アスパラガスは離乳食後期の噛む練習をする為におすすめの緑黄色野菜

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アスパラガスはシャキシャキとした食感が楽しい緑黄色野菜ですが赤ちゃんには離乳食中期から与えることができます。

ただアスパラガスは食べる箇所によって少し苦味を感じたり、繊維があるので口に残りやすかったりします。

その為アスパラガスは、離乳食に慣れてきた後期から与えることをおすすめします!

茹でても繊維が残る場合があるアスパラガスですが、下ごしらえをしっかりすることで美味しく食べることが出来ます。

この記事では、離乳食後期から美味しく食べられるアスパラガスの下ごしらえや冷凍方法も教えます。

また、少し歯ごたえがある食材も食べられるようになってきた後期におすすめの、アスパラガスを使ったレシピをご紹介しますのでぜひお試しください♪

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アスパラガスは離乳食後期からがおすすめの理由

鮮やかな緑のアスパラガスは食卓に一皿プラスするだけで鮮やかになりますよね。

アスパラガスは離乳食の後期から取り入れることをおすすめします。

野菜の中でもアスパラガスは離乳食の中期(7~9ヶ月)から食べることが出来るのです。

しかし、少し苦みがありアスパラガスはすりつぶしにくい野菜なので、まだ離乳食を始めてすぐの赤ちゃんによっては嫌がる場合があります。

離乳食を食べ慣れてきた後期から使うことで嫌がらずに食べることが期待出来ます。

食べることが少しずつ上手になってきた後期ですがアスパラガスを初めて与えるときには穂先(ほさき)にの部分を加熱して柔らかめに調理して下さい。

離乳食でアスパラガスを後期で使う時の下ごしらえ

あなたはアスパラガスを茹でて食べたときに茎の方が少し筋っぽい食感だった経験はありませんか?

赤ちゃんには美味しくアスパラガスを食べてもらいたいですよね。

後期の離乳食でアスパラガスを使う場合の下ごしらえは、茎の部分は切り落として茹でましょう。

私はアスパラガスが大好きなので春が旬のアスパラガスをスーパーで見ると喜んで買います。

しかし、下ごしらえをして茹でたアスパラガスを食べてみると少し口の中に筋が残ってしまいます。

長い時間茹でると今度は逆に水っぽくなってしまったという経験があるのです。

繊維が多いと感じるのは茎の部分です。茹でる前に茎を切り落とすという下ごしらをすると赤ちゃんは嫌がらずに離乳食を食べてくれますよ。

切り落とした茎の部分はあなたや家族が食べることでフードロスの無駄にはなりません。

繊維を断ち切るように斜め切りやみじん切りにすれば筋が残ることは改善できます。

アスパラガスの茎ってどの部分からのことなのかな?

茎の切り落とす部分の目安はアスパラガスの根元(下の部分)を持って『ぽきっ』と折れた場所です。

筋の少ない部分と多い部分の境界線の目安となるのでぜひやってみて下さいね。

離乳食では、ぽきっと折れた穂先(上の部分)を使うようにしましょう。

最初に離乳食で与える場合は穂先の部分を柔らかく茹でて、少しお湯で伸ばしながらすり潰しましょう。

後期には2~3ミリのみじん切りを少しずつ食べさせることで噛む練習になります。

食べ慣れてきたら穂先の柔らかい部分だけではなく、根元の部分もピーラーで皮をむいて柔らかく茹でることで食べられます。

後期食の後半から完了期にかけて3センチ程の長さに切った穂先をあげることで手づかみ食べの練習にもなるのでおすすめです。

アスパラガスは繊維質が多い食材なので食べていて喉にひっかかったり、口に残ったりする場合もあります。

アスパラガスを離乳食で与える前には大人が味見で確認をすることで、安心して与えられますので、ぜひやってみましょう。

アスパラガスは下ごしらをすることで美味しく食べられますので、ぜひ離乳食で与えるときには穂先の部分を使いましょう。

アスパラガスを茹でるときのポイントは時間

アスパラガスは食感が良い野菜ですが離乳食で使うときには柔らかくすることが大切です。

茹でる時間は5分ほどを目安にして下さい。茹で終えたら少し粗熱を取るためにザルに置きましょう。

アスパラガスをもっと手軽に調理できる方法はないかな?

確かにお鍋を出して茹でるのは時間がかかりますよね。アスパラガスは電子レンジでも調理することが出来るんです。

耐熱容器にアスパラガスと水を少し入れます。ふんわりとラップをして600wで約1分温めると出来上がりです。

わざわざお鍋を使わなくても柔らかくなるので手軽に出来ますよね♪

余談ですが、大人用のアスパラガスを茹でる調理時間は1分半が美味しく食べられるポイントです。

フライパンに少量のお湯を沸かし、まず根元のみを30秒茹で、その後にアスパラガス全体を入れ蓋をして1分で完成です。

これでもう水っぽくベチャッとしたり筋が残ったりしないアスパラガスの下茹での完成です。

アスパラガスは疲労回復に効果的な緑黄色野菜

ひょろっと細いアスパラガスですが細い見た目と比べて栄養もあります!

