水ポリマーとジップロック袋を用意します。カップラーメンの残り汁をジップロック袋にいれ、吸水ポリマーを混ぜます。
この時、残り汁が熱すぎるとやけどをするおそれがあるため注意しましょう。
残り汁が固まったら、可燃ごみとして捨てます。吸水ポリマーやジップロック袋を使うコストがかかりますが、1度用意したら手軽にできます。
頻繁にカップラーメンの残り汁を捨てるなら、大容量の高吸水性樹脂がおすすめです。
こちらは、残り汁を固めるだけでなく、災害時の簡易トイレとしても使えます。
「固めてポイ」を使って残り汁を固める
一番手軽にカップラーメンの残り汁を固める方法です。捨て方がわかったけど、手間をかけたくないあなたにおすすめ。
コストはかかりますが、大容量吸水ポリマーを購入するよりは安く済みます。
たまにしかカップラーメンを食べないようであれば、固めてポイを使うといいでしょう。
シーフードヌードルの残り汁で絶品ミルクリゾット
カップラーメンの残り汁、捨ててませんか?カップラーメンの残り汁は具材と出汁の旨味がたっぷり入っています。
そんなカップラーメンの残り汁をそのまま捨てるのはもったいないです。
これから紹介するアレンジレシピは通常のシーフード味から変化できて、飽きずにおなか一杯リゾットが食べられます。
・シーフードヌードルのミルクリゾット
- シーフードヌードルの残り汁 適量
- 冷凍ご飯や冷ご飯などのあまりもののご飯 茶碗半分(かなりふくらみます。)
- 牛乳 15cc
- とろけるチーズ 適量
鍋で作る場合はチーズを入れた後は焦げやすいので注意してください。
このリゾットレシピは、お好みでベーコンや余った野菜、冷凍のミックスベジタブルなどを追加してもおいしくできます。
ブラックペッパーで味変するとカルボナーラっぽくなって美味しいそうです!(私はブラックペッパーが苦手。旦那様談)
〈 作り方 〉
- 鍋に牛乳とシーフードヌードルの残り汁を入れる
- 温まってきたらご飯を入れ、沸騰しないように加減しながらゆっくりかき混ぜる
- とろけるチーズをちぎって入れ、適度にとろけてきたら出来上がり
深めの皿に移して、お好みでパセリなど散らしてもよいでしょう。
牛乳とチーズでしっかりリゾット感が出ます。ご飯の粒感を出したい方は、牛乳少な目、またはご飯多めで作ってください。
リゾットになっていて糖質は普通のご飯より少なめですが、脂質やカロリーが気になる方は牛乳ではなく豆乳で作ることをおすすめします。
辛ラーメンの残り汁で旨辛韓国風チャーハン
カップラーメンの残り汁で作れるレシピはリゾットだけではありません。
カップラーメンの残り汁でボリューム満点なチャーハンも作れちゃいます。
ここで紹介するカップラーメンの残り汁を使ったレシピは手順も少なく、簡単に作れます。
・辛ラーメン味のボリューミーチャーハン
- 辛ラーメンの残り汁(カップで袋麺でもOK) 適量
- 冷凍ご飯や冷ご飯などのあまりご飯 茶碗1杯分
- 卵 1個
- サラダ油 適量
- 小口ねぎ ひとつかみ
- チューブにんにく 2センチ
材料も家にあるもので、ぱぱっと作ることができるので時短料理とも言えますね。
〈 作り方 〉
- フライパンに油をしき、にんにくチューブを入れ、ねぎを炒める
- 油にねぎとにんにくの香りがついたら、ご飯を入れて軽く炒める
- 辛ラーメンの残り汁を入れる
- 溶いた卵を回し入れ、水分が飛んでチャーハンらしくなるまで炒める。出来上がり
小口ねぎは冷凍のものでOK!チャーハンらしさを出すために、豚小間肉やレタスなどの野菜、キムチをを足すと、よりボリューミーに食べることができます。
辛ラーメンの残り汁は、チャーハン以外にもなります!
水やコチュジャンを足して、ご飯とともにお鍋で加熱。崩した卵をまぜて、韓国のりを散らして、卵雑炊風にしてもおいしくいただけます。
カップヌードル残り汁で中華風茶碗蒸し
茶碗蒸しは普通、和風だしと卵で作りますよね。
でも、ここでは和風だしの代わりにカップラーメンの残り汁を使ったレシピを紹介します。
カップラーメンの残り汁を使って茶碗蒸しを作ることで、中華風の味わいが楽しめます。
・カップラーメン茶碗蒸し
- カップヌードルの残り汁 適量
- 卵 1個
材料はなんと2つだけ。茶碗蒸しと呼べるのか⁉と思えるほど簡単な調理です。
〈 作り方 〉
- カップヌードルの残り汁が入った器にそのまま卵を入れてかきまぜる
- ラップをかけてレンジ500W(1分30秒ほど)
- 卵のかたまり具合などを確認しながら、まだ緩ければ再加熱。出来上がり
想像以上にしっかり茶碗蒸しになっていて食べごたえがあります。
和風だしのカップ麺(どん兵衛など)を用いてもおいしくできます。
茶碗蒸しらしく、かまぼこやボイルエビ、蒸し鶏などを入れてみてもよいでしょう。
カップヌードルチリトマト味の残り汁でメキシカン風リゾット
先にカップラーメンの残り汁を使ったレシピはシーフードミルクリゾットでしたね。
カップラーメンの残り汁を使ったレシピですが、カップラーメンの味を変えるだけでさまざまなアレンジレシピを楽しむことができます。
私がおすすめするカップラーメンの残り汁を作ったアレンジレシピはトマト風リゾットとカレー風リゾットです。
用意する材料や作り方は先ほど紹介したシーフードミルクとほとんど同じです。
- カップヌードルチリトマト味かカレー味の残り汁 適量
- 冷凍ご飯や冷ご飯などのあまりご飯 茶碗半分
- とろけるチーズ 適量
〈 作り方 〉
- カップヌードルチリトマト味かカレー味の残り汁を鍋に移す
- ご飯をいれて加熱する
- とろけるチーズを入れる
チリトマト味の場合はタバスコを入れても美味しいです。
私は辛い物が苦手なのに、妊娠中になぜか酸味と辛みを求めてチリトマト味ばかりを毎日毎日食べていました。
ジャンクさとさっぱりのコラボレーションが最高です。
この二つは煮詰めると味が濃くなりすぎることもありますので、お好みで水を入れて調節してください。
チーズはかけすぎるとこってりするのでほどほどにしましょう。
まとめ
- カップラーメンの残り汁の捨て方は5通り。水やお湯を入れて薄める、新聞紙に吸わせる、片栗粉や吸水ポリマー、固めてポイを入れて固める
- カップラーメンの残り汁は具材と出汁の旨味でアレンジレシピに向いている
- カップラーメンの残り汁を使ったミルクリゾットは飽きずにお腹いっぱい食べられる
- 韓国カップラーメン(辛ラーメン)の残り汁を使ったレシピはチャーハンがおすすめ
- カップラーメンの残り汁で作る茶碗蒸しの材料は残り汁と卵の2つだけ
- カップラーメンの味を変えて残り汁でアレンジレシピを楽しむこともできる
- おすすめのカップラーメン残り汁リゾットはトマト味とカレー味
カップ麺の残り汁をそのまま捨てるのは環境にもよくないし、もったいない。
飲み干すのは塩分も気になるし、気が引ける…というあなたでも残り汁を使った2回目のアレンジレシピだと罪悪感もなくなります。
むしろリゾットや雑炊にするとご飯がいつもの量の半分ですむので、そのまま飲み干すより塩分摂取も控えられ、糖質オフにもなります。
残り汁の再活用なのでもちろん節約にもなるので一石二鳥です。
美味しい節約ズボラレシピとして楽しんでいただけたら幸いです。