アスパラガスに含まれている栄養と効果をご紹介します。

<食べることで疲れが回復して元気になる>

栄養ドリンクと同じ成分が含まれているおなじみの『アスパラギン酸』がアスパラガスには含まれています。

アスパラギン酸はアミノ酸の仲間で疲労回復に効果的な栄養です。

<ルチンが含まれているので丈夫な血管にしてくれる効果がある>

アスパラガスに多く含まれているルチンは体中に流れている血管を強く丈夫にしてくれるメリットがあります。

血流を改善してくれるのでむくみにも効果的なんです。

<アスパラガスにはビタミンが豊富に含まれている>

ビタミンCやビタミンEなどを豊富に含むアスパラガスは肌を美しく保ってくれる効果があります。

特に栄養が多く含まれているのは穂先の部分なので離乳食にもおすすめの食材です。

ぜひ赤ちゃんをはじめ、家族みんなでアスパラガスを食べましょう。

アスパラガスは離乳食後期では冷凍保存を活用しよう

離乳食で下ごしらえをしたアスパラガスは冷凍保存が出来ます。

アスパラガスを冷凍するときには冷凍用の保存容器や製氷皿を使うと1食分ずつ取り出せるのでおすすめです。

私も現在9ヶ月の後期食の息子がいますがリッチェルの小分け保存トレーを使っています。

リッチェルのトレーは素材が柔らかいので食材が取り出しやすいです。力を入れず、一つずつ取り出せるので本当におすすめの商品ですよ♪

後期は朝、昼、夜と3回食になるので離乳食の準備をするのが大変ですよね。

冷凍保存は離乳食後期に特におすすめです。

食べる量が少ない初期に比べて後期は冷凍をしておく事で食材が足りないと慌てる事もなく、様々な食材を組み合わせて味付けをすることも出来ます。

温めればすぐに使える冷凍保存ですが注意することもあります。

冷凍をするときの注意点
  • 雑菌が増えるので一度解凍した離乳食はもう一度冷凍しない
  • 清潔な保存容器に入れて冷凍をする
  • 美味しく食べるために1週間を目安に食べきる

アスパラガスは栄養がある緑黄色野菜です。子育てで忙しいあなたの負担が減りますように、ぜひ冷凍保存を活用してみて下さい。

アスパラガスを使った後期レシピのレシピをご紹介

後期になると食べられる食材も増えてきて、赤ちゃん自身もだんだん「自分で食べたい!」という気持ちが強くなります。

また今までペースト状だった食材も口をしっかり動かしてもぐもぐと食べられるので5~8ミリの大きさのみじん切りも挑戦出来るようになります。

今回は後期でおすすめのアスパラガスを使ったレシピをご紹介しますね。

アスパラガスのサラダ

<材料>

  • アスパラガス 15g
  • にんじん 10g
  • 無糖ヨーグルト 20g
  • 醤油 2滴
  • すりごま 少々

<作り方>

  1. アスパラガスはピーラーを使って皮をむく
  2. にんじんを茹でてみじん切りにする
  3. 全ての材料を混ぜ合わせて完成

醤油を入れることで風味づけと食欲もアップしますね。甘さもありおすすめのサラダです。

アスパラとツナのパングラタン

<材料>

  • アスパラガス 10g
  • 8枚切り食パン 1枚
  • 牛乳 30ml
  • ノンオイルのツナ缶 15g
  • 粉チーズ 少々

<作り方>

  1. アスパラガスは柔らかく茹でてみじん切りにする
  2. パンの耳は取り除き手でちぎって、牛乳に浸しておく
  3. ツナは水切りをしておく
  4. 耐熱容器に1.2.3を入れて粉チーズをかける
  5. トースターで2分ほど焼いて完成

たんぱく質も主食も摂れる万能な離乳食のレシピです!パンは牛乳を浸すことでしっとりするので食べやすくなります。

豚肉のアスパラチーズ巻き

<材料>

  • アスパラガス 穂先部分3本
  • 豚肉 2枚
  • 小麦粉 少々
  • とろけるチーズ 1/2枚

<作り方>

  1. アスパラガスは柔らかく茹でて細切りにしておく
  2. 豚肉に小麦粉を薄くまぶしておく
  3. 2にとろけるチーズとアスパラガスを乗せくるくると巻いていく
  4. フライパンに油を引いて3を並べ、少しずつ転がしながら肉に火が通るまで焼いて完成

アスパラガスを巻くときにはきつめに巻くのがポイントです。

フライパンで焼くときには巻き終わりを下にすると具材がバラバラにならないので並べるときにやってみて下さいね。

緑が綺麗なアスパラガスをレシピに取り入れると、見た目も鮮やかで見栄えが良くなるので、ぜひ色々な食材と組み合わせて活用してみましょう。

栄養価も高いのでぜひアスパラガスのレシピを取り入れてみよう!

赤ちゃんは離乳食後期になると手の動きが発達して自分でスプーンを掴んだり、手づかみをしたりするようになります。

手を使って食べ物の感触を確かめて口に入れる姿が見られます。

今までの離乳食の与え方に比べると床やテーブル、口の周りが汚れてしまうのでママは後片付けが大変ですよね。

しかし手づかみ食べは食への興味が増したりスプーンを上手に持てたりとメリットがあります。

赤ちゃんが一度にたくさんの量を口に入れていないかなど見守りながら手づかみ食べの練習も出来るときには挑戦させてみましょう。

まとめ

  • アスパラガスは離乳食の中期から食べられる
  • アスパラガスは食べる箇所によって少し苦味があり、繊維もある為、離乳食に慣れてきた後期から与えることがおすすめ
  • 初めて与えるときに穂先(ほさき)にの部分を加熱して柔らかめに調理する
  • 後期には2~3ミリのみじん切りも少しずつ食べさせることで噛む練習になる
  • 離乳食で与える場合の茹で時間は5分ほどを目安にする
  • アスパラガスは疲労回復や血管を丈夫にしてくれる効果がある
  • 栄養価が高いのは穂先の部分で離乳食にもおすすめ
  • アスパラガスは冷凍保存が出来る
  • 赤ちゃんは離乳食後期になると手の動きが発達して自分でスプーンを掴んだりするので、手づかみ食べのメニューを取り入れる

栄養価が高いアスパラガスですが、私もまだ子どもに与えたことがなかったのでぜひ取り入れてみたいと思います。